概要
CV:石川由依
久野木学園の1年生MF。華麗なテクニック、局面を打開するパスセンス、シュート精度の高さを誇る詩人(ファンタジスタ)タイプで周囲から天才と称され、名将鷲巣監督に「井藤のプレーを見ていると年甲斐も無くワクワクしてしまう。」と言わしめる程の実力者である。
だが、中学時代は所属していたクラブチームの監督が世界で戦う為にフィジカルのみを重視し、彼女のような詩人タイプの選手を認めない堅物だったため、試合にほとんど出してもらえず才能を埋もれさせられるという不当な扱いを受け続け、世代別代表の経験が全く無かった。
そんな状況を見かねた真央に誘われて共に久野木学園に進学した後はその才能をいかんなく発揮している。
そのプレースタイル、中学時代の境遇は希と似通っており、大差で負けている状況で完全に集中している希が華麗なプレーを連発して自分を抜き去った際彼女自身に惹かれ、その後フットサル大会会場で偶然再会した際は、まるで片思いの異性に会った時のように乙女の顔をしてもじもじしていた。なお、この際希も同じようなリアクションをしており、彼女の貴重な女子高生らしい一面が見れた。
なお、ロールケーキが大好きで、蕨青南高校との練習試合のハーフタイムおよび試合終了後の補給食として口にしていたほか、フットサル大会会場で偶然希達と再会した際もロールケーキを手にしており、助っ人を頼まれた際も「ロールケーキ奢ってくれるならいいよ。」と言って快諾した。
ちなみに、市販されている皮付きのロールケーキを愛好しており、フットサル大会終了後に希達と行ったファミレスで皿に乗った高級品を注文された際は普段の冷静さを無くして駄々っ子のように不満を言いまくり、希達をドン引きさせ、親友の真央を呆れさせていた。