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プロフィール編集

所属御台場女学校
レギオンLGロネスネス
年齢/学年15歳/1年
誕生日3月10日
ポジションTZ/BZ
レアスキルテスタメント
使用CHARMケラウノス、ヨートゥンシュベルト
高辻麗(22/7)柴田茉莉

概要編集

ロネスネス所属。

御台場史上屈指の射撃モードの鬼才であり、「岬の聖射手」の異名を持つリリィ。


姉は菱田治横山梓の幼馴染にして「輝ける世代」の一人である今村咲魅で、姉の死後、「姉の遺志を継ぐ」形でリリィとなった。

咲魅は川村楪と並んでファンタズムに覚醒すると期待されたリリィであり、もし彼女が覚醒すれば御台場初のファンタズム持ちリリィになると見込まれていた。そんな咲魅の妹である紫は「咲魅の妹」としての期待に圧し潰され、従来の自信のなさから目立たないように学校生活を過ごし、同じく成績不振で後にファンタズムに覚醒する河鍋薺と仲良くしていた。


そんな彼女に可能性を見出したのが、同級生の梢・ウェストであった。


薺経由で紫と知り合った梢は彼女のマギが自身のものと性質が近しいと感じ、彼女に自信をつけさせるために外に連れ出して回った。だが、それだけではうまくいかず、むしろ「梢のお荷物」と逆に自信をなくすことになった。


紫に転機が訪れたのは、かの有名な「御台場迎撃戦」でのことだった。

当時中等科生であった紫は梢と共に逃げ遅れてしまい、第5部隊の「新辰巳橋の死闘」に巻き込まれることとなった。この戦いは御台場迎撃戦において唯一失態を犯したと言われる第5部隊が、「グンタイアリ」と呼ばれるヒュージ群とギガント級数体を新辰巳橋に誘導して足止めするという、正しく「死闘」と言うべき戦いであった。

怖がり動けなくなった紫に対し、梢は緊急対応用の第1世代の弓型CHARMで必死に第5部隊の援護を行った。その姿を見た紫は覚悟を決め、射撃型の第1世代CHARMを手に戦闘に参加する。紫は第5部隊のノインヴェルト戦術を援護すべくスモール級ヒュージを次々と撃ち落とした。このとき、紫は射撃モードの才能に開花、以降は射撃モードを中心に戦うようになった。射撃に成功するたびに上機嫌になり、普段と打って変わって饒舌で戦闘狂のような性格に変わるようになったのもこの頃からである。ただ、このときはまだ完全には覚醒しておらず、射撃のコツを掴んだだけに留まった。


彼女の真の覚醒を促したのは、紫が自主練しているときに出会った一つ年上のリリィ、井草昴であった。昴は技術的なアドバイスではなく、「苦しみは成功から得られる」という御台場女学校の校訓を身体で理解させるような、精神面でのアドバイスによって彼女を導いた。元々人についていきやすい性質の彼女はやがて昴に様々な助言を求めるようになり、ついに紫はリリィとして大きな飛躍を遂げることができたのであった。


使用CHARM編集

ケラウノス

ウルカヌス・インダストリー社製の第3世代CHARM。

紫のユニークCHARMで、射撃が得意な彼女らしく射撃モードに特化している…………どころか、「剣と銃」の組み合わせを基本としたCHARMの常識を真っ向から覆す「射撃モードしか存在しない」異端のCHARMである。

変形することでスナイパーライフル型の「中距離射撃モード」と、高出力キャノンを備えた「高出力砲モード」、マシンガン型の「短距離連射モード」を使い分けることができる。

開発者は真島百由


ヨートゥンシュベルト

御台場女学校のリリィが高等部に進学した際に、ガーデンから支給される第1世代CHARM。彼女のものはグリップに金色のラインが入った黒い短剣の形をしている。


容姿編集

クリーム色に近い黄色の髪で、髪型はボブ。両脇から伸びた髪は縦ロールになっている。咲魅の形見である、赤い石の髪飾りが特徴的。


そして無論、ロネスネスメンバー共通でかなり立派な物を持つ。


各作品での活躍編集

舞台「アサルトリリィ 御台場女学校編 The Singular Ability」編集

ロネスネスの一員として、御台場近辺に出現したヒュージの討伐に参加した。

この舞台では、菱田治と、彼女による「富士見橋破壊」がテーマの一つとなっており、彼女と縁の深い紫もまた、物語において重要な役割を果たしている。


関連人物編集

今村咲魅(演:柴田茉莉

実姉。かなり仲が良かったが、明るく自己主張の激しい彼女に、紫は依存気味であったという。

病で夭逝した姉の遺志を継いでリリィになった紫だが、「偉大なる姉の妹」としての重圧に苦しめられることとなる。


余談だが、咲魅の中の人は第二弾にて、妹である彼女の役を担当する。


菱田治(演:林田真尋)、横山梓(演:野本ほたる

姉の親友で、幼馴染。現在はヘオロットセインツに所属。

咲魅と交わした誓いによってストイックに戦うようになった治は、重圧で思うように戦えなかった紫と道を違えるようになった。

Twitterの「二川二水 アサルトリリィ公式アカウント」の解説によれば、紫が現在ロネスネスに所属しているのも、治や梓との仲が今でもギクシャクしているからだと言う。


一方で舞台「The Singular Ability」では、治が負傷した紫の様子をひどく心配するなど、関係性が比較的良好になっている。


梢・ウェスト(演:有沢澪風

ロネスネスに所属する同級生。

紫のマギが自分と近しいものであると感じ、彼女の弱気を解消しようと外に連れまわした友人。紫とずっと一緒にいることで彼女を支え、後に御台場迎撃戦の「新辰巳橋の死闘」に紫と共に参加。勇気を出して第1世代CHARMで援護したことで、紫に戦う決心をつけさせた。


井草昴(演:吉宮瑠織(旧名:海乃るり(22/7)))

ロネスネスに所属する二年生。

紫が自主練をしているときに出逢い、それ以降彼女に師事している。昴の厳しいながら愛のある指導は、臆病ながら根性はある紫と相性が良かったらしい。


ちなみに昴もまた、かつてはスキラー数値が10未満でリリィになるのが絶望的な状態から、スキラー数値が90を超えるロネスネスのダブル司令塔の一角にまで上り詰めた「マディックの希望の星」である。


河鍋薺(演:河内美里

ヘオロットセインツに所属する同級生。

紫がリリィとしての才能を開花させる以前からの友人。彼女も今でこそ数少ない御台場女学校のファンタズム持ちとして活躍しているが、かつてはスキラー数値も低く、その才能を疑問視されていた。


鈴木因(演:白石まゆみ

ヘオロットセインツに所属する同級生。

舞台「The Singular Ability」では事件が解決した後に、アドリブパートで因と紫が「あっち向いてホイ」や指相撲、手押し相撲で遊ぶ姿が見られた。


ドール編集

2021年4月1日より、藤田槿と共にスペシャルレジンキットの予約が開始されていた。それ以降しばらくは入手の機会がなかったが、2021年12月末から2022年1月上旬にかけて開催された「アサルトリリィガーデン合同學藝祭2&POP UP SHOP」にて彼女のヘッドパーツセットが販売された(序でに、太ももパーツと夫々のCHARM、ドールで発売済みのキャラを含む数名のアールヴヘイムのメンバーのヘッドパーツも販売された)。


また、前者はロネスネスメンバー共通のプロポーションの再現にかぶせ物パーツを採用している(槿もまた然り)ため、着せ替えする事を考えると更にコストは掛かるが胸部のみM脚LL胸を使うのが妥当。


…規格にマッチしている船田姉妹は未だしも、どうしてこうなった…。


尚、リリィバトルクロスシリーズでプラキットの企画が立てられている。


その他編集

テスタメントの弱点克服法編集

紫のレアスキル「テスタメント」は、他のリリィのレアスキルなどの効果範囲を広げる非常に有用なスキルだが、「マギの防御結界が薄くなってしまう」という大きな欠点を抱えている。そのため、有名なテスタメント持ちのリリィは様々な方法でそのデメリットをカバーしている。

紫の場合は射撃や弾幕によって間合いや敵の侵入ゾーンを調整することでテスタメントの欠点を補っている。他にも、


回避術を極める(完全回避)川村楪


マギを使って防御する(ジャストガード)渡邉茜郭神琳


ブーステッドスキル「リジェネレーター」で傷を塞ぐ黒木・フランシスカ・百合亜


防御力と生存能力の向上に優れたCHARMを使用する郭神琳土岐紅巴


何故かヒュージの攻撃が外れる内田眞悠理


など、多種多様な方法が存在している。


関連項目編集

アサルトリリィ御台場女学校

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