変身者
・ミカゲ
概要
「ヤスエダ-YASUEDA」氏がYouTubeにて公開中のマインクラフトアニメ「仮面ライダーマイゼン」に登場する仮面ライダー。
本作におけるダークライダーにして3号ライダーであり、ミカゲがミカゲドライバーを使って変身する。
外見・能力
基本的な外見はマイゼン・ソタイフォームとほぼ同一であり、ベースカラーはビリジアン。
だが、マイゼンとはベースカラーに相当する部分と体の中心部の一部配色が逆になっており、複眼もマイゼンに比べて、つり目になっている。モブカードを使用した際は各部の黒い部分がカードに対応した色に発光する。
戦闘力は非常に高く、マイッキーフォームになったマイゼンを2度も圧倒している。
特徴として「エヴォーカーシステム」を搭載しており、エヴォーカーファングやヴェックスの使役など、エヴォーカーの能力も強化された状態で使用できる。特にエヴォーカーファングは攻撃だけでなく防御、敵の拘束、手に召喚して武器にする、敵を壁に引きずり込む、踏み台にして大ジャンプするなど様々な使い方が出来る。ヴェックスも敵にぶつけて爆発させるなども可能。
マイゼン同様モブカードの力を使うことが出来るが、こちらはフォームチェンジではなく幻影体としての召喚・使役に特化しており、モブカードを装填してクラフトスキャンを行うことで手駒として呼び出し、戦わせることが可能。
一方であちらと異なりフォームチェンジ能力はなく、基本性能が突き抜けている相手には決め手不足になりがち。
複数人との戦闘になると流石に苦戦するようで、第4話にてそれぞれゾンビフォーム・ハスクフォーム・ドラウンドフォームに変身したトリプルマイゼン相手には圧倒されていた。
仲間入り以降のミカゲはモブカードを一切持っていない上、最強フォームのヒナタフォームも常用は出来ないため、今一つ本領を発揮しきれていない(SEASON2ではマイゼンからガーディアンカードを借りている)。
アイテム・マシン
変身ベルト。マイゼンドライバーの同型であり、こちらはライダーのフォームチェンジ能力を殆ど持たない代わり、モブの幻影を大量に召喚し使役することが可能。
- エヴォーテクター
エヴォーカーファングを模した拡張ユニット。ミスターブラックがドライバーを修復した時に追加した。ドライバーを操作するとファング部分が稼働する。
エヴォーカーシステムを小型化したものであり、強力なモブに対してもその力をコントロール可能になる。
ミスターブラックはウォーデンカードがドライバーの制御能力を超えたパワーを持つことを第8話で確認しているため、その対策として用意したと思われるが、ミカゲは対応するカードを持っていないため、戦闘中に外れたこのユニットをマイゼンが借用したことで真価を発揮することになった。
しかしそのマイゼンの挙動を見る限り、エンダードラゴンなどのテクターが強制換装されるタイプのボスモブカードはこのユニットを以てしても外部制御は不可能とみられる。実際にエンダードラゴンフォームでは変身と同時にエンドラテクターに強制換装されており、エンダードラゴンの意思次第では完全に乗っ取られる状態になっていた。ウィザーに関しては不明だが、Season1の終盤で登場したウィザーストームは強力過ぎる為言わずもがなだろう…。
主にモブの召喚に使用する。ヒナタのみフォームチェンジに使うことが出来るが普段はカードになっていないため常用は出来ない。
- 専用バイク(名称不明)
第6話にて登場したバイク。
こちらもマイゼンのマイゼンザーに似ており、ミカゲの意思を受信することでフロント部分から対象をモブカード化させる光線を発射することが可能。光線をモブカードに当てるとカード化を解除できる。
Mr.ブラックによってドライバーの修理と並行して遠隔操作機能がつけられたが、SEASON2でネオピグマにより破壊されている。
技・必殺攻撃
- エヴォーカーファング
ミカゲ自身の能力であり、邪悪な村人の一人であるエヴォーカーが使うものと同じ。
あちらと異なりトラバサミの要領で相手を拘束するために使われることが多い。また、手に装着してパンチ力を上げることも可能。
ヒナタフォームではアレイの特徴を反映した巨大なものに変化する。
- ヴェックス召喚
こちらもミカゲの能力で、エヴォーカーが使役する悪魔「ヴェックス」を使役する。Season2で召喚されるヴェックスは、本家マインクラフトのアップデートに合わせたのか見た目が変更されている。
フォームチェンジ能力を持たないミカゲにとっては手数を確保するための重要な手駒であり、第4話ではクリーパーカードと併用することで街全体に大爆撃をかけた。
- モブ召喚
『クラフトスキャン…!』
モブカードをミカゲドライバーに装填して発動。対応するモブの幻影を召喚・使役する。
ミカゲの持ち味というべき機能なのだが、対応するモブカードは全てマイゼンのフォームチェンジ用であるため、使われたのはSEASON1ではたったの1度、SEASON2でも今のところ第5話のみと少ない。
- クリーパー
SEASON1第4話で発動。無数のクリーパーを召喚しヴェックスに投下させて深夜の街を壊滅させた。
- ガーディアン
SEASON2第5話で使用。マイゼンから貸与されたガーディアンカードをスキャンして無数のガーディアンを召喚、投擲する端からマイゼン・スケルトンフォームの弓矢で命中させるという連携を披露している。
フォーム
- ソタイフォーム
マイゼン・ソタイフォームの色違いに近い姿をした基本形態。
本来想定されていたのはこの形態のみ。
ちなみにクラフトアンドブレイクはこの形態でも発動可能だが、必殺技はない(SEASON2第5話ではスマナイザーに同乗した状態で発動し、増幅されたエネルギーをスマナイザーに送り込んでライダーブレイクの威力を高めている)。
- ヒナタフォーム
『クラフトスキャン!』
『ヒナタ…!』
ヒナタのモブカードを装填して変身する強化フォーム。
このライダーシステムでは唯一の派生形態であり、マイゼンのマイッキーフォームと同じく真っ白な仮想空間でミカゲ、ヒナタの二人が息を合わせて戦う。
変身時にはソタイフォームそのものが発光し、アレイの特徴を表出するという独自のプロセスを踏む。
能力そのものはソタイフォームの単純な強化版で、身体能力の大幅な向上に加えて飛行能力を備え、アレイの翼が生えた巨大なエヴォーカーファングを召喚可能。初変身の第10話ではそれまで歯が立たなかったエンダードラゴンバグマンに対して互角以上の戦いを繰り広げた。
とはいえ戦う相手が毎回度を超えて強いためか、最強フォームとしては苦戦が多い。
さらに根本的な欠点として、装填されているカードがヒナタのもので固定されるため、ミカゲ本来の持ち味であるモブ召喚は物理的に不可能。
必殺技はアレイの姿となったヒナタの幻影を纏ってライダーキックを叩き込む「アレイダーキック」。
活躍
- 第2話
終盤、アイスオロジャーカードをミカゲドライバーに装填する形で変身。初お披露目となった。
- 第3話
ゾンビバグマンと交戦していたマイゼンの目の前で変身。
自身に助けを求めたゾンビバグマンをエヴォーカーファングで用済みとばかりに処刑し、マイゼン・マイッキーフォームを圧倒。エンダーマンフォームにフォームチェンジされて撤退されるものの、その強さを遺憾なく発揮した。
- 第4話
序盤にて、クリーパーバグマンに変身した緑服の構成員の自爆から身を守るために変身。エヴォーカーファングで自身の周りを囲うことで重傷を免れた。
その後、深夜の街中でクリーパーカードを使用。召喚したクリーパーをヴェックスたちに投下させることで爆破テロを起こし、地獄絵図と化した街を徘徊しているところに向かってきたマイッキーを軽々と痛めつけた。この行動は駆け付けたぜんいちの怒りを買い、彼が変身したマイゼン・マイッキーフォームと交戦。
前回と同様、高い戦闘力を以て圧倒するが、マイゼンがゾンビフォームにフォームチェンジしたことで苦戦。形勢逆転されかけるが、ミカゲはエヴォーカーファングでマイゼンを地面に引きずり込み拘束。召喚したクリーパー2体をけしかけて自爆に巻き込ませようとするも、さんどの妨害により失敗する。
さんどは鉄の剣を構え、マイゼンの制止を振り切ってミカゲを斬りつけるが、もろともせず彼の首を絞める。しかし、さんどは自身に斬りかかる直前、マイゼンに触れられていたためゾンビフォームに変身。ゾンビチェンジャー クロウモードによる反撃をくらい、吹き飛ばされる。
さらに、マイゼンを助けるべく駆け付けたぺんこまでもゾンビフォームとなり、憤ったミカゲはヴェックスにクリーパー2体を3人の頭上に投下させ、爆発でさんどマイゼンとぺんこマイゼンを吹き飛ばした後、自身はさんどマイゼンに迫る。
しかし、さんどマイゼンに装着されていたゾンビチェンジャーが近くの砂を取り込んだことで、彼はハスクフォームにチェンジ。
ハスクフォームが放ったインジェクションモードによる刺突で毒を注入され、弱ったところにドラウンドフォーム(ぺんこ)がゾンビチェンジャー トライデントモードから射出したトライデントの直撃をくらい、電柱に叩き付けられてしまう。
そして、集結したトリプルマイゼンの猛攻を立て続けにくらい、最後は必殺技のゾンビトライフォールを受けたことで、初のオーバーダメージによる変身解除をすることとなった。
- 第6話
黒と金の服を着た超襲撃社構成員がクモに襲われていたところに、専用バイクに乗って登場。
パンチ一撃でクモをダウンさせて捕えた後、バイクから光線を発射させてクモカードに変えた。その後、クモカードは助けた構成員に渡し、彼がクモバグマンに変身するために使うこととなる。
しかし、この一連の行動はミスターブラックに目撃されており、クモバグマンも後に撃破されてしまう。
- 第9話
アイスオロジャーに誘拐されたヒナタを助けるためミスターブラックに修復、改造された新ミカゲドライバーを使用し変身。マイゼン、スマナイと共闘した。クモバグマンの攻撃に捕らわれたマイゼンを助けたり、その後も協力してバグマン達を撃破、バイクに乗って超襲撃社へと向かった。
- 第10話~第12話
マイゼン、スマナイと共同で本社に潜入。中心部でアイスオロジャーを発見した時には既にヒナタはモブカードにされてしまっていたものの、マイゼンによって即座に奪還された。
その後マイゼンと共にアイスオロジャーが変身したエンダードラゴンバグマンと激突するが、ライダーとしての強みを捨ててしまったためにボスモブのバグマンの力に太刀打ちできず昏倒させられる。
しかし、ドライバーに滑り込んで来たカードを介してヒナタの力に触れ、かつての記憶を取り戻すとともにヒナタフォームへの変身に成功。
それでも一度はエンダードラゴンバグマンの前に撃墜されるものの、ドライバーから外れたエヴォーテクターがマイゼンの手に渡ったことでウォーデンフォームが制御可能になり、後から駆け付けたスマナイも含めた3人で戦闘員たちを蹴散らしアイスオロジャーを追撃する。
最終的にウィザーストームバグマンへの変身を許してしまったものの、超強化されたウィザーストームはアイスオロジャーの意識を飲み込み暴走。街に現れたのを追撃し、最終決戦に挑む。
バカげた攻撃力と再生能力を持つウィザーストームバグマンを前に何度も危機に陥るものの、マイゼンのサポートに回ることで勝利に貢献した。
- 第1話(SEASON2)
オーバーワールドで開かれた祭りにスケルトンバグマンに対抗するため変身。
バグマンが現れたことに真っ先に気づいたものの、真っ先にターゲットにされたことでトロッコから転落してしまい気絶。
その後、目を覚ましたところでヒナタに現状を伝えられて変身、トドメを刺されかけていたマイゼンを救出すると弾かれていたシールドを回収して渡した。
そのままスケルトンアローをエヴォーカーファングで弾きながら詰め寄り、二人がかりでタコ殴りにした上でマイゼンが壁に蹴り飛ばしたところを三連エヴォーカーファングで拘束、分離回避を封じてトドメに持ち込んだ。