曖昧さ回避
- まいぜんシスターズの略称「まいぜん」の表記揺れ。
- 「ヤスエダ-YASUEDA」氏がYouTubeにて公開中のマインクラフトアニメ「仮面ライダーマイゼン」に登場する仮面ライダー。本項で解説。
概要
変身者
・ぜんいち
・さんど(第4話)
・ぺんこ(同上)
「ヤスエダ-YASUEDA」氏がYouTubeにて公開中のマインクラフトアニメ「仮面ライダーマイゼン」に登場する主役仮面ライダー。
ぜんいちがマイゼンドライバーを使用して変身し、モブカードを装填することで様々なフォームにフォームチェンジが可能。
能力の大本であるモブの特性をほぼそのまま反映するため、状況や環境から強く影響を受ける。
外見
ベースカラーは赤で、フォームチェンジに応じて体の中心部の柄と複眼の色が変化する。
変身ポーズ
左腕を横に突き出しながらドライバーのレバーを引くという、至ってシンプルなもの。
「変身!」のコールはディケイドよろしくカードを構えた段階で発声される。
アイテム・マシン
変身ベルト。超襲撃社が開発した「新型ドライバー」の試作型。
変身に使用するカード。マイッキーやモブなどのキャラクターが封じ込められている。
- マイゼンザー
マイゼンの専用バイク。
第1話にてガーディアンバグマンを撃破した後、マイゼンの意思を感知してどこからか現れ、以降はぜんいちが移動手段として用いている。第5話ではライダーブレイクを披露した。
フォーム
- ソタイフォーム
ドライバーのみで変身する初期形態。
スペックはかなり低く、戦闘員程度ならば戦えるが、バグマン相手には苦戦を強いられることがほとんどである。そのため、基本的にはマイッキーフォームなどのモブカードを用いた形態に変身して戦闘を行う。
フォーム名の通り、マイゼンのベースとなる素体であるため、マイッキーフォームに直接変身する際は一瞬だけこのフォームになってから変身する。
最初期のライダーシステムであるためか、マイゼンのこの形態はスマナイ、ミカゲとは異なり基本形態の前段階に位置付けられている。そのためこのフォームからはマイッキーフォームにしか移行できず、他のモブカードをスキャンすると幻影体が現れるだけになる(この差異についてはマイゼンドライバーの記事も参照)。
幻影体は元のモブの能力をそのまま発揮できるらしく(実際にエンダーマンは瞬間移動している)、やろうと思えばミカゲ同様モブの使役も可能と思われる。
フォームチェンジの際には対応するモブが前方に幻影として現れ、マイゼンに重なるようにして能力を付与するというもので、元ネタは仮面ライダーイクサ。
- マイッキーフォーム
『クラフトスキャン!』
『マイッキー!』
マイッキーカードを装填して変身する事実上の基本形態。メイン画像の戦士。変身音は正統派ロック。
ソタイフォームから全てのスペックがバランスよく向上し、バグマンとも渡り合える戦闘能力を発揮する。変身中のぜんいちはマイッキーと共にインナースペースを彷彿とさせる真っ白な仮想空間の中におり、2人で息を合わせながら戦う。派生形態にフォームチェンジした際は、装填したモブカードの中にいるモブが空間内に出現する(例えばガーディアンフォームの場合は空間の後ろでガーディアンが飛び跳ね、エンダーマンフォームの場合はエンダーマンが二人の空間に加わる、といったようになっている)。
派生形態へのフォームチェンジは必ずこの形態を経由しなければならないため、マイッキーが戦えない状態では戦力が大幅に低下する。
固有武器は亀の甲羅を模した盾「マイッキーシールド」。文字通り盾として用いる他、打撃武器や投擲武器としても使用可能であり、これを用いた攻防一体の戦い方を得意とする。
必殺技はマイッキーシールドを敵に投擲して拘束し、跳び上がったマイゼンが大きなマイッキーの幻影に頭突きで打ち飛ばされる形でライダーキックをくらわせる「マイッキーストライク」。この技の際に投げつけるシールドは巨大化し、何らかのフィールドを発しているのか敵は全く動けなくなるが、仮面ライダーザズーには正面から破られている。
- ガーディアンフォーム
『クラフトスキャン!』
『ガーディアン!』
ガーディアンカードを装填して変身する派生形態。変身音はロック風。
右腕にガントレット型の射撃武器「ガーディアンシューター」を装備しており、ガーディアンのロックオン能力を使った精密射撃と水中戦を得意としている。また、ガーディアンバグマンと同様に全身から棘を生やす事もでき、敵への攻撃や拘束に利用できる。
必殺技はガーディアンの幻影で敵をまとめて拘束し、全身から棘を伸ばして待ち構えたところに体当たりさせて爆破する「ガーディアンスティング」。
本編未使用だが、ハイパーバトルビデオにおける対ネオピグマのシミュレーション内で披露されている。
- エンダーマンフォーム
『クラフトスキャン!』
『エンダーマン!』
エンダーマンカードを装填して変身する派生形態。変身音はテクノ調。
両腕にガントレット型の格闘武器「エンダーナックル」を装備しており、エンダーマンの口を模したパーツを展開させることで、一定時間の間だけ超加速状態になることができる。
元のエンダーマンと同じテレポート能力も有しており、超加速と合わせることで一方的に攻撃を叩き込むことが可能。
必殺技は、出現したエンダーマンの幻影体が敵の頭上に配置した紫色のエネルギーブロックをパンチで突き落とす「エンダーブロックスマッシュ」。
元ネタは仮面ライダーファイズ・アクセルフォーム。
- ゾンビフォーム
『クラフトスキャン!』
『ゾンビ!』
ゾンビカードを装填して変身する派生形態。変身音はホラーチック。
右腕にガントレット型の「ゾンビチェンジャー」を装備しており、砂や水などの特定の物体を取り込ませることで鉤爪形態の「クロウモード」から様々なモードに変化し、ハスクフォーム、ドラウンドフォームへのさらなるフォームチェンジが可能。この際に装填したカードの絵柄もハスク、ドラウンドの物へと変化する。
ゾンビの特性を強く反映したため夜間での戦闘に特化しており、昼間ではライダーとしての基本性能すら発揮できないほど強烈なデバフが発生する。
その弱体化ぶりは瓦を一枚しか割れないどころか中のぜんいち・マイッキーにも痛みが伝わり、生身の人間であるヒナタのパンチを一発くらっただけでも倒れるほど深刻。
その代わり、光の弱い夜間では大きくブーストがかかり、モブよりも一般的なゾンビのイメージに近い挙動を取り、不規則な動きで翻弄しながら攻撃を加えていく。
また、村人を襲ってゾンビに変える能力を反映して触れた対象にゾンビフォームを「感染」させる能力を備えている。この状態になると感染先の意識はマイゼン本体のインナースペースに接続され、共存する形になる(背後のゾンビは1体のまま)。
第4話ではさんどとぺんこがこの能力を受けて変身し、それぞれハスクフォーム・ドラウンドフォームにフォームチェンジした。
必殺技はハスクフォーム・ドラウンドフォームと共にそれぞれゾンビ・ハスク・ドラウンドの巨大幻影体を掴み、倒れ込みながら振り下ろして敵を叩き潰す「ゾンビトライフォール」。
ゾンビフォーム単独で放てるのかは不明。
夜間でしか使えず、マイゼン単独では真価を発揮できないフォームであることも手伝い、初登場の第4話以降は第8話でドラウンドフォームを使うために変身したのみ。
元ネタは仮面ライダーゲンム・ゾンビゲーマーレベルX。
- ハスクフォーム
『ハスクパワー!』
ゾンビチェンジャーに砂を取り込ませた状態。
ゾンビチェンジャーが針状の「インジェクションモード」へと変形し、敵に突き刺すことで毒を注入して一時的に弱らせることができる。第4話ではさんどがこのフォームに変身した。
ドラウンド共々ゾンビフォームとは別カウントになっており、恐らくそれぞれのモブカードを使えば直接これらの形態に変身できると思われる。
- ドラウンドフォーム
『ドラウンドパワー!』
ゾンビチェンジャーに水を取り込ませた状態。
ゾンビチェンジャーが「トライデントモード」に移行し、クロウモードでは鉤爪だった部分をトライデントとして射出することが可能になる。射出したトライデントは拾って近接武器や投擲武器として使える。第4話ではぺんこがこのフォームに変身した。
第8話では空を飛ぶブレイズバグマンを攻撃するために変身したが、トライデントが当たらず歯が立たなかった。
- クリーパーフォーム
『クラフトスキャン!』
『クリーパー!』
クリーパーカードを装填して変身する派生形態。変身音は爆発音のような音楽。
クリーパーバグマンと同様の自爆能力が備わっており、変身した直後に必殺技「クリーパーダイナマイト」が強制発動、背中と両腕・両膝に備わる爆弾「クリーパーボム」とマイゼンドライバーが白く点滅し(ぜんいちとマイッキーがいる空間にも大量の着火したTNTが出現し、クリーパーも自爆体勢に入る)、一定時間後にマイゼン自身を爆弾とした大爆発を起こす。その威力はアイアンゴーレムバグマンをボロボロにするほど強力だが、引き換えに変身者も確実に死亡する。この時、何らかの方法で生存した場合はフォームチェンジが解除され基本形態に戻る。
第5話で発動した際はマイッキーの持っていた透明化ポーションの力で事なきを得たが、破壊力に比してあまりにリスクが大きすぎてまともに運用できないため、クリーパーカードはまいぜんシスターズ家のラージチェストの中に封印されることとなり、同時にこのフォームもこれ以降登場していない。
カードそのものは最終話でMr.ブラックが持っていた別個体のものが登場、エンダードラゴンフォームで使用されている。
第4話においてミカゲは「マイゼンにアイアンゴーレムバグマンをぶつけ、クリーパーフォームを使わせてアイスオロジャーもろとも葬り去る」という流れを考えており、マイゼンのライダーシステム自体が超襲撃社の作ったものであることも踏まえれば、元々こういう仕様の自爆特攻用フォームだったと思われる(ハイパーバトルビデオのシミュレーションでは跡形もなく消滅している)。
必殺技発動の際、他の形態と異なりモブの幻影体が出現しない点でも異質なフォームと言える。
元ネタはウルトラマンタロウのウルトラダイナマイト。
- アイアンゴーレムフォーム
『クラフトスキャン!』
『アイアンゴーレム!』
アイアンゴーレムカードを装填して変身する派生形態。変身音は重厚感のある神聖な音楽。
パワーと防御力に特化しており、ゴーレムの顔を象ったヘッドが特徴の固有武器「ゴーレムハンマー」でどんな攻撃も弾き飛ばす。第7話ではウォーデンバグマンが投げつけた建物の残骸を楽々破壊していた。
一方でスピード面はさほどでもないのか、ぜんいちは8話以降この形態には変身していない。
必殺技は、巨大化させたゴーレムハンマーを敵に投げつける「ゴーレムハンマースロウ」。この技でも幻影は登場しない。
実は第6話以前のオープニングには登場しておらず、第7話以降ファントムフォームと入れ替わる形で登場している。
差し替えのタイミングと7話の展開、アイアンゴーレムカードをすまない先生が回収していた点を考えると、本来ファントムバグマンが登場するはずだったところにウォーデンバグマンが差し込まれ、それにマイゼンが対抗するために「パワー特化の新形態」として急遽設定されたのがこの形態だと思われる(必殺技が異様にシンプルなこと、初登場以降出番がないことが傍証となる)。
- ウォーデンフォーム
『クラフトスキャン!』
『ウォーデン……!』
ウォーデンカードを装填して変身する派生形態にして今作の暴走フォーム。変身音は緊迫感のある音楽。
大元のウォーデンに目がないためか、他のフォームと異なり複眼が弾けるように消滅しており、拘束具のようなものが全身各所に纏わりついている。
戦闘では鋭い聴覚で敵の位置を把握しつつ、固有武器である「ウォーデン衝撃棒」を振るって至近距離での打撃や超音波を放ち、ブレイズバグマンや数十体のシュウゲキトルーパーを瞬殺するという凄まじい戦闘能力を有する。
しかし、その代償に変身中はマイゼンの体の主導権がウォーデンに乗っ取られ(この際、特殊空間内のぜんいちとマイッキーも気絶させられる)、周囲にいる全ての者を敵と認識して情け容赦のない攻撃を繰り出し、近くの建物等も一切の躊躇なく破壊し尽くす他、移動する際もウォーデンさながらのゆったりとした生物的な動きをする。ウォーデン由来と思われる聴覚の鋭さゆえか、ウォーデンバグマンと同様に超音波による攻撃などには弱い。
この暴走は第三者がマイゼンを変身解除させるまで止まることはなく、第8話ではよろずやメンバー5人が変身したシュウゲキトルーパーが取り押さえたところをスマナイがドライバーを引きはがすことでマイゼンを止めた。
元ネタは仮面ライダー響鬼。
- ウォーデンフォーム(エヴォーテクター)
『クラフトスキャン!』
『ウォーデン……!』
『テクターオン!エヴォーカー!』
エヴォーテクターを装着したマイゼンドライバーにウォーデンカードを装填して変身する派生形態。事実上の中間フォームに当たる。
変身音は通常のウォーデンフォームの物に加え、ヒロイックな効果音が追加される。
変身時にはウォーデンの幻影をエヴォーカーファングが捕らえ、無理矢理引っ張り込む。
基本的な外見や戦闘スタイルはウォーデンフォームと共通だが、追加装甲に白の差し色が追加され、複眼に白い光(ハイパーバトル編等では青い光)が灯っている上、エヴォーテクターの機能により特殊空間内のウォーデンが二つのエヴォーカーファングで拘束されている。
これにより肉体を乗っ取られるリスクは解消され、動きもこれまで通りの洗練されたものへと戻った。
必殺技は衝撃棒で地面を殴って浮かせた敵をウォーデンの幻影に放り込み爆散させる「ドゥームズウォーデン」。
- ブレイズフォーム
『クラフトスキャン!』
『ブレイズ!』
ブレイズカードを装填して変身する派生形態。変身音はエレキギター調。
固有武器としてロッド棒型の「ブレイズシャフト」を持つ。使用時は両端が延長し、空中に固定して鉄棒のように使うこともできる。また、自身から炎を発生させて攻撃を無効化したり、触れた敵を炎上させる能力を持つ。
必殺技は、ブレイズの幻影体を召喚した後、敵をブレイズシャフトでブレイズに押さえつけ、ブレイズが体を高速回転させることで連続攻撃を叩き込む「ブレイズロウテイティング」。
- クモフォーム
『クラフトスキャン!』
『クモ!』
クモカードを装填して変身する派生形態。第10話にて登場。変身音はトラップ調。
両手についているガントレット型の武器「クモシューター」を固有武器とし、クモの糸を発射することが可能で、クモバグマンのものと同様にマシンガンの如く連射したり、ロープのように用いたりなど応用が効く。一方、正面戦闘が不得手な点も同様の様子で、エンダードラゴンバグマンとの戦闘では専ら遠距離戦に回っていた。
ハイパーバトルビデオではトルーパーを拘束して投げ飛ばす、叩きつけるなどの方法で中距離戦を行っている。
必殺技はクモの糸で敵を拘束し、巨大なクモの幻影に叩きつけベアハッグの要領で圧殺・爆破する「スパイダーホールド」。
ガーディアンフォームの必殺技と異なり、こちらは存在自体が開示されておらず、ハイパーバトルビデオで判明した。
元ネタはスパイダーマン。
- エンダードラゴンフォーム
『クラフトスキャン!』
『エンダードラゴン!』
マイゼンドライバーにエンダードラゴンカードを装填して変身するマイゼンの最終フォーム。変身音はエレキギターによる緊迫感のある曲調。
変身するとドライバーのエヴォーテクターが外され、エンダードラゴンを模した「エンドラテクター」が装着される。
武器は「エンドラセイバー」と「マイッキーシールドEX」。出現時にはプリズムビッカーのようにエンドラセイバーがマイッキーシールドEXを鞘として合体しており、使用時にそこから抜刀する。変身直後は存在しておらず、ぜんいちを守ろうとするマイッキーの意志にエンダードラゴンが助力したことで生成された。
本来ボスモブであるエンダードラゴンはマイゼンドライバーでは制御できず、エヴォーテクターも上書きされたため完全な暴走フォームなのだが、エンダードラゴン自身がマイゼンに助けられたことへの恩返しとして力を貸しているため、ぜんいちの意志で制御可能になっている。
ちなみに特殊空間内でマイッキー以外のカードモブと意思疎通したのは今回が初。
SEASON1におけるマイゼンの形態の中では唯一飛行が可能で、空中を飛び回って敵を翻弄するが、能力の傾向はマイッキーフォームの純粋なアッパーバージョンになっている。
右腕や胸にエンダードラゴンの頭を具現化させ、クロー攻撃やブレス攻撃をする事ができる。
マイッキーシールドEXは元のマイッキーシールドと異なり装備状態での巨大化が可能であり、防御面での取り回しが良好になっている。
エンドラセイバーは単純な攻撃力も高く、通常のバグマンであればアイアンゴーレム個体ですら一振りで殲滅できる。また、ナックルガード部のスロットにモブカードを装填しトリガーを引くことで「ハイパークラフトスキャン」を実行し、巨大な光の刃を形成する事ができる。
装填されたカードのモブやキャラクターはぜんいちとマイッキーのいる空間に召喚される(ゾンビフォームに近い精神共有が行われている模様)が、あくまで武器の出力アップにのみ影響するのか、ウォーデンは暴れず大人しくしていた。
さらに元のエンダードラゴンがエンドでの戦闘の際に配置している「エンドクリスタル」の召喚能力があり、これを用いて自他を回復するヒーラーとしての役割もこなすなど、最強フォームに相応しい圧倒的な力を誇る。
必殺技はマイッキーシールドEXを投げつけて敵を拘束し、エンドラセイバーを装着した右足でライダーキックを繰り出す「ドラゴマイッキーストライク」。技名からもわかるように基本形態の決め技である「マイッキーストライク」のエンダードラゴンバージョンであり、技の構成も幻影が現れないこと以外は同じ。
元ネタは仮面ライダーW・サイクロンジョーカーエクストリーム、仮面ライダーウィザード・フレイムドラゴン、仮面ライダー龍騎。
- ファントムフォーム
『クラフトスキャン!』
『ファントム!』
ファントムカードを使用して変身する派生形態。
SEASON1では第1話~第6話のOPで登場していたが、物語の都合でボツになったのか第7話以降はアイアンゴーレムフォームと差し替えられ、本編未登場に終わった。
SEASON2の第3話でようやく登場。SEASON1のOPに登場していた姿に加え、ファントムを模した飛行ユニット「ファントムボード」を背中に装着しており、これを分離して乗ることで高速で空中を飛行することができる。
しかし「支えのない板状の乗り物の上でバランスを取る」という普段とは違う感覚が要求されるため、当初マイゼンはこのフォームを使いこなせず苦戦。
すまない先生によって感覚の似たサーフィンの特訓を受けることで乗りこなせるようになったが、肝心の初陣ではキメラバグマンを仕留め損ない実質敗北。再戦時にはスマナイ、ミカゲと共に空中戦を繰り広げ、ダブル必殺技を叩き込むなど存分に活躍したが、トドメはスマナイに譲っている。
ファントムボードによる空戦能力が最大にして唯一の強みであり、本体の能力はマイッキーフォームと同等程度で、飛び道具がないという泣き所も健在。
一方でゾンビフォームと異なり、元のファントムが持つ日光に弱いという弱点は反映されていない。
必殺技は縦回転させたファントムボードを発射台として上空へ跳び上がり、ファントム型のエネルギー体を纏って突撃する「ライトニングファントム」。
実は3人のライダーの中で、ようやく登場した「常用できる飛行フォーム」である(エンダードラゴンフォームは元より、スマナイのミスターブラックフォームやミスターマネーフォーム、ミカゲのヒナタフォームは必要なカードの都合上使いどころが限られるため)。
- スケルトンフォーム
『クラフトスキャン!』
『スケルトン!』
スケルトンカードを使用して変身する派生形態。変身音は骨を打ち鳴らすような軽い打音。
スケルトンバグマンと同じく弓矢による射撃と、全身をバラバラに分離しての独立行動能力を持つ。
体を破壊されるようなダメージであっても分割能力で反撃に繋げるなど、生存性は高いが、分離したパーツを狙い撃ちにできるような相手だとむしろダメージが増えてしまうこともある。
このため、基本的に耐久力・攻撃力とも優れたキメラバグマン相手には有効打が乏しい。
骨型の大きな弓「スケルトンアロー」を固有武器として所持しており、ここから矢を放つ他、これ自体が近接武器としても使用可能。
必殺技は足元に向けて矢を打ち込み、無数の骨を地中からせり出させて敵を拘束、スケルトンの頭型のエネルギー塊で圧し潰す「スケルトンフィーバー」。
元ネタは不明だが、武器については近接攻撃もしていたことからソニックアローがモチーフと思われる。
- シュルカーフォーム
『クラフトスキャン!』
『シュルカー!』
シュルカーカードを使用して変身する派生形態。変身時に出現するシュルカーの幻影は、取り込まれる直前に殻の向きが変わり横開きの状態になる。
両腕にシュルカーの外殻を模したナックルガードを装着しており、これを用いた格闘戦を得意とする。このナックルガードは展開・閉鎖することでシュルカーと同じく中にこもることが出来、仮面ライダーの攻撃ですら受け付けない防御力を発揮する。
また、本家マイクラでシュルカーボックスがクラフトできることを反映してか、このナックルガードを模した外殻ユニットを召喚・操作することが可能であり、これによってマイゼンと同じくらいのサイズまでなら内部に閉じ込めることが可能。
このユニットは外部のみならず内部からの衝撃にも強く、クリーパーキメラ(仮)の爆発ですら防ぎ切るほどの尋常ではない耐久性能を持っている(さすがに閉じたままには出来ず、爆発のダメージで開いてしまっているが)。
攻撃手段としては他にマスク部分から発射するシュルカー誘導弾があり、これは元のシュルカー同様に相手を宙に浮かばせる能力がある。
姿だけはSEASON2のOPに最初から登場しており、ハイパーバトルビデオ編において雑誌内の告知という形で先行登場(ちなみに隣のページにはマイッキーフォームの解剖図と各部名称が掲載されている)。
SEASON2第6話ではキメラバグマン(Mr.銀さん+クモ)の仕掛けたクリーパーバグマンによる大規模爆破作戦に対抗するため変身。
外殻ユニットでクモ糸の拘束を破り、そのままクリーパーバグマンを閉じ込めることで爆発の被害を完全に防ぎ切った。
必殺技はシュルカーの幻影を召喚し、外殻を多重展開してその中に敵を吸い込んで圧縮・大爆発させるというもの。これによりキメラバグマンを撃破した。
- ウィザーフォーム
『クラフトスキャン!』
『ウィザー!』
ウィザーカードを使って変身する派生形態と思われる。SEASON2のオープニングの終盤、マイゼンの各フォームのカットの最後でそれらしき姿が映っている。
エンダーマンフォームやクモフォームのように、ウィザーを模したガントレット状の武器を装備しており、額のパーツと黒いブレストアーマーが追加されている。
ショルダーアーマー部分は本家ウィザー両肩のウィザースケルトンの頭を模したデザインになっている。
ボスモブであるウィザーの力を持つため、これまでの事例に則れば単独での制御は不可能と思われるが、ドライバーには特に追加装備はない。
登場するのであればウォーデンフォームに次ぐ第二の暴走形態となるか、もしくはSeason2の最強フォームと言う扱いになる可能性もあるが、いずれも現時点では不明である(仮面ライダーの歴史では作品を跨いで強化フォームを持つ同一の仮面ライダーが一号ライダーを務めた事は無いため扱いは不明。二作品続けて主役の仮面ライダーとなった主人公は存在する。)。
活躍
- 第1話
超襲撃社にある秘密の研究室からマイゼンドライバーを入手した際、ガーディアンバグマンと出くわしたため、咄嗟にソタイフォームに変身。
攻撃で吹き飛ばされつつも戦闘員たちを倒すが、ガーディアンバグマンにはスペックの低さが仇となって圧倒され、強制変身解除まで追い込まれる。しかし、ギリギリで駆け付けたマイッキー(マイッキーカード)がガーディアンバグマンを吹き飛ばし、その隙にマイッキーフォームに変身。
形勢逆転し、最後は必殺技のマイッキーストライクで撃破した。
- 第2話
襲ってきたエンダーバグマンに対抗すべく変身。
最初はソタイフォームに変身してエンダーバグマンに立ち向かうが、手も足も出ずに圧倒される。その後、マイッキーの機転でマイッキーフォームに変身して苦戦させるも、バグマンの高速移動に翻弄されて街灯に叩きつけられてしまう。だが、マイゼンはヒナタからガーディアンカードを受け取り、ガーディアンフォームにフォームチェンジ。
ヒナタを人質にとったエンダーバグマンをガーディアンシューターによる精密射撃で攻撃した後、全身の棘でバグマンを拘束。得意の水中戦に持ち込んで圧倒した後、最後は地上にてマイッキーフォームのマイッキーストライクをくらわせ、撃破した。
- 第3話
緑色のアイスオロジャーに拉致されたヒナタを助けるために変身。
この時、ぜんいちは悪夢へのトラウマとスタンガンの故障からマイッキーとすれ違いを起こしており、マイッキーの力を借りることを拒んだためにソタイフォームだけでの戦闘を強いられ、アイスオロジャーが仕掛けた落とし穴トラップにより地下室に閉じ込められたマイゼンはゾンビ戦闘員たちに追い詰められてしまう。
しかし、現場にやって来たマイッキーがヒナタの機転によりカードの姿へと変わり、ドアが閉じた落とし穴トラップにある微かな隙間を潜って地下室に侵入した彼がマイゼンをマイッキーフォームへと強制的にフォームチェンジさせ、マイゼンの体を動かすことでゾンビ戦闘員たちを瞬殺。
特殊空間内でマイッキーがぜんいちを励ましたことで2人はお互いの絆を再確認し、地下室から脱出すべくエンダーマンフォームにフォームチェンジ。アイスオロジャーがけしかけた数十体のゾンビ戦闘員を超高速移動と必殺技のエンダーブロックスマッシュで瞬殺した後、アイスオロジャーが変身したゾンビバグマンに再びさらわれかけたヒナタを救出。
その後、マイッキーフォームにチェンジしてゾンビバグマンを苦戦させるが、突如としてミカゲ/仮面ライダーミカゲが現れ、ゾンビバグマンを処刑。
マイゼンはミカゲに立ち向かうも、彼の高い戦闘能力の前に圧倒されてしまう。それでもマイゼンは諦めずに戦おうとするがヒナタに制止され、再びエンダーマンフォームにチェンジして撤退した。
- 第4話
序盤にゾンビフォームにお試し変身。
しかし昼間だったため本領を発揮できず、疲れで倒れてしまい、ぜんいちも弱いフォームだと思い込んでしまう。その後、深夜の街で仮面ライダーミカゲによる爆破テロが起き、ぜんいちはソタイフォームに変身して燃え広がるビルの中に取り残されていたさんどとぺんこ、そして二人が助けていた少女と猫を救出、その後、一度変身を解除してからミカゲに襲われていたマイッキーを助ける。
ぜんいちはマイッキーを傷付けたミカゲに怒りを露わにし、マイッキーフォームへと直接変身。ミカゲとの戦いに臨むも、性能差から前回と同じように苦戦を強いられてしまう。マイゼンはエンダーマンフォームにフォームチェンジしようとするも妨害され、空間内でマイッキーが持っていたモブカードを取り落とす。
マイゼンはカードを拾うが、間違えてゾンビカードを拾ってしまい気付かぬままドライバーに装填、ゾンビフォームにフォームチェンジする。空間内のぜんいちとマイッキーは慌てふためくが、夜だったことで本領を発揮し、ミカゲを圧倒。
形勢逆転と思われたが、ミカゲはエヴォーカーファングでマイゼンを地面に引きずり込み拘束。彼が召喚した2体のクリーパーの自爆に巻き込まれそうになるも、タックルで割り込んできたさんどがクリーパーを吹き飛ばし、間一髪で助けられる。
その後、駆け付けたぺんこがマイゼンをエヴォーカーファングから引きはがそうとし、マイゼンに触れていたさんどとぺんこもゾンビフォームに変身。憤ったミカゲはヴェックスを操って2体のクリーパーを3人の頭上に落とし、爆発でさんどマイゼンとぺんこマイゼンを吹き飛ばした後、さんどマイゼンに迫る。
しかし、さんどマイゼンの右腕に装着されていたゾンビチェンジャーが近くの砂を取り込み、彼はハスクフォームにチェンジ。インジェクションモードによる刺突を叩き込んでミカゲを怯ませる。ぺんこマイゼンもそれに連なるようにゾンビチェンジャーに噴水の水を取り込ませ、ドラウンドフォームにチェンジ。トライデントを射出して追撃をくらわせ、電柱に叩き付ける。
それによってマイゼンを拘束していたエヴォーカーファングも解除され、集結したトリプルマイゼンは見事なコンビネーションでミカゲを圧倒。必殺技のゾンビトライフォールを叩き込み、強制変身解除させた。
それでもなお、ミカゲは悪あがきとばかりに、駆け付けた超襲撃社の構成員をクリーパーバグマンに変身させ、自爆させようとする。マイゼンは自爆からさんどとぺんこを守るためにマイッキーフォームにチェンジしてマイッキーシールドを投げ、自爆から二人を守った。だが、無防備だったマイゼンは強制変身解除し、重傷を負って倒れてしまった。
- 第5話
アイアンゴーレムバグマンから人々を守るため、マイゼンザーに乗ってマイッキーフォームに直接変身。
バグマンのいる現場に駆けつけてライダーブレイクを仕掛けるが、アイアンゴーレムバグマンに軽々と投げ飛ばされてしまう。対するマイゼンはマイッキーフォームからエンダーマンフォーム、ガーディアンフォームへと次々にフォームチェンジするが、鉄壁の防御力を持つアイアンゴーレムバグマンには一切の攻撃が効かない。
苦戦を強いられる中、バグマンは警官の拳銃で反撃してきたさんどにパトカーを投げつけて攻撃(さんど本人はすまない先生に助けられていた)。その様を見て空間内のぜんいちは激昂し、クリーパーフォームへのフォームチェンジを強行。必殺技のクリーパーダイナマイトが自動発動し、窮地に陥ってしまう。
本エピソード冒頭の騒動(4話で重傷を負ったぜんいちを治すためにヒナタがポーションを用意していたが、副作用で倒れてしまったのを毒を盛られたと勘違いしたマイッキーがヒナタを叩きのめしてしまい、三人で大ゲンカになっていた)を振り返り、未熟が招いた死だとぜんいちは相棒に詫び、アイアンゴーレムバグマンに組み付いて自爆に持ち込んだ。
しかし、実はマイッキーが行商人から物理攻撃を透過する透明化のポーションを買っており、これを咄嗟に使用したことで爆発の影響をすり抜けることに成功。
マイゼン自身もマイッキーフォームに戻ってしまったが、一方的にズタボロとなり、防御力を失ったアイアンゴーレムバグマンはこうなると敵ではなく、空中に打ち上げたところをマイッキーストライクで粉砕した。
- 第6話
ひったくりを行ったクモバグマンを追いかけたぜんいちがソタイフォームに変身(この日は三人で買い物に出ており、マイッキーは荷物持ちだったために追いつけなかった)。
苦戦しつつも互角の戦いを繰り広げるが、クモバグマンが天井に張り付いたことで翻弄され、バグマンが連射したクモの巣を受けて拘束されてしまう。その場にマイッキーとヒナタも駆けつけ、ヒナタの助力でカードになったマイッキーがマイゼンをマイッキーフォームに変身させようとするも、クモの巣が引っ掛かってマイゼンドライバーを操作できず、マイッキーとヒナタもその隙を突かれて巣で拘束される。
すると、突如としてスマナイザーに乗ったすまない先生が現れ、仮面ライダースマナイ ソタイフォームへと変身。マイゼンは彼に助けられ、その後はクモバグマンを倒すスマナイの様子を見届けた。
- 第7話
序盤にすまない先生/スマナイとの手合わせのため、マイッキーフォームへと直接変身。
互角の勝負を繰り広げるが、自身のマイッキーシールドとスマナイ・ソタイフォームのスマナイトソードで鍔迫り合いをする中でシールドを弾き飛ばされて一本取られてしまい、己の実力不足を痛感する。
その後、街を襲撃するウォーデンバグマンを止めるべく、すまない先生/スマナイ・ミスターバナナフォームと共にマイッキーフォームへと直接変身。スマナイがバナランチャーで攻撃を仕掛けるが、ウォーデンバグマンの巨体には傷一つつかず、逆にスマナイ共々バグマンに掴み捕えられ、自身は建物に投げつけられてしまう。
マイゼンはなんとか体勢を立て直し、スマナイ共々反撃を試みるも、鋭い聴覚を持つウォーデンバグマンに足音で気付かれ、超音波をくらって倒れ伏してしまう。しかし、諦めずスマナイはミスター赤ちゃんカードを使用してミスターアカチャンフォームへとフォームチェンジ。
マイゼンもスマナイからアイアンゴーレムカードを受け取り、アイアンゴーレムフォームにチェンジ。お互い超パワーを得た2人はウォーデンバグマンが投げてくる建物の残骸を武器で弾き飛ばし、見事なコンビネーションで圧倒。最後は建物に叩き付け、スマナイとの同時必殺技を放って撃破した。
- 第8話
街を襲撃するシュウゲキトルーパーを食い止めるべく、マイッキーフォームに直接変身。
時間帯が夜であることを活用してゾンビフォーム、ハスクフォームへと次々にフォームチェンジして数十体のシュウゲキトルーパーたちを退けるが、直後にブレイズバグマンとシュウゲキトルーパー複数体の増援が現れる。マイゼンはドラウンドフォームで応戦するが、空中を浮遊するブレイズバグマンにはトライデントの投擲が当たらず、シュウゲキトルーパーがいることもあり苦戦を強いられてしまう。
マイゼンはこの状況を打破すべく、前回手に入れたウォーデンカードでウォーデンフォームにフォームチェンジ。しかし、特殊空間内のぜんいちとマイッキーは出現したウォーデンに気絶させられ、マイゼンの体の主導権を奪われて暴走。シュウゲキトルーパーたちとブレイズバグマンを瞬殺した後も、見境なく周囲の建物を破壊し尽くす。
そこにすまない先生が駆け付け、ソタイフォームに変身した彼と交戦するが、こちらも難なく圧倒。同じく駆け付けたさんども倒れていた戦闘員のドライバーでシュウゲキトルーパーに変身して止めにかかるも、なすすべなく退けられ、強制変身解除してしまう。
スマナイはマイゼンを変身解除させるべく、ミスターアカチャンフォームの超音波で彼を怯ませドライバーを引きはがそうとするも、ウォーデン衝撃棒の連打による反撃をくらい、再び圧倒されてしまう。すると、そこにさんどの友人であるぴぇこ・ぜある・ほむら・ゆんの4人までもが駆け付け、さんどの提案でよろずや一同はシュウゲキトルーパーへと変身。
スマナイが反撃で繰り出した超音波で怯むマイゼンを取り押さえ、その隙にスマナイがドライバーを引きはがすことでやっと変身解除。よろずやメンバーによって自宅まで運ばれていった。
- 第9話
超襲撃社のアジトに向かう際、護衛のバグマン軍団と戦う際にマイッキーフォームへ直接変身。
ゾンビバグマンとクモバグマンの連携に苦戦を強いられるが、ミカゲの援護でこれを打破。その後、ブレイズバグマンに手こずるスマナイをガーディアンフォームのガーディアンシューターによる射撃で援護し、スマナイが撃破したブレイズバグマンから入手したブレイズカードでブレイズフォームへとフォームチェンジ。ブレイズシャフトによる打撃や必殺技のブレイズロウテイティングでゾンビバグマンとクモバグマン、エンダーバグマンを撃破した。
- 第10話
前回から引き続き、序盤からマイッキーフォームの姿で登場。
スマナイが提案した作戦を受けてクモフォームにフォームチェンジし、スマナイ・ミスターレッド&ブルーフォームが変装したシュウゲキトルーパーが門番のシュウゲキトルーパーとバグマンたちの注意を引いている隙にミカゲと共に煙突からアジトへと侵入。
ミカゲと手分けしてヒナタの捜索に回り、最終的に二人は同じ広場に辿り着く。そこにはアイスオロジャーがおり、彼が持つヒナタカードを目にしたことで激昂。
だが、そこでようやく自分がクモフォームに変身していることを思い出し、クモの糸でヒナタカードを奪いとる。
そのまま怒るアイスオロジャーが変身したエンダードラゴンバグマンとの戦闘に突入。巨体の攻撃を前に苦戦を強いられるが、マイゼンはエンダードラゴンバグマンの顔面目掛けてクモの糸を連射することで視界を奪い、一旦物陰に隠れて体勢を立て直す。
その後、ミカゲがヒナタカードの力でヒナタフォームとなり、形勢逆転と思われたが、エンダードラゴンバグマンは4つのエンドクリスタルを空中に生成することでミカゲに破り取られた左翼を修復。エンダードラゴンバグマンの反撃を前にマイゼンとミカゲ、そして遅れて駆け付けたスマナイは圧倒されてしまう。
そんな中、ミカゲドライバーに取りつけられているエヴォーテクターがエンダードラゴンバグマンの攻撃で外れ、それを回収したスマナイはマイゼンのマイゼンドライバーに装着。マイゼンは同じようにウォーデンカードも受け取り、恐る恐るカードをドライバーに装填してウォーデンフォーム(エヴォーテクター)へとフォームチェンジ。
以前と違いぜんいちとマイッキーの意思による制御が可能となったマイゼンは、エンダードラゴンバグマンの両翼をもぎ取り機動力を奪い、振り返ったところにミカゲが奇襲をかけてペースを握る。
さらに超音波で増援のバグマン軍団も圧倒。最後は必殺技を発動して軍団を撃破したが、エンダードラゴンバグマンの撤退を許してしまった。
- 第11話
ウォーデンフォームで登場。
スマナイ、ミカゲと共にアイスオロジャーを追撃するが、追いついた時には既にウィザーストームのモブカードが完成し、エンダードラゴンバグマンの力を借りて変身を試みていたところだった。
当然ライダー達はこれを妨害しようとするが、エンダードラゴンバグマンがアイスオロジャーを掴んで逃げ回る。
翼の一撃で不意を突かれて壁に叩きつけられるが、ミカゲが隙を見てアレイエヴォーカーファングで拘束。エンダードラゴンバグマンを地上に引きずり下ろし、スマナイに気を取られたところに衝撃波を命中させ、さらにミカゲの追撃でアイスオロジャーを叩き落とす。
スマナイがモブカードをかすめ取り王手と思われたが、アイスオロジャーは時間を稼いでいる間にカードをダミーとすり替えており、四つものエンドクリスタルによるブーストを受けてついにウィザーストームバグマンへの変身に成功してしまう。
ウィザーストームバグマンはエンダードラゴンバグマンを抹殺するとエネルギーとして取り込むが、これにエンダードラゴンのモブカードが巻き込まれているのを見たマイゼンは咄嗟にクモフォームにチェンジ、スマナイとミカゲの助けも借りてどうにかエンダードラゴンを確保する。
しかし、直前まで激戦を続けていた三人にはこれ以上の余力はなく、追撃のビームでまとめて変身解除に追いやられ、すまない先生の先導で脱出を余儀なくされる。
その後、外に出たところでウィザーストームバグマンが部下を吸い込み街へ飛んでいくのを目撃し、バイクで後を追いつつ、事態を知らないシュウゲキトルーパー達を変身して一蹴。
戻って来た時にはウィザーストームバグマンが大暴れを始めており、破損したビルに上ったマイゼンは消耗をリカバーしつつこの怪物と戦うための最後の手段として、エンダードラゴンのモブカードをスキャン。
最強形態・エンダードラゴンフォームへの変身を遂げた。
直後、ドライバーにセットされていたエヴォーテクターが外れ、新たに生成されたエンドラテクターへと換装される。インナースペースのぜんいちとマイッキーのもとにはエンダードラゴンが出現。ウォーデンのトラウマから震え上がる二人だが、エンダードラゴンはウィザーストームバグマンから助けられた恩を返すため、二人に力を貸すと申し出る。
かくして三位一体となったマイゼンに続き、スマナイはミスターマネーフォームに、ミカゲは再びヒナタフォームに変身。エンドクリスタルでダメージを回復し、最終決戦に臨む。
- 第12話(SEASON1最終話)
最後の戦いに挑むトリプルライダーだが、エンダードラゴンバグマンを上回る規格外の巨体に加え、伸縮自在のトゲと吸収能力、そして圧倒的なパワーを持つウィザーストームバグマンはこれまでにない強敵であり、三人がかりで攻撃を加え続けるもまともなダメージが通らない。
おまけにスタミナ切れを起こしパワーダウンしたスマナイが吸収されかかった上、避難しようとしていた市民(カムーイとパール)が巻き込まれかけたため、マイゼンは市民を素早く安全圏に避難させることを選択。
ミカゲの横槍でウィザーストームバグマンの吸収を止めている間にエンドクリスタルでスマナイを回復させ、再び攻撃に出るが、苛立ちを爆発させたウィザーストームバグマンの反撃で地上に叩き落され、再展開したエンドクリスタルも粉砕されたところを滅多打ちにされてビルへ吹き飛ばされてしまう。
そのままスマナイとミカゲを取り込んだウィザーストームバグマンは、唯一ビルの破損部から内部に叩き込まれたマイゼンを粉砕すべくビーム攻撃に入るが、ここに来てダメージが限界を超えたぜんいちがダウン。
しかし、何としても相棒を守ろうとするマイッキーの意志にエンダードラゴンが応じ、マイゼンの最強武装・エンドラソード&マイッキーシールドEXが誕生。
わずかに稼がれた時間でどうにか持ち直したマイゼンはシールドでビーム攻撃を防ぎながら詰め寄り、手持ちのモブカードを次々とエンドラソードに装填してハイパークラフトスキャン、大きく伸長した光の刃で一閃すると取り込まれていた二人を救出。
さらに3枚のカードを読み込んで出力を高め、スマナイとミカゲが全力で時間を稼いでいる間に攻撃態勢を整えるが、危機を察したウィザーストームバグマンはビームを連射してその隙を与えない。
だが、ここが勝機と見たスマナイとミカゲがシールド保持を代わり、その間に残りのウォーデンカードと、地上のMr.ブラックから投げ渡されたクリーパーカードをスキャンしてエンドラセイバーの出力をさらに上昇させる。
そのままがら空きの胴体を一閃し、さらに翼も切り落とすが、それでもウィザーストームバグマンは倒れず、自己再生して怒りの咆哮を上げる。
手詰まりかと思われたが、Mr.ブラックがミカゲのバイクにモブカード化装置の遠隔制御ユニットを取り付け、自らモブカードとなって加勢に現れる。
さらにこれを見たよろずやメンバーやカムーイ、パール、行商人らも次々とカードになって駆け付け、街の人々と心を一つにした超出力の唐竹割によってついにウィザーストームバグマンの外装が両断され、中核のアイスオロジャーが露出。
そして、正真正銘最後の力を振り絞った渾身のトリプルライダーキックを炸裂させ、ついにウィザーストームバグマンの撃破に成功した。
モブカードとなっていた市民やヒナタ、すまないスクールの生徒たちもMr.ブラックによって元に戻ったが、ヒナタがぜんいちに抱き着いた拍子に持っていた電撃棒がミカゲのバイクを直撃、向きの変わったカード化解除光線が変身用のモブカードに当たって全てのモブが解放される。
一触即発と思われたが、エンダードラゴンが二人に礼を言って飛び去ったのに続いてモブ達もその場を立ち去り、今度こそ本当に超襲撃社との戦いは終結した。
だが、全ての脅威がいなくなったわけではない。
今日も今日とて邪悪な村人たちが現れ、迎え撃つぜんいちはマイッキーフォームに変身、日常を守るため戦い続けるのだった。
- 第1話(SEASON2)
オーバーワールドで開かれた祭りにおいて、トロッコ射的のアトラクションに紛れ込んでまいぜんシスターズを狙ってきたスケルトンバグマンに対して変身。
当初は弓矢の攻撃で変身の猶予を得られなかったが、下に叩き落されたミカゲとヒナタのトロッコを盾にして移動しながらしのぎ、一瞬バグマンの視界から消えた隙にマイゼンのお面を囮として取り付け、その間に変身に成功した。
弓矢の攻撃をシールドで防ぎながら格闘戦に持ち込むが、射撃のみならず近接戦闘にも優れ、さらに体をバラバラにして攻撃をかわせるスケルトンバグマンのトリッキーな能力に苦戦。
さらに一瞬のスキを突かれて防御の要だったシールドを弾かれ、包囲射撃をよけきれず直撃を受けてしまう。
おまけに場所が移動している間に逃げ遅れた子供と出くわし、彼を庇うために立ちはだかったことで嵐のような矢の連射を浴びて倒れてしまった。
が、トドメを刺されかけたところに復帰したミカゲが参戦。
ヴェックスにシールドを回収してもらい、自身はシールドで、ミカゲはエヴォーカーファングで矢を防ぎながら詰め寄り連携で叩きのめす。
最終的にシールドの投擲で壁に叩きつけたところを三つのエヴォーカーファングで拘束し、分離回避を封じたところでマイッキーストライクを叩き込んで撃破したが、変身していたゾンビピグリンを倒すことはできず撤退を許すことになった。
- 第2話(SEASON2)
ファントムバグマンがオーバーワールドで暴れ回っている様子を捉えた動画をヒナタに見せられ出撃。
動画に映っていた精肉工場にやって来るが、天井に潜んでいたバグマンにマイッキーを連れ去られてしまう。
そのまま空中から落とされ危機に陥ったマイッキーだが、常備している電撃棒でモブカードになることで脱出。
追いついてきたぜんいちと合流してマイッキーフォームに変身、戦闘に突入する。
素早い動きとパワーを併せ持ったファントムバグマンと一進一退の殴り合いを繰り広げるが、飛行能力を持つファントムバグマンは高空からのピンポイント突撃を繰り返してマイゼンを圧倒。
シールドによる防御は意味をなさず追い詰められるマイゼンだが、ファントムバグマンが飛び道具を持っていないことを見抜き、物陰に隠れた僅かな猶予でスケルトンフォームに変身。
分離回避で突撃をかわしつつスケルトンアローで撃ち落とし、そのまま落ちて来たバグマンを近接戦に持ち込む。たまりかねたファントムバグマンは突撃でマイゼンの首をもぎ取るが、分離能力を持つスケルトンフォーム相手には全く意味をなさず、頭突きで再び地上に叩き落す。
ダメージが重なり膝をついたバグマンをスケルトンフィーバーで撃破し、ファントムカードを回収した。
- 第3話(SEASON2)
ファントムフォームを使いこなすための練習を行うが、ファントムボードの上でのバランス感覚がつかめず苦戦。
どうしたものかと悩んでいたまいぜんシスターズだが、すまない先生に相談したところサーフィンを通じて感覚を掴むことを提案され、見事にサーフボードを乗りこなせるようになる。
その矢先、Mr.バナナとガーディアンのキメラバグマンが街を襲撃したため、スマナイと共に駆け付け交戦。
戦闘員は難なく蹴散らすも、棘の炸裂弾とバナナの皮による機動力妨害で大苦戦を強いられ、飛び道具を持つスケルトンフォームによる攪乱もガーディアンの精密射撃によって攻略され逆に大打撃を受けてしまう。
スマナイもスマナイでフォームチェンジが出来ない上、接近戦しかできないため一方的に圧倒される憂き目を見たが、ここでマイゼンは満を持してファントムフォームを投入。
乗りこなせるようになったファントムボードの機動力と防御力でバナナ型のブーメランを跳ね返し、空中に連れ出したところを連続体当たりで翻弄、トドメに壁に叩きつけて地上に落下させる。
バグマンは体勢を立て直して着地するもスマナイが待ち構えており、生徒を拉致された怒りによる猛攻が炸裂。たまらず背を向けて逃げ出したバグマンの正面からファントムボードで体当たりをかけ、ライトニングファントムを叩き込み直撃させた。
が、キメラバグマンはそれでも変身解除に至らない。
どころか追い詰められた怒りで発狂し、スマナイを叩きのめしてそのままマイゼンに向かってくる。ファントムフォームといえども地上に降りてしまえばシールドのないマイッキーフォーム同然であり、壮絶な殴り合いを繰り広げるも一瞬のスキを突かれてなぎ倒されてしまう。しかしバグマン側ももはや余力はなく、這う這うの体で撤退していった。
- 第4話(SEASON2)
海水浴場で人々を襲うキメラバグマンを倒すため出撃。
先んじて駆け付けていたミカゲを援護する形でスマナイと共に戦線に加わるが、尋常ではない耐久力とパワー、精密かつ高速・高威力の射撃能力を備えたキメラバグマンに歯が立たず、三人まとめて撃ち伏せられてしまう。
ネオピグマの目的は邪魔者である三人のライダーをモブカード化して力を奪うことだったが、マイゼンはただ一人立ち上がりバグマンを押しとどめる。
その間にネオピグマの幹部がカード化システムを小型化した光線銃を取り出しスマナイとミカゲに迫るが、割り込んだヒナタとMr.ブラックがこれを受けモブカードになったことで、二人のフォームチェンジが可能になり形勢が逆転。
勢いに乗るべくマイゼンもファントムフォームに変身、ミカゲが空中に連れ去ったバグマンをスマナイも含めた三人で滅多打ちにし、トリプルライダーブレイクで地上に叩きつける。
さらにスマナイとミカゲの追撃で疲弊したところに、ミカゲのアレイダーキックに合わせる形でライトニングファントムを発動、トドメにスマナイのブラック超電磁キャノンを叩き込む隙を作り勝利をもぎ取った。
- 第5話(SEASON2)
ネオピグマの新人であるゾンビピグリンが変身したキメラバグマン(アイアンゴーレム+Mr.赤ちゃん)に対抗するため変身。
巨体ゆえのパワーとアイアンゴーレム由来の防御力に大苦戦を強いられ、スケルトンフォームで突破を図るも、バラバラになって浮遊攻撃をかけたところでMr.赤ちゃん由来の衝撃波に一網打尽にされてしまう。
加勢に駆け付けたミカゲにガーディアンを召喚してもらい、これをスケルトンアローで撃ち込むという連係に切り替え、駆け付けたスマナイ・ミスターバナナフォームも加わるが、衝撃波でなぎ倒され全く歯が立たない。
スマナイがミスターブラックフォームにチェンジ、ブラックリングストーンで衝撃波を止めている間にスケルトンフィーバーを発動、さらにそれをミカゲが後押しして威力を高めることで防御力を破らんとするが、ほとんどダメージが通らずミカゲ共々蹴り飛ばされて逆に大ダメージを負わされる。
成すすべがなくなり絶体絶命に陥ったが、直前のバグマンの攻撃に、この話の前半で開催されていたペットコンテストの参加者だった少女が巻き込まれており、これに怒ったペットのブタが向かってくるのを見たバグマンが戦意を喪失。
動きを止めている隙にブラックリングストーンを装着したスマナイザーにミカゲと共に同乗、三人分の必殺技エネルギーを叩き込んだ特大のライダーブレイクで変身解除に持ち込み勝利をもぎ取った。
バグマンに変身していたゾンビピグリンは後から現れたネオピグマ幹部に粛清されかけたが、すまない先生がカード化銃でモブカードに変化、回収することで保護している。
- 第6話(SEASON2)
港湾地帯を爆破する大規模テロを目論むネオピグマ幹部が変身したキメラバグマン(クモ+Mr.銀さん)を阻止するため変身。
この日のまいぜんシスターズはヒナタと一緒に街を散策していたが、ペット扱いのマイッキーは服屋に入れず、ゲームセンターで暇をつぶしていたところ、ぜんいちそっくりな何者かを発見。
この何者かは路地裏へ姿を消してしまったが、正体について三人で予想しているところで街中に展開されたクモの糸トラップを発見、急行して変身した。
早速キメラバグマンと戦おうとするが、連れて来られていた別のゾンビピグリンがクリーパーカード2枚を用いたキメラバグマンに変身。
人々を拘束した上で町全体を自爆で吹き飛ばそうとしている、と察したマイゼンはライダーブレイクでクリーパー個体を吹き飛ばすが、追撃をかけようとしたところでクリーパー個体が逃亡防止を兼ねたクモ糸で拘束されてしまう。
さらに手間取っている間にマイゼン自身もクモ糸に引っかかり、Mr.ブラックから事態を聞かされて駆け付けたスマナイも高速クラフトで作られた即席の牢屋に閉じ込められて完全に動きが止まってしまう。
爆破を阻止するにもクリーパーバグマンを倒すにも手が足りず、万事休すかと思われたが、実はまいぜんシスターズはこの話の冒頭において、5話で保護した新人ネオピグマのゾンビピグリンの案内でジ・エンドを訪れており、フォームチェンジのバリエーションを得るためシュルカーのモブカードを入手していた。
そのカードを用いてシュルカーフォームに変身し、外殻ユニットを召喚して自分の拘束を破ると共にクリーパーバグマンを閉じ込め、内部で爆発させることでテロを防いだ。
そのまま攻撃能力の乏しいキメラバグマンを殴り飛ばすと、自分がユニットに閉じこもったところをスマナイにバッティングの要領で打ち出してもらう形で突撃。
ビル街に叩き出したところでシュルカー誘導弾をぶつけて浮遊ステータスを付与、移動を封じたところにクラフトアンドブレイクを炸裂させ、変身解除に追い込んだ。
- 第7話(SEASON2)
ヒナタを誘って三人でキノコ狩りに来ていたが、スタジアムに現れたバグマンが現れているとの連絡を受けてマイッキーに運んでもらい急行。
スマナイ、ミカゲと共に対処に当たるが、突如現れた新たなる戦士・仮面ライダーザズーによってバグマンは瞬殺される。
その後、シロクマの力でスマナイとミカゲを氷漬けにしたザズーに勝負を吹っ掛けられ、正面から受けて立つマイゼンだったが、ザズーは動物のモブカードを活用したトリッキーな戦法でマイゼンを翻弄。
最終的にライダーキックの撃ち合いに持ち込むも、マイッキーストライクを正面から破られ敗北。
変身解除に追い込まれ、ぜんいちも重傷を負ってしまう。
窮地に陥るも、スマナイが自力で凍結を破りミカゲを解放、そのミカゲがエヴォーカーファングで運んだことで難を逃れる。
水を差された形のザズーは盛大に落胆するとその場を去ったが、ぜんいちを介抱するすまない先生とミカゲは、観客席にいつの間にか座っていた黒いパーカーを着たぜんいちそっくりの謎の青年を発見。
突然の新たな敵の登場に、仮面ライダー達はただ困惑するしかなかった……。