変身者
概要
「ヤスエダ-YASUEDA」氏がYouTubeにて公開中のマインクラフトアニメ「仮面ライダーマイゼン」に登場する仮面ライダー。第6話から登場。
本作における2号ライダーポジションであり、すまない先生がスマナイドライバーを使用して変身する。
外見
ベースカラーは青。
フォームチェンジに応じて各部の黒い部分に装甲が装着され、複眼の色が変化する。
アイテム・マシン
変身ベルト。
変身に使用するカード。
すまないスクール 3年B組の生徒のモブカードを使用する。描写される情報を考えると、Mr.ブラック以外の面子は超襲撃社によってモブカードにされており、彼らを助ける方法を得るためにライダーシステムを得たと思われる(ブラックがわざわざ超襲撃社に潜入していたこと、マネーのカードだけ確保できていなかったことを考えると、ブラックの任務は「3年B組のカードを奪還する」ことと、「すまない先生用のライダーシステムを開発する」こと、そして「超襲撃社のデータを可能な限り集める」ことだったと思われる)。
フォームチェンジの際にはインナースーツのデザインが変わるマイゼンとは違い、それぞれの生徒を模した追加アーマーがスマナイの右側に展開され、人型のホログラムが頭を下げることで射出・装着される。
プロセスの元ネタは仮面ライダーギーツ。
- スマナイザー
スマナイの専用バイク。
スマナイのアイテム一式と共にMr.ブラックから授けられたもので、すまない先生が移動手段として使う。
- カード化銃
SEASON2で登場。
ネオピグマの幹部が持っていた光線銃で、他人を撃つとその相手をモブカードに変化させることができる。逆にモブカードを撃てば元の状態に解放される。
第4話でキメラバグマンと戦っていた最中にミカゲが奪い取ったが、その後すまない先生に譲渡された模様。
Mr.ブラックはSEASON1でミカゲのバイクに同様のシステムを搭載していたが、これはSEASON2の2話で破壊されている。
フォーム
- ソタイフォーム
基本形態。
固有武器として剣型の「スマナイトソード」を持ち、戦闘ではスマナイトソードを駆使した剣術で戦う。
マイゼンの初期形態と同名だが、彼らのポジションであるあちらと違い、明確に戦闘時の基本形態として扱われており、すまない先生自身の高い戦闘能力も相まって、この時点でバグマンやマイゼン・マイッキーフォームと対等に渡り合える戦闘能力を有している。
これは、フォームチェンジ用のモブカードが生徒をカード化したものであるという事情によると思われる(生徒を悪の組織との戦いに動員する形になるため、ソタイフォームの状態でも戦えた方が望ましい)。
ただしこの状態ではスマナイブレイクを発動していないため、必殺技はない。
第5話で画面に表示されていた姿はブレストアーマー部分がなかった。
- ミスターバナナフォーム
『ミスター!』
『バナナ!』
ミスターバナナカードを装填して変身する派生形態。このフォームの変身音は効果音のみ。
ミサイルランチャー型の武器「バナランチャー」を駆使した砲撃を得意とし、発射されるミサイルはバナナを象っている。凄まじい連射力も兼ね備えており、初登場の第6話ではクモバグマンが放つクモの巣の連射攻撃を全弾相殺している。
同じ射撃特化型フォームであるマイゼンのガーディアンフォームと比較すると、一発の威力と連射性に優れる代わり、エイミング性能と初速で劣っていると言える。
必殺技はバナランチャーから皮が剥けたバナナを象ったミサイルを発射する「バナナミサイル」。
元ネタは仮面ライダーG4。
- ミスターアカチャンフォーム
『ミスター!』
『アカチャン!』
ミスターアカチャンカードを装填して変身する派生形態。ブレストアーマーはMr.赤ちゃんの持つ熊のDNAを反映したのか、クマのアップリケを象っている。
変身音では文字通り赤ん坊の泣き声が流れるが、本物のMr.赤ちゃんはこんな泣き方はしない。
熊の力は能力にも影響しており、両腕に手甲「アカチャンベアクロー」を装備している。さらに、左側のクローに付いている「パワーミルク」を飲むことでマイゼン・アイアンゴーレムフォームに匹敵する超パワーを一定時間得ることができる。この状態になると両腕のクローで攻撃できるようになる他、赤ん坊の泣き声をイメージした衝撃波を放つことも可能。
第9話ではマイゼン クリーパーフォームの自爆でやっとダメージを与えるほど強固なアイアンゴーレムバグマンに対して、必殺技すら使わず肉弾戦のみで勝利していた。
必殺技は、右腕のクロー部分からエネルギーの刃を伸ばし、それを敵に投げつける「カラミティアカチャン」。
- ミスターギンサンフォーム
『ミスター!』
『ギンサン! オイオイオイオイーッ!』
ミスター銀さんカードを装填して変身する派生形態。変身音声はMr.銀さんが驚いた時や仕掛けに引っかかって断末魔を上げた時のシャウト。ただし本家は「おいいーっ!?」でありこんな風に連呼はしない。
スマナイのフォームでは唯一非戦闘用であり、専用武器のハンマー「ギンサントンカチ」を用いての高速・大規模なクラフト能力に特化している。壊れた建物の修復、建物の建設がメインとなるフォーム。
全く戦えないわけではなく、戦闘においてはスマートかつテクニカルな動きで攻撃をかわしつつトンカチで攻撃し、隙をついて牢獄をクラフトして敵を閉じ込める。
第9話において戦闘終了後に変身し、超襲撃社の攻撃とウォーデンフォームの暴走で壊滅した町を一晩で修復した。
必殺技はスマナイブレイクによる出力アップで一瞬にして巨大建造物をクラフトする「ギンサンアーキテクチャー」。ただし本編では使用しておらず、素の能力だけで町一つを修復している。
ハイパーバトルビデオのシミュレーションではスマナイブレイクを発動して10階建ての建物を作り出し、これを蹴り倒して敵を殲滅している。
- ミスターレッドブルーフォーム
『ミスター!』
『レッド&ブルー!』
ミスターレッドブルーカードを装填して変身する派生形態。変身音は本家「ウォーターチャレンジ」でも時々使われるジングル。
変身の際、左側から装着されるアーマーが右側にも出現、赤いアーマーと青いアーマーが半身ずつ装着される。
錠前型の盾「ミスターレッドロック」と、鍵型の剣「ミスターブルーキー」を固有武器として持つ。
これを使用しロックされたドアを開けることが出来る他、本体の能力としてMr.レッド由来の変身能力、Mr.ブルー由来の擬態能力による隠密行動が可能。
ただしミスターブルーキーの方は主に防御に使われているのに対し、ミスターレッドロックは打撃武器として使われる。固有武器の元ネタはレドブル兄弟のシンボルマークである錠前と鍵。
最大の特徴として、Mr.レッドサイド、Mr.ブルーサイドに分離して行動することが可能(この状態になるとドライバーのウインドウにそれぞれレッドとブルーの顔が単独表示される)。
各サイドにはそれぞれのオリジナルの性格が反映され、第10話ではレーザーの罠が現れた際、レッド側は仮病を使ってブルー側に解除をさせていた。
必殺技はミスターレッドロックを設置し、それをミスターブルーキーで解錠することで周囲の敵の体をバラバラに分解・爆発させる「レドブルアンロック」。
第10話で使用した際は地面において使用していたが、本来は両方とも投げつけて遠隔操作で使用する。
元ネタはダブルアクションゲーマーレベルXX。
- ミスターマネーフォーム
『ミスター!』
『マネー! ハアーッ!』
ミスターマネーカードを装填して変身する派生形態で、スマナイの実質的な最強フォーム。変身音はMr.マネーが事あるごとに発する気合。
変身の際、アーマーが左側から装着されるのは変わらないが、他の派生形態に比べてアーマーが多く、マスク部分にマネーのメガネを模したバイザーが装着され、マントを羽織っている。
札束型の爆弾「ミスターマネーマンエン」は無尽蔵に生成することが可能であり、これを用いた爆撃が主な攻撃手段となる他、手に持って打撃武器としても使える。
攻撃力はミスターアカチャンフォームに比肩し、アイアンゴーレムバグマンであっても一蹴できるほど。
スマナイのフォームでは唯一自力飛行が可能(ミスターギンサンフォームは必殺技発動中に浮遊するのみ)。
力の大本であるMr.マネーは眼鏡を外すことで一時的にパワーアップするが、こちらも同様に変身後にバイザーが展開し、一定時間強烈極まるブーストがかかる。
しかし、すまない先生の体力が尽きるとバイザーが元に戻り、全身のエネルギーラインが消灯して行動不能に陥ってしまうリスクがある。一応、マネー本人とは異なり外部からの回復を受けることでブースト状態を継続、再始動することができる。
最終決戦ではマイゼンによる回復を受けて決着まで戦い抜いたが、変身解除直後のすまない先生は支えてもらわないと立てないほどボロボロになっていた。
ハイパーバトルビデオのシミュレーションを見る限り、行動不能になるとライダーとしての性能どころかすまない先生自身の戦闘力も失われるらしく、バグマンどころか普通の戦闘員にすら簡単に吹っ飛ばされるほど弱体化する。
必殺技は黄金のフットガードを生成、無数のミスターマネーマンエンをまき散らしながらライダーキックを叩き込むと共に大爆発を起こす「オウゴンメガマネーキック」。
元ネタは仮面ライダーイクサ。
- ミスターブラックフォーム
『ミスター!』
『ブラック…!』
ミスターブラックカードを装填して変身する派生形態。変身音はパソコンをイメージした電子音。
Mr.ブラックはクラスの中で唯一モブカード化を免れているが、SEASON2第4話においてネオピグマが持ち出したカード化銃を利用する形で自らカード化しており、これを使って変身した。
上半身周りにブラックの上着を模した追加装甲が装着される他、マスクの左半分は仮面を模した白い追加パーツで覆われる。
Mr.ブラックの超IQとクリエイティブ能力をそのまま受け継いでおり、背中から取り出したノートパソコン「ブラックマグネットPC」とエヴォーテクター型の大型ユニット「ブラックリングストーン」を操作して戦う。
ブラックリングストーンはマイゼン・ファントムフォームの「ファントムボード」と同じく空中飛行が可能であり、そのまま乗る他、スマナイザーに接続して飛ぶことも可能。マイゼンと違い、すまない先生が運動神経に優れているためか初変身からあっさり乗りこなしている。
またPCからの操作で遠隔操作してぶつける、敵を挟み込んで拘束するなど応用が利く他、スマナイブレイクを発動すると縦に連結して大型のビームキャノンになる。
欠点としては本体の戦闘能力は上がらないこと、ブラックリングストーンはマグネットPCを使わないと遠隔操作できないため、足が完全に止まってしまうことがある。
総じて直接戦闘力よりも能力を生かしたサポートに向いており、未曽有の強敵であったキメラバグマンの撃破に大きく貢献した。
必殺技はキャノン形態になったブラックリングストーンからフルパワーで発砲する「ブラック超電磁キャノン」。
活躍
- 第6話
クモバグマンに追い詰められたマイゼンたちの下に駆け付け、変身。
最初はソタイフォームとなってヒナタの拘束を解き、逃がしてからスマナイトソードでクモバグマンを圧倒。マイゼンとマイッキー(マイッキーカード)を助けた後、天井に張り付いたクモバグマンに対抗すべく、ミスターバナナフォームへとフォームチェンジ。
バグマンが放つクモの巣連射に対し、スマナイはバナランチャーで応戦して巣を全弾相殺、逆にバナランチャーの砲撃を浴びせてクモバグマンを撃墜。最後は必殺技のバナナミサイルをお見舞いし、クモバグマンを撃破した。
- 第7話
序盤、ぜんいち/マイゼンと手合わせする上でソタイフォームへと変身。
互角の勝負を繰り広げるが、自身のスマナイトソードとマイゼン・マイッキーフォームのマイッキーシールドで鍔迫り合いをする中でシールドを弾き飛ばし、マイゼンから一本取ってみせた。
その後、街に出没したウォーデンバグマンを止めるべく、ぜんいち/マイゼン・マイッキーフォームと共にミスターバナナフォームへと直接変身。
バナランチャーで攻撃を仕掛けるが、ウォーデンバグマンの巨体には傷一つつかず、逆にマイゼン共々バグマンに掴み捕えられて自身は建物に叩き付けられ、ソタイフォームの姿になってしまう。スマナイは負けじとバグマンによじ登り、スマナイトソードを突き刺すが、抵抗も敵わず引きずり降ろされる。
その後、マイゼン共々体勢を立て直して反撃を試みるも、鋭い聴覚を持つウォーデンバグマンに足音で気付かれ、超音波をくらって膝を付いてしまう。それでもスマナイは立ち上がり、ミスター赤ちゃんカードを使用してミスター赤ちゃんフォームへとフォームチェンジ。
哺乳瓶を飲んでパワーアップし、バグマンが投げた建物の残骸を受け止めて投げ返した後、マイゼンにアイアンゴーレムカードを渡して彼をアイアンゴーレムフォームへとチェンジさせる。
そして、お互い超パワーを得た2人はウォーデンバグマンが投げてくる建物の残骸を武器で弾き飛ばし、超音波でバグマンを怯ませた後、見事なコンビネーションで圧倒。最後は建物に叩き付け、マイゼンとの同時必殺技を放って撃破した。
- 第8話
ウォーデンフォームとなり暴走していたマイゼンを止めるため変身。ウォーデンフォームの強大なパワーに阻まれるも、ミスター赤ちゃんフォームの怪力と超音波を駆使し何とか立ち向かう。その後シュウゲキトルーパーに変身したよろずやメンバーの協力もあり、マイゼンからドライバーを引き剥がすことに成功。ぜんいちとマイッキーをさんど達に任せ、ミスター銀さんフォームへと変身。破壊された都市を元に戻した。
- 第9話
超襲撃社に捕らわれたヒナタを助けるため、マイゼン、ミカゲと共闘。ミスター赤ちゃんフォームの超パワーでアイアンゴーレムバグマンを撃破。その後ブレイズバグマンの火球を受け、ミスターバナナフォームで応戦。バナランチャーのミサイルを全て避けられてしまうが、マイゼン ガーディアンフォームの助けでブレイズバグマンを地面に落とし、バナナミサイルで撃破した。その後全バグマンを撃破した3人は、バイクに乗りクリーパーバグマンの空爆を避けながら超襲撃社本部へと向かった。
- 第10話
超襲撃社本部に潜入するためミスターレッドブルーフォームに変身、その能力でシュウゲキトルーパーに成り済まして正面から乗り込む。
マイゼン、ミカゲと別行動をとりつつ、レッドとブルーに分離して内部を捜索するが、その中でただ一人行方不明になっていた生徒・Mr.マネーのモブカードを発見、これを回収する。
一通り内部を調べた後、エンダードラゴンバグマンとマイゼン・ミカゲが戦っている途中で合流。
叩き落されたミカゲのドライバーからエヴォーテクターが外れたのを拾ってマイゼンに渡し、これがあればウォーデンフォームを制御できると教えて戦闘に加わった。
狙い通りコントロールに成功したマイゼン・ウォーデンフォームとミカゲ・ヒナタフォームと共にエンダードラゴンバグマンを追い詰めるが、戦闘員たちが変身したバグマンが増援として現れたため、それぞれの必殺技で殲滅するもエンダードラゴンバグマンの後退を許してしまった。
- 第11話~第12話
アイスオロジャーがウィザーストームバグマンへの変身を試みているところに到着し、変身を妨害するため三人がかりで足止めに研究員が変身したエンダードラゴンバグマンと戦闘。
ミカゲが叩き落した隙にアイスオロジャーからウィザーストームカードを奪い取るも、それはすり替えられたダミーであり、バグマンへの変身を強行されてしまう。
ダメージも重なりこれ以上の戦闘は不可能と見てぜんいち、ミカゲを連れて外に脱出するが、ウィザーストームバグマンが街へ飛んでいくのを見てバイクで追撃。
後を追って来たシュウゲキトルーパー達はバナナフォームで蹴散らし、街にとんぼ返りする。
そして、Mr.マネーのカードを装填してミスターマネーフォームに変身、超襲撃社との最終決戦に臨む。
他の二人と異なりブーストに時間制限がある都合上何度か脱落しかかったものの、マイゼンの回復を受けて踏み止まり続け、ミカゲと共にマイゼンの攻撃の時間を稼ぐことで貢献。最後はトリプルライダーキックでウィザーストームバグマンを撃破し、モブカードにされていた生徒たちもミカゲのバイクに搭載されていたカード化システムを応用することで元に戻すことが出来た(嬉しさのあまり生徒たちに飛びついて大破壊を巻き起こすハプニングもあったが)。
- 第2話(SEASON2)
すまないスクールの近くでネオピグマの戦闘員が出現、暴れ始めたのを受けて変身。
ソタイフォームで戦闘員の大群を苦も無く圧倒するが、これはスクール唯一の戦力であるスマナイを引き付ける陽動であり、全てのトルーパーを片付けたと同時に校舎から出て来たゾンビピグリンの手には生徒たちのモブカードがあった。
後を追おうとするも空間転移で逃げられ、大事な生徒たちをまたしても悪の組織に利用されたスマナイは怒りの慟哭を上げるしかなかった……。
その後、同じくバイクをネオピグマに破壊された(恐らくカード化システムによるモブカード解放を封じるため)ミカゲ共々まいぜんシスターズの家に呼ばれ、新たな脅威に立ち向かうために決意を新たにするのだった。