概要
「ヤスエダ-YASUEDA」氏がYouTubeにて公開中のマインクラフトアニメ「仮面ライダーマイゼン」に登場する怪人。
本作の敵組織である超襲撃社の上級構成員が、バグマンチェンジャー(仮称)にモブカードを装填して変身する。各個体の名称は「(使用モブカード名)+バグマン」という法則だが、エンダーバグマンのみ例外。使用カード名に「マン」が付いているからだろうか。
戦闘力は高く、大半のバグマンがマイゼン・ソタイフォームを圧倒し、中にはマイッキーフォームと互角以上に戦う個体もいる。ただし例外もおり、自爆用のクリーパーバグマンなどがそれに該当する。
種類
超襲撃社
- マイッキーバグマン
『マイッキー!』
マイッキーカードを装填して変身するバグマン。第1話に登場。
黒服の構成員が性能をテストするために変身するも、適合率の低さにより十分なパワーが出せないどころか、カードの中のマイッキーが強い意志を以て抵抗したためまともに体が動かせなくなり、憤った構成員が変身を解除してカードを放棄する形で退場した。
- エンダーバグマン
『エンダーマン!』
アイスオロジャーがエンダーマンカードを装填して変身するバグマン。第1・2話に登場。
エンダーマン由来の瞬間移動・高速移動能力を持ち、鉱石で出来た装飾ブロックを手に装備してでの格闘攻撃を得意としている。第1話ではまいぜんシスターズが守っていた村をブレイズバグマンとともに襲撃し、2人を軽々と圧倒した。
第2話ではぜんいちからマイゼンドライバーを奪おうと、戦闘員を率いて襲いかかる。戦闘員は全てぜんいちによって倒されるも、自身はぜんいちを攻撃してマイゼンドライバーを奪い、バグマンへの変身を解除してドライバーを装着。エンダーマンカードを装填して変身を試みるも、失敗。
何度やってもドライバーが作動せず、憤っていたところをマイッキーに羽交い締めされ、ヒナタのスタンガンをくらうと共にぜんいちにドライバーを取り返されてしまう。自身は再びエンダーバグマンに変身し、マイゼン・ソタイフォームに変身したぜんいちを追い詰めるも、彼がマイッキーフォームにフォームチェンジしたことで苦戦を強いられる。
しかし、エンダーバグマンはお得意の高速移動でマイッキーフォームを圧倒。一度は形勢逆転するが、マイゼンはヒナタから受け取ったガーディアンカードでガーディアンフォームにチェンジ。これに対し、エンダーバグマンはヒナタを人質にとることでマイゼンの攻撃の手を緩めさせようとするも、ガーディアンシューターによる精密射撃で反撃され、ヒナタを解放される。
瞬間移動・高速移動能力も攻略され、水中戦に持ち込まれた後、最後は地上にてマイッキーフォームのマイッキーストライクを受けて強制変身解除、エンダーマンカードもマイゼン(ぜんいち)の手に渡った。
それでもなお、アイスオロジャーはぜんいちたちに反撃を試みるも、やって来たミカゲによってアジトの実験室に連れていかれてモブカードにされ、ミカゲドライバーに吸収されて仮面ライダーミカゲへの変身に使用されることとなった。
その後9話にて別個体が登場。高速移動でマイゼン達を撹乱したが、ブレイズフォームの炎上能力で動きを止められ、必殺技を喰らい爆散した。
- ブレイズバグマン
『ブレイズ!』
赤服の構成員がブレイズカードを装填して変身するバグマン。カラーリングが某マグマライダーに似ている。
火球を放つ能力を持ち、第1話ではまいぜんシスターズが守っていた村の家の上から現れ、村人たちを焼き払った。
その後はしばらく出番がなかったが、第8話にて再登場。街を襲撃するシュウゲキトルーパーたちに加勢し、ドラウンドフォームに変身したマイゼンを翻弄しつつ、新たに披露した対象を発火させる能力で彼を苦しめる。
しかし、マイゼンがウォーデンフォームにフォームチェンジしたことで形勢逆転され、シュウゲキトルーパーたちが一瞬にして殲滅させられた後、自身もウォーデンフォームの固有武器である枹による連打攻撃で瞬殺された。
その後9話にて別個体が登場。空中移動でスマナイのバナランチャーを避け調子に乗っていたが、マイゼン ガーディアンフォームの針で地面に落とされ、スマナイのバナナミサイルを喰らい爆散した。
- ガーディアンバグマン
『ガーディアン!』
ガーディアンカードを装填して変身するバグマン。変身音は仮のもの。
全身から棘を生やす能力を持ち、攻撃や敵の拘束に利用できる。第1話にて黒服の構成員が変身し、マイゼン・ソタイフォームと交戦。一度は変身解除まで追い込むも、マイッキーの助けでぜんいちがマイッキーフォームに変身したことで形勢逆転。最後はマイッキーストライクを受けて撃破され、ガーディアンカードもマイゼンの手に渡った。
その後9話にて別個体が登場。針を駆使してマイゼンに攻撃したが、ブレイズフォームのロッドに防がれ、その後ミカゲのエヴォーカーファングでの攻撃を喰らい爆散した。
別時間軸のショートアニメではネオピグマ製と思しき別個体が「ガーディアン怪人」名義で出現したが、こちらは仮面ライダークウガに撃破されている。
- ゾンビバグマン
『ゾンビ!』
緑色のアイスオロジャーがゾンビカードを装填して変身するバグマン。
対象に噛み付くことでゾンビに変貌させるという恐ろしい能力を持つ。だが、ゾンビバグマン自身の戦闘力はそこまで高くない。第3話にてミカゲからゾンビカードを渡されて変身し、戦闘員たちをゾンビ化させてからヒナタを拉致し、まいぜんシスターズにパソコンの画面越しに挑戦状を叩き付けた。
現場には地下室に繋がる落とし穴トラップとゾンビ戦闘員軍団を仕掛け、駆け付けたマイゼン(ぜんいち)を罠に嵌める。この時、諸事情でマイッキーフォームになれなかったこともあり、地下室に閉じ込められたマイゼンはゾンビ戦闘員に追い詰められる。
アイスオロジャーは勝利を確信して高笑いを上げるも、駆け付けたマイッキーとヒナタの機転でマイゼンはマイッキーフォームにチェンジし、ゾンビ戦闘員を撃破。その後にエンダーマンフォームにチェンジされ、地下室からの脱出を許してしまう。
激昂して数十体のゾンビ戦闘員をけしかけるも、エンダーマンフォームの前にはなすすべなく全て倒される。アイスオロジャーは再びゾンビバグマンに変身してヒナタをさらうが、こちらもマイゼンに阻止され、そのまま戦闘となる。
マイゼンとは互角の勝負を繰り広げていたが、次第に圧倒されてしまう。その最中、突如としてミカゲが姿を現し、彼に助けを請うも、仮面ライダーミカゲに変身したミカゲには用済みとばかりにエヴォーカーファングの一撃を与えられて撃破されてしまい、ゾンビカードも彼の手に渡った。
なお、ヒナタを拉致した際に彼女をゾンビ化させていたが、帰宅後に彼女の能力によりゾンビ部分だけがモブカードとして切り離され、事なきを得ている。
その後9話にて別個体が登場。何度も起き上がりマイゼンを苦戦させたが、ブレイズロッドを使ったジャンピング攻撃を喰らいクモバグマンと共に爆散した。
- クリーパーバグマン
『クリーパー!』
クリーパーカードを装填して変身するバグマン。第4話、第9話に登場。
自爆能力を持っており、変身が完了した直後に本人の意思と関係なくバグマンチェンジャーが白く点滅し、最後には爆発してしまう。言ってしまえば、クリーパーバグマンは完全なる人間爆弾である。威力も非常に強力かつ広範囲であり、まともにくらったマイゼン・マイッキーフォーム(ぜんいち)は重傷を負ってしまった。
第4話序盤ではミカゲに見出され(?)、島に連れてこられた緑服の構成員がチェンジャーとカードを渡される形で変身。しかし、ミカゲの目的はクリーパーバグマンの自爆機能とその威力を試すことであり、変身した構成員は驚きを隠せないまま自爆した(ミカゲはライダーに変身し、エヴォーカーファングで自身の周りを囲っていたため無事だった)。
それからしばらくして、マイゼン・ゾンビフォーム、ハスクフォーム、ドラウンドフォームの攻撃で強制変身解除まで追い込まれたミカゲが、助けに来た黒服の構成員を無理やりクリーパーバグマンに変身させて自爆させた。ぜんいちに重傷を負わせるが、マイゼンの機転で無事だったさんどとぺんこの妨害により、マイゼンドライバーを奪うことまでは叶わず、クリーパーカードもマイッキーに回収された。
その後9話にて別個体が大量に登場。完全に爆弾扱いで、ヘリからバイクに乗った3ライダーに特攻していったが、一撃も喰らうこと無くそのまま走り去られてしまった。
- アイアンゴーレムバグマン
『アイアンゴーレム!』
黒と水色の服を着た構成員がアイアンゴーレムカードを装填して変身するバグマン。第5話、第9話に登場。変身音は仮のもの。
アイアンゴーレム由来の剛腕と防御力を兼ね備え、特に防御力は鉄の剣を容易にへし折るどころか、当時の時点でマイゼンが変身できる、クリーパーフォームを除いた全フォームの攻撃が通用しないほどの硬さである。構成員にカードを渡したミカゲもこの性能は理解していた様子で、クリーパーフォームに変身したマイゼンをバグマン共々自爆させることで彼らを倒す打算であった。
作中では白昼堂々と街の人たちを襲い、駆け付けた警官たちを剛腕を駆使して殲滅。鉄の剣で斬りかかってきたさんどもパンチ一撃で気絶させた。やって来たマイゼン・マイッキーフォームもマイゼンザーに乗ってライダーブレイクを仕掛けるが、あろうことかアイアンゴーレムバグマンはそれすらも軽々と投げ飛ばす。
対するマイゼンはエンダーマンフォーム、ガーディアンフォームへと次々にフォームチェンジして攻撃を繰り出すがものともせず、アイアンゴーレムバグマンは警官の拳銃で反撃して来たさんどにパトカーを投げつけて攻撃した(さんど本人はすまない先生に助けられて無事だった)。それに激昂したぜんいちはミカゲの打算通りクリーパーフォームへの変身を強行。自爆技のクリーパーダイナマイトが強制発動し、自身はそれに巻き込まれてボロボロになる。
しかし、クリーパーダイナマイトを発動したマイゼンはマイッキーの持っていたポーションの力で生存。ボロボロになった影響で防御力が大幅に低下したことでマイッキーフォームに圧倒され、最後はマイッキーストライクで撃破、アイアンゴーレムカードもすまない先生の手に渡った。
その後9話にて別個体が登場。怪力と防御力でミカゲを追い詰めたが、スマナイ・ミスターアカチャンフォームのハイパワーには自慢の防御力も意味をなさず、そのまま吹っ飛ばされて爆散した。
- クモバグマン
『クモ!』
黒と金の服を着た構成員がクモカードを装填して変身するバグマン。第6話に登場。
クモと同様に壁や天井に張り付くことができ、全身各部からクモの巣をマシンガンの如く発射することが可能。
このクモは超襲撃社の駐車場で構成員を襲撃した個体であり、ミカゲによってカード化された。
このカードを渡された翌日、真っ黒な服装で全身を包み、お出かけしていたぜんいちたちの面前で近くにいた老婆のカバンをひったくることでぜんいちの注意を引いて誘い込み、人気のないところで正体を現して変身。
マイゼン・ソタイフォームに変身したぜんいちを翻弄し、天井に張り付いてからクモの巣でマイゼンを拘束する。そこにマイッキーとヒナタも駆けつけ、ヒナタの助力でカードになったマイッキーがマイゼンをマイッキーフォームに変身させようとするも、クモの巣が引っ掛かってマイゼンドライバーを操作できず、クモバグマンはその隙にマイッキーとヒナタもクモの巣で拘束する。
彼らを絶体絶命の状況に追い込むが、突如としてスマナイザーに乗ったすまない先生が現れ、仮面ライダースマナイ ソタイフォームへと変身。彼の凄まじい戦闘能力に圧倒されたクモバグマンは天井に張り付いてからのクモの巣連射で反撃するも、ミスターバナナフォームにチェンジしたスマナイのバナランチャーで全弾相殺され、逆にバナランチャーの銃撃を受けて墜落。
最後は必殺技のバナナミサイルの直撃をくらって撃破され、クモカードもぜんいちの手に渡った。
また、ソタイフォームとの戦闘では、善戦はしているが圧倒は出来ておらず、素の戦闘力は比較的低いと思われる(ぜんいちが戦闘経験を積んで成長しているのもあるだろうが)。
その後9話にて別個体が登場。蜘蛛の糸でマイゼンを拘束したが、ブレイズフォームの炎上能力で焼き切られ、ブレイズロッドのジャンピング攻撃を喰らいゾンビバグマンと共に爆散した。
- ウォーデンバグマン
『ウォーデン!』
ミカゲがウォーデンカードを装填して変身するバグマン。第7話に登場。
通常のモブの中では頭一つ抜けて強力なウォーデンの力を使っているため、他のバグマンとは比べ物にならない規格外の巨体を持っているのが特徴で、ウォーデン由来の鋭い聴覚と超音波を発射する能力も併せ持っている。また、その巨体ゆえに力も強く、近くにある建物の残骸を投げつけて攻撃することも。
超襲撃社の戦闘員たちもウォーデンバグマンの能力を知っていた様子で、ミカゲがウォーデンカードを取り出した途端に彼らは恐れおののき、彼が変身した際には一同が恐怖のあまり逃走した。その後、ウォーデンバグマンは街を襲撃し、マイゼン・マイッキーフォームとスマナイ・ミスターバナナフォームと交戦。
スマナイのバナランチャーをものともせず、2人を掴み捕えてマイゼンを建物に投げつけ、スマナイは建物に叩き付けてから蹴りを叩き込んでソタイフォームの姿に戻すほどのダメージを与える。対し、スマナイが自身によじ登ってスマナイトソードを何度も突き刺すが、怯むことなく引きずり降ろした後、マイゼンと共に反撃を試みようとするスマナイを足音で感知し、超音波を放って2人まとめて圧倒した。
ウォーデンバグマンは高笑いを上げるが、スマナイはミスターアカチャンフォームへとフォームチェンジ。焦ったバグマンは建物の残骸を投げつけて攻撃するが、パワーミルクを飲んでパワーアップしたスマナイには受け止められ、逆に投げ返されてダメージを受ける。
マイゼンもアイアンゴーレムフォームにチェンジしてしまい、ウォーデンバグマンは超音波を放って反撃するも、スマナイも超音波を放ったことで打ち消される。それでも負けじと建物の残骸を投げつけるが、超パワーを得た2人の前には難なく弾かれ、スマナイの超音波をもろにくらったことで鋭い聴覚が仇となり、怯んでしまう。
そして、2人のコンビネーションと超パワーの前になすすべなく圧倒され、建物に叩き付けられた後、同時必殺技をくらって敗北、変身解除された。
- エンダードラゴンバグマン
『エンダードラゴン!』
アイスオロジャーがエンダードラゴンカードを装填して変身するバグマン。第10話に登場。
ウォーデンバグマンと同様に巨体で巨大な羽が生えている。この羽は打撃武器として使用でき、2枚で挟み込むことも可能。
さらに元のエンダードラゴンと同じく「エンドクリスタル」を配置し、ここから発するビームを浴びることで自分のエネルギーを回復・強化することができる他、毒のデバフを周囲一帯にばら撒く能力も備えている。
第10話ではミカゲを羽攻撃で圧倒、一時戦闘不能まで追い詰め、マイゼン、スマナイ共に大ダメージを負わせたが、ミカゲがヒナタフォームに変身し復帰。一時は追い詰められるもエンダークリスタルで回復。
ミカゲを拘束し再び大ダメージを負わせるも、Mr.ブラックが用意していたミカゲドライバーのエヴォーテクターをマイゼンドライバーに装着、マイゼンがウォーデンフォームを制御可能になったことで両方の翼をもぎ取られ、さらにエンドクリスタルも全て破壊されてしまう。おまけにスマナイも復活したことで形勢が逆転、バグマンを囮にして逃走した。
第11話ではアイスオロジャーの付き人である研究員が変身。アイスオロジャーがウィザーストームバグマンに変身するまでの時間を稼ぐためマイゼン達と戦ったが敗北。その後アイスオロジャーがウィザーストームバグマンに変身し、これを守るべく再びマイゼン達に立ち塞がるも、ウィザーストームバグマンに倒された挙句変身者の研究員はエネルギーとして吸収されてしまった。この時エンダードラゴンカードも吸い込まれそうになったが、マイゼンにクモフォームの力で確保・回収されており、これが最終的にマイゼン達の勝利に繋がることになる。
- ウィザーストームバグマン
『ウィザーストーム!』
アイスオロジャーがウィザーストームカードを装填して変身するバグマン。第11話に登場。第1シーズンのラスボス。
ウォーデンバグマン、エンダードラゴンバグマンすら超える巨体を持っている。
ウィザーカードに他のモブカードを次々とスキャンしてカードが生成されたが、あまりにもカードパワーが高すぎたため反発してチェンジャーに入れることが出来ず、エンダードラゴンバグマンのエンドクリスタルからエネルギー供給を受けて強引に変身を試みた。
その間にスマナイ ミスターレッド&ブルーフォームにカードを奪われるが、実はエンダードラゴンバグマンに掴まれて逃げている間に偽物のカードとすり替えており、4つものエンドクリスタルのフォローを受けてようやく変身に成功した。
変身プロセスは無数のスポアと4つのエンドクリスタルを取り込むという独自のもの。
攻撃手段はその巨体を生かした近接攻撃の他、単眼から放つビーム。また、手足と背中から伸びる四つの翼状の突起を伸縮させて攻撃することも可能。
能力面ではウィザーストームの第二形態がベースであり、トラクタービームに由来する吸収能力を持っており、増幅したパワーでマイゼン、スマナイ、ミカゲを一撃で変身解除に追い込むほど。
ただし元のウィザーストームの弱点もしっかり受け継いでおり、外殻である巨体を破壊されると変身者が露出する。さらにバグマンチェンジャーでも完全制御ができていないのか(撃破直前のアイスオロジャーの様子を考えるとウィザーストームが完全に乗っ取っていた可能性が高い)、変身完了後には味方側である筈のエンダードラゴンバグマンを自らの手で葬っている。
本拠地やバグマンたちを吸収してどんどん巨大化を続け、最終的には高層ビルと並ぶ、ウルトラ怪獣並みの巨躯に変貌した。
そのまま街に現れると街並み、人々、車、全てを吸収して強大化を続け、ビームを放って街を破壊し、さらに吸収を続けていった。
最終話でもその能力を大いに振るい街を破壊し、最強フォームとなった三人のライダーをも寄せ付けない絶望的な強さを見せつけたが、エンダードラゴンフォームが新たにエンドラソードとマイッキーシールドEXを得たことで逆転。
翼を全て斬り飛ばされ、さらにビーム攻撃をシールドで受け止められている間に、クリーパーを含む全モブカードをハイパースキャンしたマイゼンに胴体を薙ぎ払われ転倒、さらに追撃の二の太刀を受ける。
それでも取り込んだエネルギーで翼を再生させるが、駆け付けていたMr.ブラックがミカゲのバイクのカード化装置にリモコンを取り付け、自らモブカードとなって加勢、さらにこれを見たよろずやメンバーや行商人、街の人々もモブカードとなって続く。
これにより限界を超えた威力のエンドラソードで外殻を両断され、核となっていたアイスオロジャーが露出。
そのまま渾身のトリプルライダーキックを受けて崩壊、消滅した。
ネオピグマ
- スケルトンバグマン
『スケルトン!』
SEASON2に登場。ネオピグマが送り込んだ第一の刺客で、ネオピグマの幹部がスケルトンカードを装填して変身するバグマン。
強烈な威力を持つ弓矢を武器としており、右手の弓と頭部から矢を連射する。また、全身をバラバラに分解して浮遊し、パーツそれぞれで攻撃を仕掛けるオールレンジ攻撃じみた能力を備える。
また射撃だけではなく格闘能力も高く、マイッキーフォームと正面から殴り合えるほど。
祭りにやって来たぜんいち達をトロッコのアトラクションに紛れて襲撃し、不意打ちでミカゲを無力化、ついでヒナタもアトラクションの下に転落させたが、残るぜんいちとマイッキーにトロッコを盾にして射撃をしのがれた末、夜店で売っていたマイゼンのお面を使った囮に引っかかり、二人を見失った隙に変身を許す。
打撃を苦にしないバラバラの体と初速の速い矢でマイゼンを苦しめ、最終的に逃げ遅れた子供を庇ったところをハチの巣にして叩きのめした。
しかし、直後に駆け付けたミカゲにエヴォーカーファングの不意打ちを喰らい、その場を離された間にマイゼンが復帰。
シールドの投擲で壁に叩きつけられたところをエヴォーカーファングで拘束され、分離回避が出来なくなったところにマイッキーストライクの直撃を受け、変身解除された。
- ファントムバグマン
『ファントム!』
SEASON2の2話に登場。ゾンビピグリンがファントムカードを装填して変身する。
皮翼を広げての高空・高速の飛行と、地上の標的を決して見逃さないロックオン能力を持つが、飛び道具は持っておらず上空からの体当たりが主な攻撃手段。地上においても軽やかな身のこなしを武器とした格闘戦を得意としている。
変身しているゾンビピグリンは元はネザーの養豚場にいたブタで、親を屠殺されたことで人間を恨んでおり、変身直後に養豚場の人間を皆殺しにしてその足で街を襲撃した。
この様子が動画サイトにアップされており、ヒナタからこれを見せられたぜんいちとマイッキーは、一瞬映った姿にスケルトンバグマンと同じバックルが確認できたことで事態を察知して出撃。
街へ大量のトルーパーを差し向け、自身は現場近くの精肉工場に様子を見に来た二人を襲撃、マイッキーを高空へ連れ去り転落死させようと試みるも、モブカードに変身されたことで失敗、そのまま変身したマイゼンと戦闘になる。
スピードを利した攻撃力と飛行能力にものを言わせてマイゼンを制圧するが、飛び道具を持っていない弱点をスケルトンフォームに突かれ、バラバラになって回避するマイゼンを追い切れず空中で棒立ちになったところを撃ち落とされる。そのまま近接戦になったところで不意を突いてマイゼンの首をもぎ取るが、スケルトンフォーム相手では無意味どころか悪手であり、頭突きで叩き落されたところにスケルトンフィーバーを喰らって変身解除。
ファントムカードもマイゼンの手に渡った。
キメラバグマン(仮)
SEASON2の3話以降に登場。ネオピグマが超襲撃社の技術を改良して作り出した2枚のモブカードで変身するバグマンである。
登場当初は恐るべき強敵として立ちはだかっていたが、その凄まじい強さはマイゼンやスマナイがまともにフォームチェンジ出来ないことによる攻め手の不足と、カード同士のシナジーによる相対的なところが大きく、経験を積んで連携を強化した仮面ライダー達に徐々に対処されるようになっている。
すまないスクールの生徒のカードを用いた個体は、いずれもモブ側のカードの能力が大きく強化される形で力が発現している。
- Mr.バナナ+ガーディアン
3・4話に登場。Mr.バナナとガーディアンのモブカードを同時に装填して変身する。
ガーディアンバグマンの色違いがバナナのアーマーを着たような姿をしている。
Mr.バナナの攻撃力と手数、ガーディアンのロックオン能力と弾速を併せ持つため、遠距離戦においては無敵に近い。攻撃手段は主に二つで、ガーディアン由来のトゲと、Mr.バナナ由来のバナナ型投擲刃を射出する。
大量のバナナの皮をバラ撒いて足を滑らせ機動力を奪う、炸裂弾の要領でトゲをバラ撒いて広範囲攻撃を行う、体から伸びているトゲを放って突き刺す、巨大なバナナ型の投刃で薙ぎ払うなど、攻撃能力が非常に高い上、射撃特化キャラにありがちな「接近戦に弱い」という弱点も存在せず、ガーディアンのトゲを生かした怪力と耐久力で猛威を振るう(そもそもMr.バナナは射撃武器が得意なだけで、接近戦でも途轍もない強さを持つ)。
さらに防御力も尋常ではなく、スケルトンフォームの弓矢レベルではまともに受けてもダメージが通らない。
唯一の弱点はスピード面が全く強化されないことだが、それでもこれまでのバグマンとはケタ違いの脅威となっている。
3話ではその猛威を存分に振るってマイゼンとスマナイを圧倒したが、満を持して実戦投入されたファントムフォームによってビルの屋上から叩き落され、さらに空中での連続体当たりを受けて墜落したところでスマナイの猛攻に晒される。
たまらず背中を向けて逃げ出そうとしたが、反対側から襲ってきたマイゼンの突撃で失敗、そのまま転倒したところにライトニングファントムの直撃を受けた。
しかしそれでも倒れてはおらず、怒り狂って反撃をかけ、スマナイを一蹴した後マイゼンと壮絶な殴り合いを繰り広げる。最終的にどうにか競り勝ったものの蓄積ダメージが限界を迎え、やむなく撤退した。
続く4話では幹部たちが観戦する中でトルーパーを率いて街を襲撃、立ちはだかるミカゲを苦も無く圧倒、駆け付けたマイゼンとスマナイも寄せ付けず一方的に蹂躙する。
ただ一人立ち上がったマイゼンを相手にしている間、幹部の一人がモブカード化銃を用いてスマナイとミカゲをカード化しようとするが、割り込んで来たヒナタとMr.ブラックがわざとこれを受けてカードに変化したことで、スマナイとミカゲが最強フォームに変身してしまい形勢は逆転。
マイゼンへのトドメをヒナタフォームとなったミカゲに妨害され、さらにミスターブラックフォームの力で空中移動能力を得たスマナイ、ファントムフォームに変化したマイゼンも加わり空中で袋叩きにされた挙句、三人がかりで地上に叩きつけられる。
のたうち回っている間にスマナイの放ったブラックリングストーンで拘束され、ライトニングファントムとアレイダーキックの追撃を喰らい、最後にはブラック超電磁キャノンで変身解除され敗北。
変身者も作戦を失敗したばかりかカード化銃をミカゲに奪われるという大失態を引き起こしたことで幹部の怒りを買い、ビルの屋上から殴り飛ばされ粛清されている。
最終的に負けはしたものの、SEASON1から引っ張ったマイゼンの新フォーム相手に実質勝利し、再戦でもスマナイ・ミカゲが常用できない最強フォームを引っ張り出してようやく撃破に成功したという怪物であり、ネオピグマの恐ろしさを知らしめるこれ以上ない役割を果たしたと言える(話の流れ上、幹部が最後までバグマンに任せていたらマイゼン達は敗北していた可能性が高い)。
- Mr.赤ちゃん+アイアンゴーレム
SEASON2の5話に登場。
第1話で超襲撃社のデータを持ち込んだ新人のゾンビピグリンがアイアンゴーレムとMr.赤ちゃんのカードを同時にスキャンして変身する。
ウォーデンバグマン並みの巨体を持ち、そこから生まれるパワーと、Mr.赤ちゃん由来の叫び声による衝撃波を武器に戦う。
アイアンゴーレム由来の防御力も健在であり、マイゼンの攻撃を全く受け付けない。
ペットの一芸を競う「ペット-1グランプリ」でぜんいちとマイッキーに負けた青年がペットの猿に暴力を振るっているところを発見し、怒りのままに変身して青年を踏み潰し抹殺。
そのまま会場に現れ、他の参加者たちを攻撃しながら破壊活動を始めたところで、まだ会場にいたぜんいちが変身したマイゼンと戦闘になる。
その巨体と防御力とパワーにものを言わせて決め手にかけるマイゼンを圧倒したが、危機一髪のところでミカゲが駆け付ける。
そのままガーディアンカードをミカゲが使い、投げつけたガーディアンをスケルトンフォームの弓で打ち出して直撃させるという連係攻撃にさらされ、さらに反対から駆け付けたスマナイ バナナフォームの砲撃で挟み撃ちに。
それでも衝撃波で砲撃を誘爆させ、さらにミスターブラックフォームによる妨害と、マイゼンとミカゲの連携必殺技すら受け切る恐るべき強さを見せたが、衝撃波に巻き込まれた飼い主を案じて立ち向かい、彼女を乗せて逃げていくブタを見て戦意を失い行動が停止。
その間にスマナイがスマナイザーにブラックリングストーンを接続、飛行可能になった上でマイゼンとミカゲを乗せ、三人分の必殺技のエネルギーを乗せた特大のライダーブレイクを受けたことでついに変身解除された。
変身していたゾンビピグリンは後から現れたネオピグマに始末されそうになるが、すまない先生がカード化銃でモブカードにして回収したことで命拾い、ぜんいちの家で保護されている。
- Mr.銀さん+クモ
SEASON2の6話に登場。クモバグマンがMr.銀さんの扮装をしたかのような出で立ち。
元々攻撃能力に乏しい2つのカードを使ったためか、直接的な戦闘能力は他のキメラバグマンと比較すると非常に低く、攻撃手段は格闘のみで耐久力も通常個体と変わらず、特別な防御能力もない。
しかし、クモバグマンのクモ糸操作能力とMr.銀さんのクラフト能力を同時に備えており、これを組み合わせることで直接戦わず勝利を狙うトリッキーな立ち回りを得意としている。
また、クモ糸の強度は超襲撃社のクモバグマンよりも高く、スマナイトソードでも切れないほど強靭。
劇中では人々や乗物を蜘蛛の糸で拘束したり、壁をクラフトして道を遮ったりして空港地帯に閉じ込め、連れて来たもう一人のメンバーをクリーパーキメラ(仮)に変身させて自爆させることで、人々を拘束した上で街もろとも爆殺するという超襲撃社に輪をかけた非道な作戦を展開。
駆け付けたマイゼンの前にクリーパーキメラを嗾け、隙をついてマイゼンをも拘束した挙句、事態を察知して駆け付けたスマナイも檻をクラフトして閉じ込めることで拘束に成功。
そのまま大爆発によって全てを吹き飛ばした……と思いきや、マイゼン・シュルカーフォームの能力で爆発を防がれてしまう。
作戦が失敗に終わったことで攻撃能力の乏しさが露呈し、解放されたスマナイとの連携をとったマイゼンに一方的に追い込まれた挙句、誘導弾で浮遊ステータスを付与されたところにクラフトアンドブレイクを喰らって変身解除、敗北した。
戦闘後、変身していたゾンビピグリンは前話で離反したピンクの個体と出くわし裏切り者として処刑しようとするが、直後の轟音に驚いて様子を見に行く。
そしてそこに立っていたのは、不気味な高笑いを上げながら、材料もなく巨大建造物をクラフトする都市伝説のモブだった……。
- クリーパーキメラ(仮)
SEASON2の6話に登場。キメラバグマンによる都市爆破作戦のために連れて来られたネオピグマの構成員が、クリーパーカードを2枚同時にスキャンして変身する。
クリーパー同士を歪に融合させたかのような歪な外見であり、能力は自爆のみ。しかしその威力は元のクリーパーは元より、通常個体のクリーパーバグマンやマイゼン・クリーパーフォームを遥かにしのぎ、爆心地を中心とした見渡す限りの一帯(劇中Mr.ブラックが予測した限りでは舞台となった港湾地帯がまるごと消し飛ぶ想定である)を跡形もなく消し飛ばす。
駆け付けたマイゼンのライダーブレイクによって一度は遠くに弾かれたが、キメラバグマンのクモ糸で逃走&マイゼンによる移動を阻止するためその場に釘付けにされ、そのまま起爆したが、直前にシュルカーフォームの外殻ユニットによって封印されたことで周囲を破壊することは出来ず、犬死にに終わった。
- ラヴェジャー+アイアンゴーレム
SEASON2の7話に登場。6話でキメラ個体に変身していた青いゾンビピグリンが、新たに村を襲って調達したアイアンゴーレムとラヴェジャーのカードをスキャンして変身する。
アイアンゴーレム系のバグマンに共通する防御力に加え、ラヴェジャーの突進能力とタフさを併せ持つ。
飛び道具は持っていないが格闘能力が高く、怪力で地面を殴って敵を浮かせ動きを封じるなどの技も持ち、総じて純粋戦闘力に秀でた個体と言える。
しかし裏を返せばそれだけの個体であり、防御力にしてもかつてのアイアンゴーレムバグマンほど強固ではなくなっており、基本形態のトリブルライダーに翻弄されているレベル。
変身後に街中の競技場に現れて暴れ回り、マイゼンらを誘いだすと正面激突。しかし、三人のライダーも歴戦の強者。超襲撃社との戦いの経験から行動パターンを見切られ、地面を殴る攻撃に合わせてジャンプからの連係攻撃を決められて追い込まれる。
しかし、そこに新たなる戦士・仮面ライダーザズーが登場。
ソタイフォームに追い込まれた直後、シロクマの力で氷漬けにされたところを粉砕され、デモンストレーションのダシに使われる形で呆気なく敗北した。
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マギア、レイダー:変身ベルトとキーアイテムを用いて変身する点が同じ。また、レイダーとは人間が変身する点でも共通している。