概要
伊予鉄道ではここ数年、郊外線向けの車両については(一部を除き)自社オリジナルでは無い京王帝都電鉄(京王電鉄)からの中古車を改造したうえで投入していた。
しかし近年では大手私鉄の18m級車体の通勤形車両の「在庫」が減少、特に京王線からは18m車が既に絶滅していたため伊予鉄道社内では「自社発注による新車投入」の方針を決めた。
伊予鉄道7000系は、元京王5000系(初代)の700系の老朽化に伴う代替車両として、2025年から2027年にかけて3両編成6本(計18本)の投入が予定されている。製造は近畿車輛が担当し、環境省の国庫補助金を活用する形で自社の費用負担を抑えている。