概要
東方導命樹のステージボス。『夜を裂く花の子』。
種族は木霊で、『春を送る程度の能力』を持つ。
5面ボスにして1~5面中ボスという、本家の火車もビックリのまたお前かキャラである。
導命樹を依代とする精霊達の総称。
膨大な数の個体が存在し、それぞれが個性ある外見を持つが、全員が『杏』という共通の人格を持っている為、事実上は一つの心と複数の体を持つ一個体の存在と言える。
元々は禍原命廟が自宅に植えた梅の木だったが、命廟が冤罪により島流しの憂き目に遭った際、彼女を慕うあまり樹木ごと空を飛んで追いかけたという伝説を持つ。
しかし当時は目的地へたどり着くだけのエネルギーが足りず途中で落ち、せめて花の香りだけでも届けようと人知れず成長を続けていたようだ。
その後神奈子達が幻想入りしていた導命樹を守矢神社に移し、さらにそこへ偶然命廟を招いた事で再会を果たし、元の場所へ樹を戻したいという命廟の命により、導命樹を外の世界へワープさせるまでの防衛役として霊夢らへの妨害を開始する。
前述の通り道中では別々の個体が自機に飛来し、ボス戦ではそれらが合体・分離を繰り返しながら臨機応変に弾幕を撃って来る。
また舞踏に深いこだわりがある為か、本家の亡霊少女よろしくカリスマ扇を繰り出して蝶々弾を飛ばす技も披露する。