概要
「兼光」の銘を持つことからそれなりの業物であることが窺える。
物語の3年前、妖怪・蛾ヶ御前が紫織が守る半妖の隠れ里を襲撃したおり、妖怪の血を目覚めさせたせつなが蛾ヶ御前を惨殺、彼の得物であった「兼光の巴」をせつなが我が物として操っている。
麒麟丸と相対した際、力量に加えて武器の格に大きな差があったことで麒麟丸の大太刀によって刀身を叩き折られ、せつなも絶命してしまう(直後にとわが天生牙を使ったことで蘇生)が、戦いの後にやってきた刀々斎がその場で鍛え直したことで、せつなの血刀に反応して強くなる性質を宿した「所縁の断ち切り」へと強化修復された。
技
二つの得意技を持ち、それぞれ犬夜叉の風の傷や爆流波、殺生丸の光の刃の様な特徴を持つ。
旋風刃
兼光の巴を回転させて生じた風の刃を放つ。
群れ発ちの燕
燕を象った斬撃を放つ。