概要
「出来ませんでは良心がない」とは、小林源文の軍事フィクション漫画『第2次朝鮮戦争 ユギオII』作中にて北の将軍様が発したセリフである。
韓国に侵攻した北朝鮮だったが、韓国軍の抵抗で首都ソウル特別市の攻略すらままならず、逆に日本とアメリカの介入で戦況は巻き返され、将軍の居座る平壌もアメリカ空軍に爆撃される有様だった。
しびれを切らした将軍は、前線部隊の軍団司令官に電話を繋ぐと、ソウルを絶対に攻略しろという意味合いでこのセリフを発した。
やりとり
- 司令官「もしもし 第815機械化軍団 張中将だ」
- 将軍様「私だ…」
- 司令官「!…… 偉大なる空に輝く 白頭山の星にして 将軍様…」
- 将軍様「挨拶はいい ソウルはいつ取れる!? 出来ませんでは良心がない」
- 司令官「はい 必ずや… 必ず明日には」
- 将軍様「また電話します 努力しなさい」
- 司令官「はい 将軍様……」
- 〃 「ウウウ……」(胸を手で抑えながら倒れる司令官)
- 部下 「大変だ 司令官閣下が」
ネタ化
X(旧Twitter)などのSNS上では、劇画調の将軍様が発する珍妙なセリフということもあってネタにされやすく、上記の「偉大なる空に輝く白頭山の星にして将軍様」や、「私だ…(将軍様の顔面ドアップ)」のセリフと合わせてネタ画像として使われたり、コラ化されたりしている。
関連イラスト
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シベリア送り:同作者の別作品『ブラウ作戦』の一コマを改変したコラ画像「なるほどシベリア送りだ」がネタ化されている