概要
「時代遅れのヤクザさーん 好き勝手はここまででーす」
「やかましい お前が俺の下につけよ!」
『ヒューマンバグ大学』のシリーズ作品『京極組の天才・久我虎徹(現・京極組の武闘派・久我虎徹)』に登場する半グレ。初登場は2022年2月15日付の動画『【漫画】京極組のホスト殺し。足をコンクリで固め…海へ蹴り込む。』である。
黒焉街近隣を根城とする半グレ集団「乱馬蛇(らんばだ)」のリーダー格を務めている。黒焉街のホスト店「スターライト」の看板ホスト・新堂も同組織のメンバーである。
人物
容姿
顔の左半分から首周りに入れられた刺々しいタトゥーとサラサラの青髪が特徴であり、小豆色のスーツを身に着けている(再登場時には黒のズボンを着用していた)。
性格
性格は同チャンネルの半グレのご多分に漏れず好戦的な性格であり、常に余裕じみた口調で話す他、嬉々として敵の顔面を分銅で削ぎ落す狂人じみた一面も併せ持つ。
そして、プライドの高い一面も有り、極道の事を時代遅れと見下している他、巨大半グレ組織・戒炎の我妻から傘下に入る様に言われた際には、逆に自分の傘下に入れと言い返していた。
戦闘力
鎖が付いた分銅の扱いに長けている他、古武術にも精通しており、狙った顔面の部位を削ぎ落す程のパワーと技術を持つ。また、自身の身体を支点として死角からもう片方の分銅を放つ等、鎖分銅の性質を活かしてトリッキーに立ち回る事も得意としている。
その戦いぶりは、2022年初頭時点の久我に「強え」と言わしめる程のものである。
活躍
初登場回。
客の送迎を巡った喧嘩を切っ掛けに、組管轄の風俗店「ドリームス」で暴れた半グレの新堂を始末せんと、京極組の久我虎徹らがアジト内に乗り込んできた為、彼らを迎撃せんと姿を見せる。
久我の整った顔を「生意気」と言い、鎖分銅で目を潰そうとしたが、懐に潜り込まれて回避されてしまう。しかし、これは作戦の内であり、死角からの分銅により久我の後頭部にダメージを与える事に成功する。
この一撃を受けて本気を出した久我に対しても、懐に来た所を怯まずに下からの分銅で迎え撃つが、支点となっている肩へと蹴りを喰らい、隙が出来てしまう。そして、その隙に久我のサンドナックルで顔面を殴られた事により、顔面をめり込まされて気絶してしまう。
豊島が沈められた事により、乱馬蛇の部下達は一斉に逃げ出してしまう。そして、残された新堂とその部下は手負いの久我へと殴り掛かるも、あっさりと殴り倒され、最終的にドリームスを襲撃した落とし前としてコンクリート漬けにされて海に沈められた。
豊島は久我によって「中々強い」という理由で生かされた為、何らかの形で再登場するのか、はたまた改心して仁義のために働くのかと言われていたが、果たして…
視聴者から豊島の行方に関する質問を受けた事により、公式が回答を提示している。
その内容は、「いいところに目がある」という再登場を仄めかす様な文言であったが…
実に1年3ヶ月振りの再登場。やはりと言うべきか、懲りずに半グレ活動を続けていた。
黒焉街と思しき路地裏に居た所、巨大半グレ組織・戒炎のトップである我妻と出くわし、彼から戒炎の傘下に入る様に勧められる。しかし、豊島は彼の下につく事を良しとせず、鎖分銅を前方に放って我妻を狙い撃つ。それを避けた我妻に対し、「アホ」と嘲笑しながらもう一方の分銅を振り下ろすが、彼からは「知ってるよ (鎖分銅は)そう使うじゃん普通」とツッコまれ、逆に髪掴みと左指での目潰しのカウンターを喰らい、そのまま地面に後頭部を打ち付けられた。
その後の生死は明言されていないが、我妻が「ゆっくり休むといい」と言い放っている事から、類似した構図で倒された羅威刃の菊川と同じく死亡した可能性が高い。
半グレとして悪行を働いていた事を考えれば因果な末路ではあるが、よりにもよって巨大半グレ組織のボスである我妻に出会ってしまった一点は不運であったとも言えよう。
関連項目
↑以上は特定のシリーズで生還しながらも、別シリーズでの再登場時に殺害されたゲストキャラクター達。
鬼頭丈二 - ヒューマンバグ大学の他作品において、豊島と同じく鎖分銅を使用した人物。但し、彼の場合は異国で暴漢と遭遇した時に備え、鎖分銅以外にも様々な武器を携行している。