概要
『ヒューマンバグ大学』のシリーズ作品『京極組の天才・久我虎徹』に登場する半グレ組織であり、同シリーズ初となる名有りの敵対組織である。初登場は2021年12月8日付の動画『【漫画】京極組の天才ヤクザ・久我虎徹。覇王になる男の…油風呂拷問。』である。貴凛町にアジトを構えて活動している。
久我虎徹が所属している極道組織「京極組」の倉庫に保管されている隠し金(暴力団は暴対法により口座を持てない為、京極組では倉庫に保管している)を数ヶ月に渡り盗んでいた他、現金800万円に加えて拳銃7丁までも盗み取っていた。久我はそんな彼らの狼藉に「舐めに舐められてるね」と憤り、彼らに惨たらしい死を与えんと行動に動いた。
彼らが金を盗み出す際には、見張りが居ない時間帯を見計らい、時間短縮の為にピッキングせずに直ぐ様窓ガラスを割り、3分以内で金を盗み取っていた(久我曰く「まるで神業」)。
しかし、久我は彼らが見張りが居ない時間帯を狙って犯行に動ける事を疑問に思い、兄貴分である一条に「京極組内に内通者が居るのではないか」と話し、一条も彼の意見に同意した。
そして、久我と一条の調査により盗んだ拳銃を売った犯人として名前が挙がった後、2人のアジト前での張り込みにより、京極組組員の吾妻がリーダーとして戯我死を動かしていた事も突き止められる。
彼らの様子を見た久我と一条にアジトに乗り込まれた事で戦闘になるも、京極組屈指の殺戮者である二人には成す統べもなく、構成員は殺された挙句、吾妻も久我に踏み付けられて失神させられた。
その後、組の倉庫に拉致された吾妻は野島による300℃油風呂の拷問に掛けられるも、何と根性で拷問を耐え切ってしまう。しかし、元より吾妻を許す気の無かった久我により、火の点いた煙草を油に投げ入れられた事で焼死した。
こうして、戯我死は京極組という極道の金を盗んだ事で無惨に殺される事となった。
構成員
(×:死亡した人物)
- 吾妻 ×
赤茶色のオールバックの髪型と黒いコートが特徴の京極組組員。年は40歳手前であり、組内では素行が悪いとされていた。
詳細は該当記事を参照。
- 構成員A ×
レモン色の金髪と鼻辺りのニキビが特徴の半グレ。吾妻と楽しげに話していた辺り、彼との関係は比較的良好と思われる。久我と一条がカチコミに入った際に、一条に袈裟斬りで肩から斬られて即死した。
- 構成員B ×
茶髪とヒョウ柄のシャツが特徴の半グレ。久我達のカチコミの際に、久我によってナイフで肩から胸を斬られて瞬殺された。
余談
当時貴凛町で移動式メロンパン屋を営む瓜生龍臣シリーズがスタートしておらず、貴凛町は戯我死と、天羽組の敵対勢力である韓国系マフィアの「罵覇無鵜斗(バハムート)」のみが拠点としていたが、瓜生が登場していた場合、瓜生の手により間違いなく両方の組織が壊滅していたと思われる。
名前の由来は「ギガンテス」の漢字の当て字(読みは『ぎがです』)であろうか。
関連項目
亜濡琵栖:戯我死と同じく京極組と敵対した半グレ組織。
羅威刃 戒炎:同じく京極組と敵対した半グレ組織。ただし両者とも大規模組織である。また、貴凛町に拠点を置いている点も共通している(羅威刃は支部、戒炎は京炎戦争用の本拠地として貴凛町を利用している)。