概要
『20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST』にて登場したクリーチャーで、松本大先生直筆イラストの切札ジョーと《ジョット・ガン・ジョラゴン》が描かれたカード。
特殊レアリティの「DSR(大先生レア)」に属し、1BOXにつき3分の1の確率で必ず1枚封入されている。
効果
レアリティ | DSR |
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コスト | ゼロ文明〔ジョーカーズ〕(9) |
カードタイプ | クリーチャー |
種族 | ジョーカーズ/マスター・ドラゴン/ヒューマノイド |
パワー | 5000+ |
能力 | スピードアタッカー |
パワード・ブレイカー | |
自分のマナゾーンにある文明1つにつき、このクリーチャーのパワーを+5000する。 | |
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を表向きにする。その後、バトルゾーンにある相手のカードを、コストの合計がその2枚のコストの合計より少なくなるよう、好きな数選ぶ。相手はそれらを好きな順序で山札の下に置く。その後、自分は、こうして表向きにした2枚を手札に加える。 |
コスト9と重く、《ヤッタレマン》等各種軽減効果で軽くする必要があるものの、単体ではパワーが貧弱なのがネック。
マナゾーンの文明の数だけパンプアップされる為、多色構築のジョーカーズかドラゴンデッキでの運用となる。
効果は擬似的な手札補充&除去効果。
スピードアタッカーなので即座に発動できるものの、山札の上2枚のコスト合計なので、低コストカードが捲れると除去効果範囲が狭まる為不安定。
前述のコスト軽減用のカードが足を引っ張るリスクがある反面、コスト合計より少ないなら何枚でも選べる上に、デッキボトム送りなので破壊時効果を誘発させないのは優秀。
特にカードの種類を問わないのは無視できない要素で、今後カードタイプが増えても対応可能。
そして捲ったカードは手札に加わる為、情報面でのアドバンテージを失うものの、加えるカード次第では相手を警戒させる事もできるだろう。
一方で《飛ベル津バサ「曲通風」》は天敵で、《「曲通風」》の効果で捲れる範囲が1枚にされる上に、ジャストダイバーで除去しようにもラグが生じる。
パワード・ブレイカーなのでパンプアップの為、必然的に多色構築となるが、強力とは言え不安定な効果な上にコストの重さから、同パック収録かつ同レアリティの《切札勝舞&ボルメテウス-決闘の物語-》や《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》より見劣りする。
しかしこちらは《MAX-Gジョラゴン》でコピーできる利点があり、最低でもパワー16000と打点も良くなる。
《MAX-Gジョラゴン》がコスト6と召喚しやすいラインで、手札補充も更なるコピー元確保としても噛み合う。また、《MAX-Gジョラゴン》自体が重量級のジョーカーズやレクスターズをコピーする戦略を得意とするため、デッキを高コストカードで固めれば除去範囲もかなり広がる。
コピー元として重宝されている《頂上混成ガリュディアス・モモミーズ'22》の能力で踏み倒しても良いだろう。
総括すると、一見使いにくく見えるものの、脇をどのように固めてやるかで使用感が違ってくるカードと言えよう。