概要
正義の悪魔と契約した親友ユウコの暴走を止める為、ヨルから武器を生成する方法を聞き出したアサが咄嗟に自身の制服を武器に変換して作った四角い長剣である。
活躍
正義の悪魔と契約した親友ユウコの暴走を止める為、ヨルはあえてアサと交代し彼女に説得を託した。
だが説得に聞き入れてもらえないアサはやむを得ずヨルから武器を生成する方法を聞き出し咄嗟に「制服強強剣」(せいふくつよつよけん)と叫び、自身の制服を武器に生成して下着状態で臨戦態勢に入った。
アサは武器を構えながら最後の通告として説得を試みるが、その寒々しい様を哀れんだユウコから「アサちゃんは早く服着に行って」と逆に服を着るように促されてしまう。
そしてアサを放置して残りのイジメ主犯格の元へ向かおうとするユウコを足止めする為、アサは斬りかかったが戦闘経験がほぼ皆無だったためか軽く弾かれてしまった……かに見えた。
しかしその直後、ユウコの全身は輪切りとなってバラバラに崩れ落ち、突然の幕切れにヨルからは「強〜っ!?」と驚嘆されることとなった。
その後は学校の崩壊に巻き込まれて、刃先があっけなく折れて使い物にならなくなったことが判明している。
外見
ヨルが生成した武器と比べて無機質でまるでどこかの異世界に存在する大剣を彷彿させるシンプルでヒロイックなデザインとなっている。
学生服で剣を生成した影響でアサはほぼ下着の状態になるがなぜかヨルまで下着状態になっている。そこリンクするんだ・・・
能力
初動こそユウコからあっさり弾かれるなど一見弱そうに見えるが、実際は死んだ母親が生前に買ってくれた制服を利用して武器を作ったというアサの罪悪感が強く反映された結果、田中脊髄剣とは比べ物にならないほどの凄まじい切れ味を得ており、当初「弱い」と思っていたヨルですらも驚くほどの威力を有している。このことから、制服強強剣は戦争の悪魔ですら自覚し得なかった未知の能力であった模様。そもそも戦争の悪魔は自分のモノだと認識した人間を武器に変えてしまう凶悪な能力を持つが故に、「誰かを守るために我が身を犠牲にして武器を生み出す」などという正義の味方めいた戦い方なんてしてきたはずが無いので、驚くのも無理はないが。
しかし、アサの母親の遺品でこの制服以上に大切な物はもう無く、アサの私物で作れる強力な武器は現状これで打ち止めになってしまう。
関連イラスト
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田中脊髄剣…ヨルに造られた剣。制服強強剣より弱い。