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CV:三石琴乃

概要編集

本作の主人公加賀見一也の夢の中に現れからかったり諭したりする謎の女性。

一也は彼女の事をどこか懐かしいと感じているが何らかの力により面と向かって話しても彼女が何者かを思い出せないでいる。




彼女の事をよく知る者達はこの事について隠す素振りをしているが…?


これより先ネタバレ注意!編集


物語開始時は故人。

上岡で怪異を調伏していたすそはらいで旧姓は甲斐谷


好奇心や探究心が旺盛でサバサバとした性格だが幼少期は感情が希薄で、それ故に依代として怪異に目をつけられてしまい家族を殺されて行く宛を失っていた所をすそはらいの長、織小花央姫に拾われ『つづら殿』の門を叩く事となる。


すそはらいとして修行を積む中で家族の仇である怪異との戦いを経て覚醒。命懸けの戦いに歓喜する戦闘狂の側面が現れ始める。


常に満たされない退屈を抱えており、

地方を巡って他のすそはらいでは対処出来ない怪異を倒して周り、桐葉や自分をいじめていた同期達を開発したり後の夫である一明と交際するなど無茶苦茶な青春時代を過ごしていた。



関連人物編集

息子。妊娠中に起こった出来事により怪異の発生源となる『すそ』を引き寄せる忌み子として生まれた。

つぐももを複数使役出来る霊力と奏歌譲りの才能を併せ持ち、幼少期に至っては付喪神の生成すら可能とするチートスペックの持ち主。


娘。実は彼女もつぐもも使い。しかも十年に一人の天才と言われた逸材だが、過酷なシゴきを根に持っており面と向かってババア呼ばわりしている。

純真だった一也に余計な事を吹き込んだ張本人。


生前のパートナーでのつぐもも。

すそはらい候補生のパートナー選びで武具系のつぐももばかりが選ばれ取り残された結果遅刻してきた奏歌とコンビを組む事になった。


上岡の土地神。仲の良い友人だがお風呂の度に奏歌に開発されていた。


彼女の兄を殺した怪異を屠った事で逆恨み同然に挑まれ紆余曲折の末稽古をつけた。


正体編集
















苗字から分かる通り彼女の正体は一也の母親。







そして、










怪異に取り憑かれ最凶の厄災と化した女である。


一也が生み出した付喪神・あざみに身体を乗っ取られ一也を殺すべく暴走。

『つくも憑き』と化し手遅れになった事を悟った奏歌は桐葉の攻撃を自ら受け死亡。

間接的とはいえ母親を死なせてしまった事実は幼い子供に背負わせるにはあまりにも重く、一也を案じたくくりによって奏歌に関する記憶が封印され、霊力を供給出来なくなった桐葉は一時的に道具に還る事となった。


それから十数年後、

人間を見限り神殺しを企てる付喪神の集団『迷い家』が上岡に襲来。

土地神と付喪神の戦争状態の最中、迷い家の首領ミウラヒから奪取された霊力の結晶を取り込んで復活。

その場に居合わせた者達を尽く戦闘不能に追い込み、生前使えなかった『かみがかり』でくくりと桐葉も倒した。

最後に一也に止めを刺そうとした所に乱入したと砂時計の砂織のコンビにより時を停める結界に封印され、決着は3年後に持ち越された。


関連タグ編集

つぐもも


範馬勇次郎…『強すぎるが故の孤独や退屈』、『息子に自分と並び得る可能性を見出す』といった共通点がある。

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