「人の物に手を出すな」
「これはわしのものじゃ 愚か者」
概要
主人公・一也のパートナーである帯のつぐもも。傍若無人な振る舞いが目立つドSだが、一也のことは大切に思っている。古風なしゃべり方をする。
外見
道具としての姿は、桜の花びらがあしらわれた白地の帯。
人間の姿を取ると、帯と同じ柄の着物を身に着けた、長い水色の髪の少女の姿となる。よく見ると耳は尖っており、口元には八重歯が覗く。
普段は中学~高校生くらいの姿だが、土地神・くくりとの戦いの際は力を消耗し、しばらく幼女化してしまった。
性格
誰に対しても我儘且つ横暴な振る舞いを見せ、居候している一也の家でも偉そうにふんぞり返っている。特に一也やくくりに対しては容赦がなく、物理的手段に出ることもしばしば。
一也のことは物語開始以前から知っているらしく、心の底では彼のことを大切に思っている。しかしほぼ毎日セクハラをしている。彼の前では全裸になることも珍しくない。
甘いものが好きで、特にプリンはお気に入り。
能力
つぐもも共通の能力として自身の元となる道具の複製『写し身』を生み出して操ることが出来る。
桐葉の場合は帯を触手のように伸ばすだけではなく立体的に編んで武器や防壁を作り出す事で他の付喪神とは一線を画す変幻自在な戦術が可能。
主な技
- 螺旋綴(らせんつづり)
帯を螺旋状に巻いてドリルを形成する。応用技として帯を八枚重ねた強化版『八重刃』、蕾状に編んでからパイルバンカーのように突き出す『八重桜』など。
- 盾綴(たてつづり)
名前通り盾(または壁)状に編む防御技。多重構造にして強度を上げる他、2つ折りにして攻撃を受け流す『水割り』や防音壁の機能を加えた『音無し』などこちらも応用技が多い。
- 玄能綴(げんのうつづり)
巨大な槌を形成して殴る。
- 力帯(ちからおび)
帯を身体に巻いて身体能力を強化する。正確に筋肉と連動させないと身体を痛めるリスクがあるがそれを補って余りあるパワー・スピードを発揮出来る。
- かみがかり
絆を深めた使い手とつぐももが一体化し大幅にパワーアップする。
非常に強力だが反動が大きく霊力が回復するまで使い手は脱力し行動不能、つぐももは能力が使えなくなる。
余談
「モン娘☆は~れむ」にコラボキャラとして実装された。
また、つぐももキャラで唯一フィギュア化もされている。
関連人物
現パートナー。尻に敷きつつも大切に想っている。
彼の天然発言に赤面させられることも。
- 加賀見霞
一也の姉。しっかり者だが重度のブラコン。桐葉とは犬猿の仲。
一也の母親で前パートナー。
当時は桐葉も大人の姿をしており2人は最強のすそはらいとして名を馳せていた。
彼女の死には重大な秘密があり…
馴染みの土地神。れっきとした神様だが桐葉と奏歌がコンビを組んでいた頃から悪戯されており、幼女化した現在も何かやらかすとプロレス技でお仕置きされる。
- 桐雄
男体化した桐葉。(CVは同じ)
一也の学校の先生の夢に潜入した際に性転換した姿で、かずみ(=女体化した一也)に事あるごとにセクハラをしては霞やちかお(=男体化した知里)に制裁を受けている。事件解決後も女の子ばかりの加賀見家でやりたい放題した挙句に二人きりになったかずみと…
関連タグ
ナギ:「神のような存在」(桐葉は付喪神、ナギは自称・神)、「古風な口調」、「俗っぽく傍若無人な性格」、「後に主人公の通う学校に入学してくる」など、キャラクター的に多くの共通点を持つ。ただ、必要とあらば自分の素性を隠さない桐葉に対し、ナギは自分自身の素性をよく知らず、詮索されることも嫌う(これにもちゃんと理由はある)点は大きく異なる。