概要
CV:花澤香菜
容姿
藤紫色の髪を稚児髷に結い上げた髪型が特徴な上品な佇まいの雰囲気を持つ美女。
紫と藍色を織り交ぜた着物を着用している。
人物
大奥で働くアサとカメの先輩女中。
アサの憧れの職位「御右筆」を担うほどの秀才であり有能な人物。
アサの前に度々姿を現し「進むために何かを捨てなくてはならないときもある。」と意味不明な発言をするなど謎めいた言葉を残す。
元々は大奥の最高職「御年寄」に就任している歌山からも「順調に昇進すると信頼が厚かったが…。
過ちと後悔の末に
大奥でお勤めに励む日々で、北山にも大切な友人がいたが、その友人はあまり要領が良くなく、アサとカメの関係と同じように自身の足を引っ張ることが多く、北川は友人に日に日に苛立ちを覚えるようになり、最終的には友人に御暇を出して大奥から追放する。当初は友人がいなくなっことでお勤めに集中出来ると考えていたが、実際は友人がいなくなったことで大奥という場所での自らの心の拠り所が無くなったことで精神の均衡を保てなくなり部屋からも出られず引きこもるようになってしまう。そして、北川は自身が追放した友人こそが、自分にとっての大切なものであり、自ら大切なものを捨ててしまったという事実に気づくが、既に手遅れであるという現実に絶望したことで自ら井戸に身を投げたのであった…。
そして、北川の強い情念に引き寄せられたアヤカシがモノノ怪・唐傘となり大奥で一連の悲劇を引き起こすのであった。
度々アサの前に現れていた北川は、生前彼女が大事にしていた人形が北川の姿に化けたものであり、北川の情念が宿ったことで北川の姿になったのか、唐傘が宿っていたのかは定かではない。