概要
グルメ界のエリア6の文明「ブルーグリル」に住む五人の料理人。ブルーグリルでは料理人のランクが貝の数(人間界でいう星)で分けられており、彼らのランクはチーム名の通り最高ランクの十貝(とおかい)であり他の料理人もこの国最高と評している。
何十回と肉体と魂を入れ替えることでとてつもなく長い年月を生きており、人生の経験値と料理の腕を増している。
ドン・スライムやジジの計らいによって人間界から来た小松一行の料理の実力を確かめるため、グリルスタジアムで料理対決を行い結果は2勝2敗1分け。
この結果を彼らは「食霊達からのアドバイスが聴ける分こちらが優勢だったが、料理の腕はあちらの方が上で、自分達は最初から旨い食材と永遠にある時間にかまけて食への感謝と味を探求する精神を忘れていた」と受け止めている。
その後は人間界の料理人達と魂の世界でアナザを調理し、アサルディー昇天後は裏の世界を使い、グルメ界各地でアカシアのフルコースを捕獲した美食屋四天王達を迎え彼らが捕獲したフルコースを人間界に届けに行った。
メンバー
- アサルディー
深海絹刺し割烹「シルクマリーン」オーナーシェフで、通称「英傑の料理人」。オレンジと青紫の服を着ており、仮面の下の顔には眼鏡をかけている。
読書を趣味としており、一瞬で本を読み終わった後に内容に没入するが本の内容が悪いと機嫌を損ねる。
五回戦で千流と対決するも、魂の丘から無数の食霊が溢れたことでドン・スライムによって対決が中断され、引き分けに終わる。
アナザ調理後はドン・スライムを復活させるために犠牲となり、自身の帰りをずっと待っていた恋人のシルクと共に昇天した。
- コンドルウインドー
深海草料理「BLUE・INN」オーナーシェフ。緑色の服を着ており、螺旋状に長く伸びた髪を持つ。
「メガトン」が口癖。テンションの高い性格をしており、3000年以上も長く生きたせいか他者を見下す所がある。
一回戦でリーフィッシュをお題にユダと対決。お互い多重力空間の中で調理をし、先に調理を完了させるもユダが空間を捌いたことでバランスを崩し、場外KOとなってしまった。
- ピクニックボンバー
油潮専門料理屋「珊瑚の塔」店長。黄色と緑色の服を着ている。
二回戦でわぶとらに勝利。
- カキノキッシュ
水圧食感料理「アイスショック」シェフ。メンバーの紅一点で、赤い服を着た黒いおかっぱ頭。
四回戦でののに敗北し、アナザを調理するための金の調理器具制作の過程でメルクに惚れる。
- メイメイ
海鍋料理店「亀の里」店長。ピンク色の服を着ている小柄の男で、老人口調で話す。素顔は不明。
三回戦でダマラスカイ13世に勝利し、他のメンバーより質の高いワープキッチンで栗坊の手助けをする。