1周約3kmのひょうたん型の湖で、周辺は遊歩道になっており水戸市民のオアシスとして親しまれている。
この「千波公園」と近くの偕楽園や周辺の緑地等を合わせたエリアは総称「偕楽園公園」として、中心市街地に位置する都市公園としては、ニューヨークのセントラル・パークに次ぐ世界第2位の広さとなると言われている。
かつては現在の約3.8倍の面積を有しており、水戸城の南を守る天然の堀の役目を果たしていた。近くに偕楽園ができた際は、その借景としても利用された。明治・大正時代に大規模な干拓事業が行われ、現在の大きさになった。
ちなみに千波湖は平均水深が約1.0m程度であるため、分類上は「沼」になるが、昔から「千波湖」と呼ばれている。なお、法律上では河川(桜川の一部)に位置づけられている。
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