もしかして→ハリー・ポッターと謎のプリンス
概要
セブルス・スネイプが自称していた異名。「ハーブラッド・プリンス」。
母アイリーン・プリンスが純血筋であることを強調した名前である。
「半分は純血である皇子」のような意味。
ちなみにマーリンは「魔術師のプリンス」と呼ばれていた(英語版ハリポタwiki参照)ので、スネイプはマーリンに憧れていた可能性が高い。
(マーリンはスリザリン出身の偉人である。スリザリンは悪の寮ではなく、数々の偉人を輩出している。)
スネイプは学生時代から非凡な魔法研究家であり、魔法薬の調合法、創作した闇の魔術などを『上級魔法薬』の教科書の余白に大量にメモをしていた。
そして、ハーブラッド・プリンスとそこに署名していた。
教科書は魔法薬学の教科書に置いてあったが、偶然ハリー・ポッターの手に渡る。
プリンスが残したメモ
- 多くの魔法薬学の調合法……自己流だが、教科書より優れていた。
- セクタムセンプラ……相手を切り裂く魔法。
- レビコーパス……相手を浮上させ宙吊りにする魔法。
- マフリアート……周囲に雑音を聴かせる魔法。
- ラングロック……相手の舌を口蓋に貼り付ける魔法。
- 足の爪が驚くほどの速さで伸びる魔法。
余談
「Half-Blood Prince」は直訳すれば「混血のプリンス」という意味になる。
5巻以前は作中でも「混血」と訳されていたが、この巻を機に「半純血」に改められた。
主人であるヴォルデモート(トム・リドル)も似たようなことをしている。
彼も自分に「ヴォルドゥモール(死の飛翔、死の窃盗)という雅号を付けていた。