概要
セブルス・スネイプのアナグラムである。
タグとしては、彼が騎士のように剣を持っていたり、英雄のような勇姿を見せている姿に付けられることが多い。
アナグラム
セブルス・スネイプ(Severus Snape)の綴りを並べ替えると「ペルセウス・エバンズ(Perseus Evans)」となり、これは「エバンズの騎士」の意となる。
エバンスとはスネイプの最愛の女性であるリリー・ポッターとその姉ペチュニア・ダーズリーの旧姓である。
この場合、リリーを指し示すと考えられ「リリーの騎士(ペルセウス)」の意味になる。
ペルセウスとは、ギリシャ神話における大神ゼウスとアルゴスの王女ダナエの息子である半神半人の英雄。
特にペルセウスは、最恐の怪物メドゥーサ退治と美貌の王女アンドロメダの救出と言う神話が有名である。
ペルセウスとスネイプ
スネイプは母親が魔法力を有する純血の魔女、父親が魔法力を持たないただのマグルであるため、親の性別が逆であるもののペルセウスの半神半人という出自と酷似している。
また愛する人の為に最強の闇の魔法使いに立ち向かったという点が彼との類似点と言える。
また、スネイプの母の旧姓は『プリンス(王子の意味)』であり、この点も神話の英雄であるペルセウスとの類似点ともいえる。
しかし、セブルスは神話の英雄と異なり愛する女性を救えず、子孫も残さなかった。
ペルセウスはいわばピンチのお姫様を助ける白馬の王子様という存在なので、リリーという一人の女性にとって頼れる男でありたかったスネイプの願望が現れているのかもしれない。
余談
作中では、ペルセウス伝説にあやかったアンドロメダ・トンクスと言う人物が登場するが、彼女が作中で直接スネイプと絡む場面はない。
年齢的にホグワーツの在校期間が一年程度被っている可能性があるが寮が同じスリザリンである以外接点が見当たらない。