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概要

セブルス・スネイプが開発した闇の魔術。彼の十八番。

命中した相手に無数の切り傷を負わせる攻撃呪文。

同じ切り裂く効果の魔法にディフィンドがあるが、ディフィンドの効果対象は特に限定されていないのに対し、セクタムセンプラの効果対象は人体であり、殺傷能力も高い。

用途の不穏さのためにスネイプも口が固かったのか、レビコーパスとは違ってスネイプ、及びその学生時代のメモを手に入れたハリー以外にこの呪文を使えるものはいないようだ。(ただし一部の派生ゲームではあくまでゲームシステムとしての多様な攻撃呪文のうちの1つとして登場したりする。)

与えた傷は呪いを帯びており、基本的な回復魔法では再生できず、特別な回復魔法(歌のような詠唱)を使わないと治癒できない。

謎のプリンス映画版ではヴァルネラ・サネントゥールという具体的な詠唱がついたが、これはなぜか『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの謎』でグリンデルバルドにも使用されている。明らかに時系列がおかしいが、ミスなのかファンサービスなのかは不明。

死の秘宝にてジョージ・ウィーズリーの左耳を永久に奪ったのもこの呪文である。

学生時代、スネイプはいじめを受けた際にジェームズ・ポッターに不完全なセクタムセンプラを撃ち、頬に傷を負わせている。

謎のプリンスでドラコ・マルフォイは3階の女子トイレでの諍いの際、プリンスのメモにあった「敵に使う呪文」(詳しい効果の説明は無し)の試しうちを考えたハリーにこの呪文を使われて負傷したが、駆けつけたスネイプによって治療された。

マグルで考えれば毒を塗ったナイフを自作して投げつけたようなものであり、様々な事情はあれどスネイプがかつてやっていたことの危険性が分かる。

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セクタムセンプラ
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