演:小栗旬
概要
本作の主人公。モジャモジャの天然パーマが特徴。愛称は「ムッタ」。
大学卒業後、自動車設計会社に勤務。工学博士。いくつかの車の設計を手がけ、受賞歴もあったが、弟・日々人を侮辱した上司へ頭突きをしたことが原因で退職。その後、紆余曲折を経た末に日々人からのメッセージを受けて、宇宙飛行士を目指し始める。
1993年10月28日生まれ。同日にドーハの悲劇が起きていることから「自分は不運に縁がある」と考えており、幼い日の約束通りに宇宙飛行士となった日々人に対して劣等感を抱いていた。
JAXAにおける宇宙飛行士選考二次試験で発揮した身体能力は一般的なものであったが、肺活量は伊東せりかに次いでの2位。
また、考え込む時ほど頭の回転が妙に早くなると言う能力を持ち、昔からそんな時はテレビ・新聞・雑誌・ラジオ等を同時に見聞きして母親から「コロコロ六太」と呼ばれた(ゴミ取り道具のコロコロに掛けている)。その他、観察力と記憶力に優れている。また、発想力や創造力も群を抜いており、スペックはNASAクルー屈指なのだが、前述の経歴などがあって自己評価が極めて低いため、いろいろな意味で消極的な部分もある。ただし、そんな順風満帆ではない履歴から、逆境にはとことん強く、窮地に追い込まれるほど本領を発揮できるタイプ(弟と真逆)でもある。
口癖は「なんてこった。」
せりかに漠然とした好意を寄せており、作中では度々アプローチを試みる。