概要
リシュウ・トウゴウが開発したグルンガスト参式2号機の斬艦刀。
通常は日本刀の形態だが、柄の内部に有機高分子結晶核が入っている形状記憶液体金属「ゾル・オリハルコニウム」が充填されており、使用時に柄を引き延ばして鍔を開き、エネルギーを機体から柄に送り込んだあと、結晶核に電気信号を流すことで液体金属が刀身を覆い、巨大な両刃の剣が形成されるようになる。
ゾル・オリハルコニウムの性質を利用し、技に応じて刀身の大きさや形状を変化させるだけでなく、日本刀形態で剣先から刀身固定エネルギーを発射して攻撃したり、日本刀形態のままで高い切れ味や貫通力をお見舞いすることも可能。
この結果、零式斬艦刀で問題となった取り回しの悪さが大きく改善され、効率よく運用することができるようになったが、刀身を破壊されると液体金属を補充しなければまともに使えないという弱点も存在する。
参式斬艦刀はダイゼンガーに受け継がれ、主武装として用いられている。
スレードゲルミルの使用する斬艦刀は参式斬艦刀がマシンセルで変化したものであり、肩についているパーツを切り離して形状を柄に変形させた後、マシンセルで刀身を形成させて使用する。マシンセルの影響で参式斬艦刀よりも強度があり、刀身をエネルギー状にして大きく伸ばし、広範囲の敵を薙ぎ払うことも可能。スレードゲルミルの斬艦刀の柄は機体とほぼ同じ長さであり、参式斬艦刀より長い。また、斬艦刀になるパーツは両肩に存在する。