ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

鳥山石燕の『画図百鬼夜行』で紹介された、京都に現れるという怪火の一種。


叢原とは草が茂った野原のことで、そのような場所によく現れるともいわれる。


京都府中京区壬生梛ノ宮町に残る壬生寺地蔵堂において、賽銭やを盗んでいたという下法師・宗玄が、死して後に仏罰によって鬼火の姿となったものであり、火の中心には苦悶の表情をした男の顔が浮かんでいるという。


『新御伽婢子』においては青い怪火宗玄火と呼ばれ、『画図百鬼夜行』の文にある朱雀の宗源火とは、この僧侶が盗みを働いていたのが朱雀(南方の守護獣)で象徴される西院の南にある壬生寺であるからだと考察される。


『翁草』では千本の郊野に出る六反火と同様に燃える火であるとされ、処刑された宗玄という山伏が化けたものではあるが、出る場所からやはり叢原火と呼ぶ方が正しいという人もいるという。


関連イラスト編集

叢原火叢原火:そうげんびおさんぽSōgenbi


関連タグ編集

妖怪 怪火 坊主

油坊 油盗人 油返し

関連記事

親記事

怪火 かいびもしくはかいか

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 908

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました