古庫裏婆
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こくりばばあ
鳥山石燕著の妖怪画集『今昔百鬼拾遺』に記載されている妖怪。
鳥山石燕著の妖怪画集『今昔百鬼拾遺』に記載されている老婆の妖怪。
その正体はとある寺の住職の妻で、昔は美しい良き妻であったが夫に先立たれてからは古庫に隠れ住むようになり、檀家さんが供えた小銭や食べ物を盗み、しまいには死体を掘り起こしてその死肉を喰うという奇行を行う様になり、その浅ましい所業故に成仏することの出来ずにこの世に留まり続け妖怪と化したとされる。
また、寺を訪ねて来た人間を食い殺す事もあるという。
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