吉備津彦(ワンダーランドウォーズ)

きびつひこ

吉備津彦とはSEGAのアーケード用MOBAゲーム『ワンダーランドウォーズ』の登場キャラクター。

「義の旗のもと、いざ参らん！」

モチーフ：桃太郎

CV：：江口拓也

イラスト：前嶋重機

キャッチコピー：日ノ本一の侍

概要

桃太郎をモチーフとするキャラクター。名前は桃太郎のモデルとなった古代皇族の武人「吉備津彦」からきている。

サンドリヨン同様、原典での名称をそのまま使っている形である。

ちなみに「犬飼健」、「留玉臣」、「楽々森彦」というソウルカードがある。こちらは吉備津彦の臣下達で、それぞれ桃太郎の昔話における犬、雉、猿のモデルとなった人物の名である。

炎のような紋の入った片刃の大剣を持つ偉丈夫。和式の具足の上に陣羽織を羽織る。全体的に赤を基調とした装束となっている。

帝に連なる血筋でありながら鬼の血も引いており、「今、丑寅（うしとら）の力を借りて、鬼門を打ち砕かん！」「邪な気にあてられる俺ではない！」とその設定を匂わせるセリフも存在する。

性能

サンドリヨンで最初のチュートリアルをクリアすると解放される。男性キャストの中では最初に使用可能になるキャラである。

ロールは「ファイター」。

サンドリヨン同様、比較的扱いやすい部類。自動的に前進し拠点を制圧する「兵士」を強化できるスキルや自身のドロ－ショットを強化するスキルを持つ。吉備津彦自身は通常のドローショットの発生は早いが射程が短く、レベルが低いうちから大ダメージを与える攻撃スキルの使用も可能。

この他、拠点や城にもダメージを与えられる貫通攻撃スキルを持つ。

城や拠点を落とす能力を重視したキャラクターと言える。

呼び名

上にいる犬雉猿の家来キャラクターたちが「桃様」とゲーム内で呼ぶことから、ユーザー間でも愛称として定着している。また怪童丸が「桃の字」と呼びかけるチャットも存在する。

他キャラクターとの関係

同じ日本出身キャストの深雪乃とはドラマCDでお見合いをした。

バージョン１でPV、筐体の飾り、ポスター等で共演しているサンドリヨンとはさらにバージョン５のPVにて、「闇の力に襲われそうになるサンドを吉備津が庇う。吉備津は怪物の姿に変化するが理性を保っており、共に敵に立ち向かう」という演出で再び共演した。

関連タグ

闇吉備津：アナザーキャスト。爺や家来たちから人の温もりを知ることがなく、戦い続ける悪鬼となった世界線の吉備津彦自身。

武者 侍 桃太郎