概要
同居ーずとは、VTuber事務所「ホロライブ」所属で同居している「桐生ココ」、「天音かなた」、「星街すいせい」と星街すいせいの姉「姉街」をメンバーとするグループである。
同居立案者は、桐生ココで、同居ーずの名称を考案したのは天音かなたである。
来歴
身内凸とホロライブハウス計画
同居ーず立案のきっかけは桐生ココの配信環境に関係している。
桐生ココは、初配信から暫く実家にて配信を行っていたのだが、同居する両親と妹、帰省した親族などが配信中部屋を訪れることが多々あった。(しかもノックされればまだマシな方)
「そうしろ」と逆ギレされたこともあって対策に配信中はその旨を書いた紙を扉に貼っておくことにしたのだが、わざわざ伝えているのにもかかわらず無遠慮に訪ねてくることが引き続き多発。
こうした身内の(当人たちの意思はともかく結果としては)配信妨害の多発や、ネット回線の接続もあまりよくなく配信中などに度々切れることから家を出てホロライブメンバーとの同棲(及びそのための住居購入)を計画するようになる。これがホロライブハウスの計画の始まりでした。
2020年2月終わり、不動産屋に相談したところ、全ホロライブメンバーが入れる家を都内で実現させるのに2億円かかるとあさココで報告し、視聴者を驚かせた。【該当動画】
2020年3月初め、ホロライブメンバーに対し同居を打診した所、唯一天音かなたが乗り気であった。【該当動画】
2020年5月31日、雑談配信にてホロライブハウスの夢を遠ざけないために身内凸やネット回線の不調の環境を続けるか、費用が多く掛かりホロライブハウスの夢が遠ざかってしまうが身内凸を解決できる新居に引っ越すかで悩んでいたが、配信中に簡易ホロライブハウスで天音かなたと同居することで問題を解決できることを閃く。【該当動画】
即刻天音かなたに同居の勧誘をしてみたところ、彼女もこの話に乗り気であり、簡易ホロライブハウス計画が始動した。(勧誘を受けた当初は体調不良で寝ぼけた状態だったため、ゲームのお誘いと勘違いしていた)
簡易ホロライブハウス計画と追加メンバー
2020年6月3日、正式に同居することになった桐生ココと天音かなたは同居するにあたりルールを決める配信を行った。
このルール決めで、同居メンバーのプライバシーを守るために同居メンバーの部屋への無断侵入で罰金100万、配信者ならではのルールとして配信遅刻阻止で賞金100万といったルール決めが行われた。
2020年6月11日、簡易ホロライブハウス計画に星街すいせいが同居メンバーとして参加することが発表された。
参加理由としては、近々引っ越すことになっており、簡易ホロライブハウス計画の話もあったことから条件を聞き、その条件が好条件だったことから。なお、この当時星街すいせいの姉である姉街は同じく引っ越し、近所に住むと視聴者に伝えられた。
再度ルール決めが行われた他、簡易ホロライブハウス計画の加入メンバーの総称が「同居ーず」に決まった(名称提案は天音かなたで、他に「子いか」「龍星の彼方」があったが、今後メンバーが増えても使えるためこちらになった)。
2020年7月、本格的に物件の下見が始まる。
一軒家やマンションといった様々な候補からメンバー全員が納得する物件を探し始めた。
なお、この時から姉街の意見も取り入れられ、姉街の同居の可能性が浮上した。
2020年8月5日、配信にて引っ越し先が決定したことが報告された。
形態としては、桐生ココと天音かなたペアと星街すいせいと姉街ペアの2人ペアで、同じフロアの別部屋に住むことになった。
同居ーず、始動
2020年8月9日、桐生ココが第一陣として引っ越しし、無事に簡易ホロライブハウスがスタートした。【該当動画】
2020年8月20日、第二陣として天音かなたが引っ越しし、同居生活が本格始動した。【該当動画】
2020年9月5日、第三陣として星街すいせいと姉街が引っ越しした。【該当動画】
こうして同居ーずメンバーが簡易ホロライブハウスに揃った。
同居ーずメンバー
かなココ組
星街姉妹組
同居ーず開始による変化
同居ーず開始は、開始以前とは異なる変化を起こすことになった。
- 身内凸の改善
前述したが、桐生ココは同居ーず以前は実家暮らしで、身内が配信中に部屋に入ってきて配信の支障になる問題があったが、引っ越して同居した事によってその心配が無くなった。
(その代わり、同居ーずのメンバーが他の同居ーずメンバーの配信に突然参加することがあり、視聴者がほのぼのとする状況を作り出している)
- 姉街の話題の増加
星街すいせいの姉の姉街はホロライブに所属していない一般人で、登場頻度や話題に上がることは決して多くはない。
同居ーずが開始されると、桐生ココと天音かなたが姉街に会う機会が増え、またオフコラボの実施で同居ーず以外の人がやって来ると、そのメンバーが姉街に会う可能性が格段に上がり、従来より話題に出る機会が増えたのである。
- 同居ーず同士の助け合い
同居ーずが開始されると同居ならではのイベントがよく話題に出るようになり、同居ーずメンバー同士の助け合いも聞かれるようになった。
例えば筋肉痛の痛みが出てた桐生ココの頭を天音かなたが洗ってくれたり、事故で入院した天音かなたの代わりに桐生ココがウサギの世話をしたり、長時間配信中の同居ーずメンバーにご飯を持って行ったりといったことが挙げられる。
- オフコラボのしやすさ
同居している同居ーずは、当然ながら近くに同居ーずメンバーがいるので、急なオフコラボが出来る。
また部屋が大きいとのことなので、同居ーず以外のメンバーを呼んでの配信もしやすい環境と言える。
(上述した通り、同居ーずのメンバーが他の同居ーずメンバーの配信に突然参加もあり、それを含めればホロライブ一のオフコラボの数になる可能性を秘めている)
そして解散へ
2021年7月、桐生ココがホロライブを卒業したことにより「同居ーず」が揃うことはなくなった。ただしそれ以降も友人Cとして同居は継続されていた(便宜上、以降の説明でもココ=友人Cとして扱う)。
2022年1月にかなココが環境改善のために引っ越しを行い、これに星街が同調しなかった(する理由がなかった)ため離れる事になり、さらに同年7月にはかなココも別居する事に。かなたの配信でこれは仲違いなどでは断じてなく、お互いの現在の活動の方向性の都合で同居している事で各自が負うリスクが高くなったため、これを潰しておくための引っ越しであると言及している。
また同年8月には星街姉妹も引っ越しを行ったため、簡易ホロライブハウスはその役目を終えることとなった。
公式に受け継がれる意志
その後2022年冬辺りから、フェスや3Dライブのために一度に複数のID・EN勢が日本に長期滞在する機会が多くなって来たが、その際には複数人のホロメンが共同生活でき、配信もこなせるだけの物件を運営が借り上げて用意している模様。期間とメンバー限定ではあるが、ホロライブハウス構想が公式の手によって実行に移されていると考えると感慨深いものがある。