概要
和歌山県和歌山市にある南海本線の駅。和歌山市北部のニュータウン「ふじと台」の最寄り駅であるため、副駅名が「ふじと台」となっている。車内の放送でも「次は、和歌山大学前、ふじと台です」とアナウンスされる。
和歌山大学という駅名がありながら徒歩20分、直行シャトルバスで4分と意外と離れている。
又、南海電鉄では18年ぶり、南海線では新今宮駅開設以来46年ぶりの新駅である。
余談だが当駅開業後、JR和歌山駅の利用者が減少する一方で、和歌山市駅の利用者が増加傾向にある。
駅構造
相対式2面2線の地上駅で有効長は175mの8両編成の電車が停車する。
開業当初は特急以外の電車が停車していたが、2014年10月18日の改正でサザンも当駅に停車することになった。
発車標は、南海初のLCDを採用。乗車位置も○(4扉)と△(2扉)のマークを採用するなど、最新基軸を盛り込んでいる。これらの要素は、後に難波駅の改修工事にフィードバックされている。
利用状況
- 2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は、8,721人である。
- 開業後から利用者が増加傾向にあり、2016年(平成28年)度には僅かながら林間田園都市駅(8,666人)を上回った。
- しかしながら、駅の計画が決まった2007年(平成19年)の乗降人数予想は6000人を見込んでいたものの、開業年の利用者は予想の約1/3と悲惨なものだった。2014年3月に駅直結のイオンモール和歌山ができてからは、土休日限定でみさき公園どまりだった区急の和歌山市延長もあり、平均乗降人数が一気に増えた。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2012年(平成24年)度 | 2,721人 |
2013年(平成25年)度 | 4,363人 |
2014年(平成26年)度 | 7,436人 |
2015年(平成27年)度 | 8,152人 |
2016年(平成28年)度 | 8,691人 |
2017年(平成29年)度 | 8,878人 |
2018年(平成30年)度 | 9,361人 |
2019年(令和元年)度 | 9,659人 |
2020年(令和2年)度 | 5,880人 |
2021年(令和3年)度 | 7,466人 |
2022年(令和4年)度 | 8,721人 |