概要
大阪府泉佐野市にある南海電気鉄道の駅である。駅番号はNK30。南海本線・空港線の全列車が停車し、南海本線から空港線が分岐する。特急ラピート、空港急行と普通の一部列車は南海本線⇔空港線を直通する形となる。区間急行は当駅以南各駅に停車。
駅構造
島式3面4線の高架駅。2・3番のりばと4・5番のりばは線路が同じで両側のドアが開く。
なお、当初は4面5線で設計予定であったが、南側の1面1線を削除する形で完成となった。
(駅前後の1番乗り場側の高架橋が不自然な形をしているのはその名残)
のりば | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 |
| 下り | 下り待避線 | |
2・3 |
| 下り |
| 下り本線。3番のりばは降車及び4番のりばからの乗り換えホーム。 |
4・5 | 南海本線 | 上り | 堺・天下茶屋・なんば方面 | 上り本線。4番のりばは降車及び3番のりばへの乗り換えホームで、このホームからは乗車不可 |
6 | 南海本線 | 上り | 堺・天下茶屋・なんば方面 | 上り待避線 |
利用状況
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は21,968人である(ハンドブック南海2024より)。
- 泉州地域の南海の駅では関西空港駅、泉大津駅に次いで多いが差は小さい。
- 2017年(平成29年)度に岸和田駅の利用者減少と相まって岸和田駅を抜いた。
年度別
年度 | 乗降人員 | 増減数 | 増減率 |
---|---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 21,762人 | ||
2009年(平成21年)度 | 21,295人 | -467人 | -2.1% |
2010年(平成22年)度 | 21,376人 | +81人 | +0.4% |
2011年(平成23年)度 | 21,418人 | +42人 | +0.2% |
2012年(平成24年)度 | 21,982人 | +564人 | +2.6% |
2013年(平成25年)度 | 22,555人 | +573人 | +2.6% |
2014年(平成26年)度 | 22,383人 | -172人 | -0.8% |
2015年(平成27年)度 | 23,078人 | +695人 | +3.1% |
2016年(平成28年)度 | 23,462人 | +384人 | +1.7% |
2017年(平成29年)度 | 23,954人 | +492人 | +2.1% |
2018年(平成30年)度 | 24,360人 | +406人 | +1.7% |
2019年(令和元年)度 | 24,494人 | +134人 | +0.5% |
2020年(令和2年)度 | 17,961人 | -6,533人 | -36.4% |
2021年(令和3年)度 | 18,171人 | +210人 | +1.2% |
2022年(令和4年)度 | 20,115人 | +1,944人 | +9.7% |
2023年(令和5年)度 | 21,968人 | +1,853人 | +8.4% |
隣の駅
南海本線 | ||||
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種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
サザン | 岸和田駅(NK24) | 泉佐野駅(NK30) | 尾崎駅(NK37) | |
急行 | 貝塚駅(NK26) | 泉佐野駅(NK30) | 尾崎駅(NK37) | |
区間急行 | 貝塚駅(NK26) | 泉佐野駅(NK30) | 羽倉崎駅(NK33) | |
準急行 | 羽倉崎駅(NK33) | 泉佐野駅(NK30) | 井原里駅(NK29) | |
普通 | 井原里駅(NK29) | 泉佐野駅(NK30) | 羽倉崎駅(NK33) | |
南海空港線 | ||||
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
ラピートα | 天下茶屋駅(NK05) | 泉佐野駅(NK30) | りんくうタウン駅(NK31) | |
ラピートβ | 岸和田駅(NK24) | 泉佐野駅(NK30) | りんくうタウン駅(NK31) | |
空港急行 | 貝塚駅(NK24) | 泉佐野駅(NK30) | りんくうタウン駅(NK31) | |
普通 | 井原里駅(NK29) | 泉佐野駅(NK30) | りんくうタウン駅(NK31) |
空港線に連続するように駅番号が降られているため、泉佐野と羽倉崎は飛び番となっている。
(ちなみに「NK32」は関西空港駅)
関連項目
日根野駅:JR西日本阪和線の駅。分岐して関西空港駅に向かうのが似ている。
東佐野駅:同じくJR西日本の阪和線の駅。同じ泉佐野市に所在している。