駅データ
概要
堺市堺区戎島町3丁にある南海本線の主要駅。駅番号はNK11。
だが利用客は南海高野線の堺東駅の方が多く、市役所が近い堺東駅の方が市の中心駅として成り立っている。それでも南海本線の駅では難波駅、新今宮駅、天下茶屋駅に次いで利用客が多い。
特急「ラピートα」を除く種別の旅客列車が停車。また、堺駅と堺東駅を結ぶ路線バスが(南海バスにより)運行されている。
駅構造
島式ホーム2面4線の高架駅。東出口と西出口につながる中央改札のほか、南改札がある。
当駅には駅長が配置され、粉浜駅-石津川駅間の各駅を管轄する。
上り・下り共に海側ののりば(2・4番のりば)を本線、山側ののりば(1・3番のりば)を待避線としている。これは岸里玉出駅から住ノ江駅まである方向別複々線区間が当駅まで計画されていた名残りである。
ほぼ終日にわたって優等列車と普通列車との緩急接続が行われる。
駅周辺
東口の駅ビルには各種事務所が入居している。駅ビル北側にはショッピングモール「プラットプラット」があり、家電量販店「エディオン」などが入居している。東口の駅前広場は旧来の堺市街を通って堺東駅に至る大小路の西端にあり、堺東駅、堺区内、松原市方面への路線バス、東京方面への長距離路線バスが発着する南海バスの堺駅前停留所がある。南海バス堺営業所もある。
西口にはホテルアゴーラ・リージェンシー堺、ラウンドワン堺、アパホテル堺駅前などがある。三宝臨海地区にある堺ディスプレイプロダクト堺工場(シャープの本社)、堺浜シーサイドステージ、Jグリーン堺に向かう南海バスの路線バスと、住之江公園駅に向かう大阪シティバスの路線バスが発着する堺駅西口停留所がある。
南口にはショップ南海やコンフォートホテル堺があり、龍神地区にある。駅前広場までは高架橋に沿って商店街が形成されている。南口の駅前広場はフェニックス通りに面し、金岡・北野田方面に向かう路線バスが発着する南海バスの堺駅南口停留所があるが、駅のホームからは(構内であるとはいえ)かなり遠い。
利用状況
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は35,058人である(ハンドブック南海2024より)。
- 南海本線単独の駅では最も多いが、南海高野線の三国ヶ丘駅よりは少ない。
年度別
年度 | 乗降人員 | 増減数 | 増加率 |
---|---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 35,530人 | ||
2009年(平成21年)度 | 34,416人 | -1,114人 | -3.1% |
2010年(平成22年)度 | 34,829人 | +413人 | +1.2% |
2011年(平成23年)度 | 33,429人 | -1,400人 | -4.0% |
2012年(平成24年)度 | 33,413人 | -16人 | -0.0% |
2013年(平成25年)度 | 34,183人 | +770人 | +2.3% |
2014年(平成26年)度 | 34,610人 | +427人 | +1.2% |
2015年(平成27年)度 | 36,314人 | +1,704人 | +4.9% |
2016年(平成28年)度 | 37,815人 | +1,501人 | +4.1% |
2017年(平成29年)度 | 38,196人 | +381人 | +1.0% |
2018年(平成30年)度 | 38,564人 | +368人 | +1.0% |
2019年(令和元年)度 | 38,712人 | +148人 | +0.4% |
2020年(令和2年)度 | 30,402人 | -8,310人 | -27.3% |
2021年(令和3年)度 | 30,264人 | -138人 | -0.5% |
2022年(令和4年)度 | 33,348人 | +3,084人 | +9.2% |
2023年(令和5年)度 | 35,058人 | +1,710人 | +4.9% |
隣の駅
関連項目
大阪シティバス:当駅西口にある「堺駅西口」は同社最南端のバス停だが、かつては大阪市電時代の名残からか、さらに南下した「出島」まで伸びていた。ちなみに最北端は「井高野車庫前」。