概要
「四半妖」とは、アニメ『半妖の夜叉姫』に登場する用語である。
高橋留美子のマンガ・アニメ『犬夜叉』の世界でも他の妖怪に充分ありうるケースだが、アニメ『半妖の夜叉姫』に登場しているのは、今のところ半妖の父・犬夜叉と人間の母・かごめの娘・もろはだけとなっている。
なお、かごめはもろはを妊娠していた時、出産間近であったにもかかわらず、つわりも無ければ腹も目立っていない状態だった。
「半妖」と「四半妖」のちがいを単純に言えば、両者とも妖怪の血を引いているのはまちがいないが、妖怪と人間が両親であるケースが「半妖」、祖父母のうち1人が妖怪であるケースが「四半妖」ということになる(確率からいえば妖怪と動物の間の子である「半妖」「四半妖」というケースもありうる)。
受け継ぐ「妖力」も「半妖」と「四半妖」では大きくちがうと思われ、単純計算では「四半妖」は「半妖」の半分程度と思われるが、祖父母いずれかが大妖怪である「四半妖」と、両親いずれかがザコ妖怪の「半妖」では妖力が異なる可能性がある。
もろはの場合、祖父が東の麒麟丸と並ぶ「西の大妖怪」と称されるほどの妖力、父・犬夜叉の強大な妖力、母・かごめは巫女・桔梗の清浄な霊力の3つを受け継いでおり、並の「半妖」はおろか「妖怪」すら凌駕する妖力と霊力を受け継いだ規格外の「四半妖」という可能性が大きい。
また、「半妖」にある「月に一度の人間化(朔)」も、「妖怪の血が薄い」もろはにはないとされるが、他の「四半妖」にもそのような特徴があるか、ないかも今のところ不明となっている。