概要
それは2019年4月1日、公式ツイッターの発言より始まった。
本日からカービィは「しかく」くなります!
これまで25年以上親しまれてきたまんまるピンクのボディが四角くなる。
それもただかくばるだけでなく、『スターアライズ』および『毛糸のカービィプラス』の四角仕様が同時に公開されたのである。
丸だからこそ成り立っていたようなキャラクターが四角くなることで生じる当然の違和感、その違和感をゲーム側の仕様変更で解消しようという謎の努力。
そしてグッズ化も決まっており、早速現実世界に進出するという怒濤の展開は、「ツッコミが追いつかない」そのものであった。
実際には
もちろんエイプリルフールネタ。
カービィはこれからも「きほんはまる」です。
翌日、ネタばらしとともに「昨日あんなに四角くなったのは何か変なものでも吸い込んでしまったから?」とコメントされた。
ただし、四角いグッズ販売に関してはガチであった。
ちなみに同じ日に四角い後輩は逆に丸くなっていたりする。
公式化
翌2020年、カービィが参戦している『スマブラSP』に「Minecraft」からスティーブ/アレックスが追加参戦することになったのだが、そのスティーブ/アレックスは四角いキャラクターである。
また、カービィは『スマブラ』でもお馴染みコピー能力を遺憾なく発揮している。
つまり・・・
こういうことである。
本当に四角いものを吸い込んで四角くなったカービィが誕生したのだ。
しかも、全てが直線で構成される『Minecraft』の世界観に合わせ、2019年と比べてよりかくばった形状が追求されている。
ちなみに性能に関してはかなり相性が悪い。
というのも元々カービィは復帰が優秀なファイターな為、基本的にブロックを使わずとも復帰及び追撃が可能なのである。しかも斧やツルハシといった強力な攻撃はコピー出来ない為、スティーブ/アレックスに対してもそこまで優位に立てないというのも理由の1つ。
飛び道具を防ぐ事は可能だが、そもそもスティーブは飛び道具が無い(一応TNT火薬や金床があるもののブロック生成でなんとか出来る攻撃ではない)為、精々乱闘でしか役立たない。
数少ない利点としては空中でのコンボにスマッシュ攻撃といった通常攻撃を織り込める程度だろうか(それでもかなりの精度を要求される為、賭けの領域である)。
性能は非常に強力なのだがカービィには余りにもミスマッチなコピー能力となってしまった。
余談
実はこの四角のカービィネタは、『デデププ』コミックス第7巻の「オマケのカービィ4コマ劇場⑤」の127Pにて登場したことがある。
その時は一家に一台、踏み台にされ、ある時は某番組のサイコロに使われ、またある時はポストにと便利グッズのように扱われていた。
関連イラスト
pixivへの投稿は『スマブラ』仕様が多くなっている。
関連タグ
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL Minecraft プレイヤー(Minecraft)
シャクレルカービィ:名前の通り「顎がしゃくれたカービィ」。こちらも実際にグッズ化されている。