概要
オーゼンがリーダーを務める探窟隊。深界二層にある『監視基地(シーカーキャンプ)』を拠点としている。
オーゼンとマルルクを除く隊員は判明してる限り3名のみと、同じ白笛率いる祈手などの探窟隊と比べると小規模、もしくは少数精鋭なことが窺える。
リコ達が監視基地に滞在していた当初はオーゼンの命令で姿を隠していたものの、オーゼンに痛めつけられる2人の状況に耐えかねたマルルクが彼等を呼びに行ったことでリコ達と対面。最終的に訓練を終えて監視基地から旅立つ2人をマルルクと共に見送った。
深界二層で行われた合同大探窟にもハボルグ達や祈手とともに参加し、地上のオースにある酒場『滑落亭』に姿を見せた。
リコ達に対しては終始気さくな姿を見せていた彼等であるが、オーゼン曰く「地上に帰る場所のないろくでなし共」とのこと。
滑落亭に来店していた際は全員人目を避けるかのようにフードを被っていたほか、隊員の1人であるイェルメに関しては実際かなりアウトローな人物であることが判明している。
『マルルクちゃんの日常』では、監視基地に彼等の個室があることが判明。揃って自室の整理整頓や掃除は苦手らしく、イェルメの部屋は床に大量の紙や刺激的な絵が散乱し(ついでにベッドの上にはある遺物が2つ)、シムレドの部屋に至ってはベッドの下に溜まりすぎてキノコの生えた洗濯物が大量の虫と共に詰まっている始末で、代わりに部屋の掃除をしたマルルクが絶句する程であった。
また、マルルクがオーゼンに拾われた本編開始の8年前から隊員3名の顔ぶれは変わっていない模様。
構成
リーダー
- オーゼン
CV.大原さやか
不動卿『動かざるオーゼン』の異名をもつ現役の白笛。探窟隊『地臥せり』のリーダーと監視基地の防人を掛け持つ。
詳細は個別記事にて。
隊員
- シムレド(イラスト中央上)
CV.川原慶久
黒笛の男性。
合同大探窟ではハボルグ指揮の下、大探窟先遣隊長を務めている。
- イェルメ(イラスト右)
CV.新祐樹
月笛の男性。
テパステ曰く前科4犯で笛を格下げされた経歴の持ち主。
滑落亭では泥酔してテパステ達に絡む(という体で探りを入れに行く)もあっさりと無力化されてしまう。が、手癖でクラヴァリのポケットの中身をスって帰った。
- ザポ爺(イラスト左)
CV.中務貴幸
月笛の老人。
リコ達の生存訓練の際には遠方から2人の様子を観察していた。
- マルルク
CV.豊崎愛生
監視基地に住み込みで働くオーゼンの直弟子である蒼笛の子供。
現状『地臥せり』の正式な隊員として含まれるのかは明言されていないが、同じ監視基地の一員として様々な雑務・サポートをこなしている。
詳細は個別記事にて。