概要
滋賀県大津市真野1丁目にあるJR西日本湖西線の駅(JR-B25)。
1923年12月、江若鉄道(現・江若交通)の雄琴〜堅田間の開通に伴い開設され、この当時は現在よりも湖岸側、現在の本堅田に置かれていた。江若鉄道線が1969年10月31日をもって営業を終了した際、当駅も一旦は廃止になるが、1974年7月20日の湖西線開業に併せて再設置された。
駅名は、1967年4月1日に大津市に編入するまで滋賀郡堅田町の中心に位置していたことに由来する。平成の大合併で旧・志賀町が大津市に編入されるまでは、大津市最北端の駅でもあった。
近江八景のひとつ「堅田の落雁」で知られる満月寺浮御堂は、江若鉄道すら存在しなかった1900年に発表された「鉄道唱歌」にも登場する。
駅構造
JR西日本
島式2面4線の高架駅。1・4番のりばが本線、2・3番のりばが待避線である。
江若鉄道(廃線時)
旅客と貨物の双方を取り扱う一般駅で、一時廃線時は島式1面2線の地上駅だった。
このほかに貨物用のホームや2本の側線があったほか、東洋紡績の堅田工場に向かっても専用側線が引かれていて、物資の輸送が行われた。
利用状況
2019年度の1日平均乗車人員は7,843人(降車客含まず)である。
隣の駅
特急「サンダーバード」の一部も停車する。
■新快速
比叡山坂本駅 (JR-B27) - 堅田駅 (JR-B25) - 近江舞子駅 (JR-B19)
■快速(京都駅以西新快速)
おごと温泉駅 (JR-B26) - 堅田駅 (JR-B25) - 近江舞子駅 (JR-B19)
■普通(JR京都線直通となる列車は、高槻駅以西快速)
おごと温泉駅 (JR-B26) - 堅田駅 (JR-B25) - 小野駅 (JR-B24)