※バイオハザード6の深刻なネタバレ
バイオハザード6における、クリス編の最終局面。
汚いエイダの死によって動き出した、ネオアンブレラの海底研究所に眠っていた巨大B.O.W.『ハオス』を止めるべく、クリス・レッドフィールドとピアーズ・ニヴァンスは激闘を繰り広げる。
しかし、戦いの中でクリスはハオスに捕まり、ピアーズは右腕を失う重傷を負ってしまう。
その時、ピアーズは死んだエイダ(?)から奪ったジェイク・ミューラーの血によって改良されたC-ウィルスのサンプルを見つけ、それを自身に注入。失った右腕から帯電能力を持ったジュアヴォに似た腕が生え、ピアーズは強靱な意志でこれをコントロールし、電撃攻撃でクリスを救出する。
救出後、ピアーズはその半B.O.W.化した状態でクリスと共にハオスとの最終決戦に挑み、見事に撃退に成功する。その後二人は脱出に向かうが、クリスを救いハオスを倒して脱出も目前となったことからピアーズの気が緩み、ウィルスの侵食が進み始め、もう長くは正気を保てないことを悟ったピアーズは、クリスだけを脱出ポッドに押し込んで脱出させ、自身は崩壊する研究所と運命を共にした。
その時、脱出したクリスをまだ生きていたハオスが強襲、しかしピアーズのものと思われる巨大な電撃によって遂に絶命し、ハオスは完全に消滅した。
クリスは無事に海面に上がり脱出に成功。彼の手にはピアーズのものと思われる、血がにじんだBSAAのワッペンが握られていた。
なお、クリスは近々BSAAの引退を考えていたらしく、後継者に相応しいピアーズに後を託す予定であったのだが、ピアーズの死でクリスは引退を撤回してBSAAを続ける事となった。
ちなみに時系列が『6』の後にあたる『ヴェンデッタ』ではクリスがピアーズに近いやり取りで酒浸りのレオンに発破をかけていた。
ゲーム内での性能
クリス編シナリオ終盤と、条件を満たすことでレイドモードでの使用が可能。
独自の固定武器として変異した右腕から放電を行う「ピアーズキャノン」と体力自動回復を備えている反面、ピアーズキャノン装備中はコンバットゲージが常にゼロとなり回復しなくなる。
ピアーズキャノンはノーマルショットとチャージショットが可能で、ノーマルショットは弾薬の代わりに体力を消耗して放たれるため、体力自動回復があるとはいえ無駄撃ちは禁物。
チャージショットは威力・範囲共に優秀だが、撃つまで照準が激しくブレるため、遠距離への精密射撃は至難。
関連イラスト
関連タグ
モーフィアス・D・デュバル…同じくウイルスで電撃の能力を得たバイオハザードシリーズの人物であるが、こちらは電磁バリアも使用できる。
???…経歴は異なるが、既にB.O.W.と同じ存在になりながらも人間としての自我を保ち続けていた繋がり。