概要なのに、面白いことを言うね
伝説のアニメ「ダイナミックコード」第4話より、英時明が発した名言(迷言?)。
山奥の合宿所でくつろいでいた香椎玲音達のもとに、KYOHSOのメンバーで先輩の城坂依都と、電報ニキこと英時明が訪ねてくる。
- 依都「レオン、いるかァ~?」
- 久遠「い、今 散歩に出てます!」
- 時明 「外は真っ暗なのに面白いことを言うね」
久遠はスランプに陥っている玲音を守るため、とっさに嘘をついた。
それをあっさり見抜かれ、依都に「ねえ、誰からキングを守ってるの?キャスリングのつもり?それって、ルークがキングを閉じ込めてるだけじゃん?」と、rêve parfaitのメンバー名の由来がチェスの駒なのを踏まえた皮肉を言われるのだった。
余談、要るかァ~?
合宿所はかなりの山奥で周辺に街灯はなく、とても夜の散歩を楽しめる環境ではないので、この発言自体は的外れでは無い。
但し、問題は彼がその直ぐ後に発したブーメラン台詞である。
- 「気分転換に夜のドライブなんてどうかな?」
散歩と違ってドライブであれば、ヘッドライトの明かりやカーナビ、複数人の移動であるため、夜間の気分転換として決して相応しくないとは言えない。
が、この誘った人(を含めた登場人物全員)は、ヤクザ張りの迷惑駐車常習犯であり、とても安全に夜間走行が出来るタイプとは思えない。
それでも一応山を抜ければそれなりの広さで見通しの良い道路が走っているため、そこなら安全にドライブは可能に思える。
ところが問題はこの山の周辺に、why字路のような殺人トラップが平然と存在していることである。
寧ろ散歩の方が安全なのでは無いかと思えるような環境を、気分転換感覚でドライブを楽しもうと提案する彼は、確かに面白いことを言っているだろう。