概要
メイン画像の標識は、昭和40年に制定された後昭和53年に一旦廃止されるが、平成17年に法改正により復活した。
※昭和53年に高速道路(横浜新道・小田厚を含む)でのバイクの二人乗りが完全に禁止されたのだが、平成17年に条件付きで解禁されたためこの標識が復活した。
デザインは二輪の自動車・原動機付自転車通行止めと似ているが、意味は全く異なる。
主に首都高速道路や東京高速道路(KK線)の入口でよく見かける。
また横浜新道や小田原厚木道路の一部区間にもこの標識があったりする(横浜新道や小田厚は一般有料道路なので、高速道路と同じルールにするためにこの標識と補助標識「20歳未満又は自二輪免許3年未満の運転者」が設置されている)。
東京都や神奈川県では比較的よく見かけるものの、それ以外の道府県では激レア標識である。
なお高速道路(自動車専用道路を含む)ではこの標識が無くても「20歳未満または自二輪免許3年未満の運転者」の2人乗りは禁止されているのでご注意を。
その他
この標識は通行止め系の標識としては珍しく、「○○通行止め」や「○○専用」という名前ではない。あえて読み替えるならば、「二人乗りの自動二輪車通行止め」という感じだろうか。
また、この標識ができる前の横浜新道や小田原厚木道路などでは「車両通行止めの標識+補助標識」で二人乗りの自二輪の通行を禁止していた。
※横浜新道や小田厚は高速道路ではないため、高速道路とほぼ同じ条件(当時の高速道路では年齢に関係なく二人乗り自体が禁止されていた)にするためにそのようにしていた。
排気量50cc以下の原動機付自転車はこの標識の有無に関係なく二人乗り自体が禁止されているので要注意。