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概説編集

『アメリカ横断ウルトラクイズ』が元祖とされるクイズ形式の一つ。

問題を聞いて解った人は早押しボタンの代わりにそれぞれ与えられた絶叫フレーズを叫ぶことで解答権を得るもの。

絶叫フレーズはその挑戦者の特徴やエピソードに倣ったものが多く、特に言い出しにくいフレーズを設定されて大声で言えずに負けてしまった者も存在した。


行われた場所とシステムの変遷編集

第8回:リノ(第5CP)

第9回:ヨセミテ(第5CP)※前年では叫んでるように聞こえないほどの声量でもハットが反応したりしていたため、大声ランプが付けられ叫ぶたびにランプが1個ずつ点いていき、全部点くとハットが反応するシステムに。

第10回:ロサンゼルス(第7CP)※大声組と念力組に分かれてのWチャンス形式。ランプはなく、絶叫フレーズは全員「福留さん」で統一。ハットは解答テーブルに固定。解答姿勢は直立式に。

第11回:パームスプリングス(第5CP)※パラシュートを付けた状態で強風の中解答テーブルまで向かい、絶叫フレーズを叫ぶとパトランプが点灯。

第12回:イグアス(第10CP)※この回より再び大声ランプが付いた。

第13回:ショットオーバー(第9CP)

第14回:グランドテートン(第6CP)

第15回:エルパソ(第7CP)

第16回:レイクパウエル(第7CP)※この回では大声ランプの数が増え、フレーズを1回叫んだだけでは全部点かない仕様に。


敗者の絶叫フレーズ編集

ここでは実際に設定された絶叫フレーズの中からこの形式で敗れた敗者のフレーズのみ記載。

これだけでもなぜ負けたかが推察できるはず。

第8回:「城西大学」※当時敗者の通っていた大学


第9回

「H君」※敗者のボーイフレンドの名前。

「また落ちる!」※敗者は当時浪人生で、このまま勝ち続けるとまた大学受験に落ちるということでこのフレーズに。


第11回:「気仙沼」※敗者の出身地。

第12回:「突撃リポーター」※敗者がブーブーゲートで自らマイクを持ちつつ実況していた所から。決して何かの番組でリポーターをしていたからとかいうわけではない。

第13回:「F常務すいません」※敗者は勤務している会社で経理を担当していて、早く帰らないとその月分の給料が社員に払えないかも知れないとシドニーで福留に煽られていた。それでも当人はまだ勝ち続けたくて、そんな中上司にお詫びの気持ちを込めてのフレーズ。

第14回:「Aさん困っちゃった」※敗者はこのクイズの時点で結婚式を9日後に控えており、このまま勝ち続けるか結婚式までに負けるかの苦悩と葛藤を表した結婚相手に対する弁でもある。

第15回:「内緒の旅なの」※司会の福澤からは「セクシーなフレーズ」とも言われた。

第16回:「早く人間になりたい」※敗者はそれまでのチェックポイントで勝ち抜く度に笑顔をひとつも見せず、福澤からは「本来の人間性を欠いている」と指摘し、それを取り戻してほしいとの願いからこのフレーズに。


高校生クイズ編集

高校生クイズでも稀に行われることがある。

1995年の全国大会では準々決勝のひとつとして登場。

1チームで1つの絶叫フレーズを決め、3人が一斉に叫び1人でもランプが全部点灯したチームに解答権が得られる。


関連タグ編集

アメリカ横断ウルトラクイズ

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