概説
アメリカ横断ウルトラクイズクイズ形式の一つで、グアムで実施される(第5回ではサイパンの敗者復活戦で、1998年の「今世紀最後」では決勝の西インド諸島で行われていた)。
第4回で初登場。初期の泥プールは砂浜に穴を掘って泥をためただけの簡素なもので、マットもスタッフがブルーシートを張って受け止めていた。飛び込む際に勢いあまって泥しぶきが周りの砂浜に飛び散ったり体の一部を打ったりという見た目にも危険なものだったため、第7回で泥プールの拡大、ウレタンマットの使用、泥プールの周りをラバーで加工するといった対策と改良を行って再登場。その後は恒例化し第8~15回までグァムでのクイズとして毎回登場した。回が進むにつれて「このクイズがやりたくてウルトラクイズに参加した」という物好きまで現れた。なお、「ウルトラクイズ」の姉妹番組である高校生クイズでも、「ウルトラクイズ」と同様にアメリカを横断しながらクイズを行う形式時代の第34~36回まで実施されている(第34回はハワイで実施されたが、第35、36回ではグァムでの実施に戻されている。第33回もタイでの敗者復活戦で実施されている)。
ルール
巨大なボードにそれぞれ「○」と「×」が描かれた破壊可能なプレートが設置され、その向こうに泥のプールが掘られている。
クイズは挙手もしくは司会者が指名した挑戦者1名(「高校生クイズ」では第34~36回までは2名1チームで、第33回はチームからの代表で挑戦者は1名)に対して○×クイズ形式で1問出題され(問題は第12回までは干してある状態の封筒から1枚を選び司会者に手渡していた)、挑戦者は正解だと思うプレートに飛び込む。正解の場合は泥プールの上に敷かれたマットに着地して勝ち抜けとなるが、不正解の場合は泥プールの中に入って全身泥まみれとなって失格という、誤答すること自体が罰ゲームになるというクイズ形式である。「今世紀最後」では、5問ずつ解答するサッカーのPK方式で、正解数が多い挑戦者がクイズ王(優勝者)になる。
第14回ではクイズ開催当日に台風17号が直撃し、セッティングの段階でプレートが強風で立たない、大雨で泥が薄まると言った事態に見舞われ、急遽スタッフ会議の末、〇×の札を挙げて回答する形式に変更。泥んこプールに飛び込むか否かは正解不正解問わず挑戦者の判断に委ねられた。
そのため勝者席も敗者席も泥まみれの人と雨でずぶ濡れの人が混在しているカオスな状況に。