アメリカ横断ウルトラクイズの第12回大会にして昭和最後の大会。
概説
この大会から、第一次予選が東京ドームで行われるようになった。またこの回から徳光和夫が挑戦者として出場している。
行程
行程では全大会で唯一、南北アメリカ大陸を縦断した。グアム上陸後六年ぶりにハワイを経由しない行路を取り、北極圏のバローから南極圏のフェゴ島ウシュアイアまで南下した後、ゲインズビルから再び北米大陸に上陸した。総移動距離5万5千キロは全17回で最も長い。
挑戦者
第8回大会で本戦出場を果たした挑戦者三人がアメリカ本土に上陸を果たす、うち二人は再上陸、ベスト10に女性が三人勝ち残ると話題が多い大会であった。誤答(正確には誤答した問題に登場した言葉)がその後通称として定着した者、歴代最多の敗者復活三回を記録した者、本大会から二大会連続でドーム突破を果たした者(挑戦者番号59番、本大会ではイグアスで敗退し後述のハプニングからパラグアイ国境警備隊に身柄を確保された。第13回では挑戦者番号8番、成田のジャンケンで敗退した)、スポンサーのライバル企業に勤務していたため勤務先を紹介してもらえず、かえってライバル企業の名前が通称になってしまった者(挑戦者番号68番、第13回でもドームを突破するが成田のジャンケンで敗北。敗者復活戦にも一コマだけ映った)など名挑戦者も多数輩出している。
ハプニング
前述のイグアスの罰ゲームにて敗者が小舟で川を下っているときにブラジルを出国するところで仕込みの警察官が現れて不法出国容疑で身柄を確保するドッキリを予定していたが誤って対岸のパラグアイに流れて行ってしまい、本物のパラグアイ国境警備隊によって威嚇射撃を受けたのち不法入国容疑で本当に身柄を確保されてしまった。最終的に駆けつけたスタッフが国境警備隊にテレビの撮影であると説明しグッズを手渡して納得してもらい解放された。