概要
紅色の甲冑に鬼面の兜飾りを持つ武者。武術だけでなく変装術にも長けており、百鬼夜行衆に潜入し内部から妨害工作を行っていた。
潜入時では【武者牙流紅具(むしゃゲルググ)】と名乗り行動しており光明の鍬形と呼ばれる通信機としての機能が施された鍬形で大将軍と連絡を取っている。
主に剣術で戦闘を行うが、旋風六角独楽(トルネードロッカクゴマ)と呼ばれる不思議な武具を用いて戦うことがある。
銃火器の類を嫌っているが、その割に模型では銃やミサイルといった武器が装備として用意されている。
飛駆鳥大将軍が現役だった時代より超将軍をつとめる古株で、武神輝羅鋼の時代では武威凰の部下。同じく超将軍の撃流破頑駄無とは親しい間柄。砕牙頑駄無の師匠で、コミックワールド版では本編の時代で既に故人。そのため、砕牙は大旋鬼の子供を後見する立場にあった。
……とされていたが、上記の「変装して百鬼夜行衆に潜入する任務に従事していた」という事が後から明かされたため、実は表向きには死んだことにしていただけなのではないか?と考察されることも。
漫画版では実際にその設定が採用されており、当初は死んだと言われていながら終盤に本人が登場して人質救出の任を受けている。
販促チラシに掲載されていた大時空SD戦国伝では時代を超えて武者紅零斗丸たちを手助けする。
コミックボンボンの記事によるとかつての「七人の超将軍」のリーダー格である荒鬼頑駄無の息子らしい。
独楽の秘密
元々は、彼の故郷の洞窟に祭られてあったもの。 ある日、彼がこれを見つけて使いこなすべく鍛錬を積みあげていき現在に至る。
この独楽は、二枚の翼型の刃で切り裂いて攻撃する他にも面に描かれた六つの文字のいずれかに止まると相手に攻撃することができる。 その能力は以下の通り
【炎】:相手を炎に包む
【氷】:相手を氷漬けにして、動きを拘束する
【光】:周囲を閃光で包んで、視界を眩ませるをする
【雷】:相手に雷を落とす
【爆】:周囲が大爆発を起こす
【無】:属性攻撃は発動しない
立体物
BB戦士シリーズにラインナップ。荒鬼頑駄無から一部金型を流用しており、武装の一部が付属する。旋風六角独楽は、実際に回して単品で遊ぶこともできる。同時期に発売された撃流破頑駄無(あちらはビーダマ発射ギミックを有している)とともに、当時流行していたホビー要素が持たされている。
関連タグ
飛駆鳥大将軍:先代大将軍。彼の時代から超将軍として仕えている。
武威凰大将軍:現大将軍。
荒鬼頑駄無:父親。模型おける流用元。