一般的な意味では「大火事」を意味するが、ここでは.hack//G.U.に登場するキャラクターについて扱う。
「やはり若ぇもんは面白ぇ!恐れというものを知らん!!」
CV:辻親八
概要
対人闘技場、アリーナでランクを上げていたハセヲにいきなり難癖をつけて「押しかけ師匠」になった男。ただ強さのみを求める彼を話にうまくのせて確実に鍛えてゆく。そして心構えや人間関係など、戦闘以外の様々なところで豪快ながらも彼を導いてくれる。
実はアリーナ初代チャンピオンにして、チャンピオンギルド「イコロ」の創設者。
「アリーナ戦を通じて互いを高め合う」という趣旨のもとに創設したギルドだったが、時間が経つにつれギルドメンバーは自分が強くなることにしか興味を示さなくなり、メンバーと対立した彼は逆に追放されてしまっていた。
そんな「イコロ」の目を覚まさせるため、ハセヲを育て上げ、メンバーにぶつける事を画策する。そして行く行くは彼がアリーナのチャンピオンになる事を望む。
最初はハセヲも彼を煙たがっていたが、ストーリーが進むにつれて彼を「師匠」として認めるようになってゆく。
リアル
緒方幹久
都内在住のプロレス雑誌編集者である35歳の男性で意外と若い。古き昭和プロレスをこよなく愛している二児の父親。ネットと仕事の為に家族とあまりコミュニケーションがとれてないのが悩みだが、妻からは「好きならいいんじゃないの」と理解はされている。
イコロを追い出されたある日、不器用ながら人を引き付ける戦い方をするハセヲに自分の尊敬するカリスマプロレスラーの面影を見て彼を選んだ。
...実はそれ以外にもう一つ理由があり、「.hack//roots」にてリアルの癌が原因で亡くなった登場人物、フィロの友人でもあり、生前に「気が向いたら頼む」とハセヲのことを任されていた。
押し付けを嫌う彼らしい物言いだったため忘れかけていたが、アリーナで注目したPCこそ彼の言う”ハセヲ”であることに気づく。そして、亡き友人と自分の目的の二つの為にハセヲを導いたのだった。