※本記事では広島県の駅を説明する。その他の駅・電停については→大町駅を参照
説明
広島市安佐南区大町東二丁目にある、JR西日本可部線と広島高速交通1号線(アストラムライン)の駅。
1994(平成6年)年のアストラムライン開業に際して同時開業。このとき、交差する可部線にも同駅が設けられた。
アストラムライン
島式1面2線の高架駅。平日朝方ラッシュ時には、本通方面への折返し列車も設定されているため、広域公園前方に引き上げ線がある。
JR西日本(JR-B08)
1面1線の地上駅。同駅が開業した際、旅客輸送量が増加することが見込まれ、1駅可部寄りの緑井駅に行き違いおよび折り返し設備が設けられた。現在、広島~緑井の区間列車の設定があるのはこのためである。
可部線の前身「広浜鉄道」時代には、同じところに「安」駅が所在し、国有化後も営業していたが、第二次世界大戦の影響により1943年9月末限りで休止。戦後も復活せず、事実上の廃駅状態とされた。
したがって当駅は、実質的に安駅を改称の上で復活させた駅であるとも言える。
次の駅
【広島方面】古市橋駅(B07)
利用状況
近況
広島市統計書によると、2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員はアストラムラインが4,757人、JR西日本が4,376人である。2015年以降はアストラムラインが上回ったが、それ以前はJRの方が多かった。
利用状況比較表
事業者名 | JR西日本 | 広島高速交通 |
---|---|---|
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 5,587人 | 5,364人 |
2009年(平成21年)度 | 5,586人 | 5,332人 |
2010年(平成22年)度 | 5,632人 | 5,340人 |
2011年(平成23年)度 | 5,590人 | 5,426人 |
2012年(平成24年)度 | 5,616人 | 5,534人 |
2013年(平成25年)度 | 5,755人 | 5,715人 |
2014年(平成26年)度 | 5,730人 | 5,693人 |
2015年(平成27年)度 | 4,465人 | 4,803人 |
2016年(平成28年)度 | 4,309人 | 4,784人 |
2017年(平成29年)度 | 4,371人 | 4,841人 |
2018年(平成30年)度 | 4,381人 | 4,847人 |
2019年(令和元年)度 | 4,376人 | 4,757人 |