概要
アニメオリジナルストーリーである第5話・第6話に登場。元・日本軍人の玄人コンビ。
「大陸コンビ」は、徳三とエビスの(自称)コンビ名であり、「東洋一」とも自称するが、その背景には深い秘密がある。
戦時中、出兵先の中国の裏世界における闇麻雀で、「言いがかりをつければ殴られ、サマがバレようものなら殺される」という一方的な無法に苦しみ、命がけでコンビ技を磨き、やがて中国(の裏世界)で無敵となったことから、「東洋一」、「大陸コンビ」を称するようになった。
終戦による除隊後は帰国し、その磨き抜いた技で新宿を中心とする賭場で素人も玄人も打ち負かして金を巻き上げていた。新宿随一と言われた房州でさえも一人では歯が立たず、雀荘の便所の窓から逃げ出すほどだった(これがアニメにおける房州がコンビとなる哲也を探し当てる切っ掛けになった)。
雀荘「東」に居座っていた折に、哲也を引き連れた房州と再会し、エビスが房州に「金を払わなかった」罰として鉄拳制裁を喰らわす。そして、房州・哲也の「新宿一」との決闘が繰り広げられる。
使用する技は、積み込みに必要な牌を早積みで引き込み、サイコロの出目を正確に出し、配牌時に「大三元」や「字一色」などの役満を聴牌し、相手が技を仕掛ける前に役満を和了る超短期決戦というもの。他にも、ブラフとして「通し」を装った会話をする。ユウさんは「この技を使う玄人は日本に存在しない」と言わしめた。
対局時には自分たちが優勢であったが、「東洋一の大陸コンビ」などと手柄を謳い慢心していたことが仇となり、房州の機転により隙を付かれた上、ユウさんからの叱咤激励を受け、底力を発揮した哲也と房州に技を真似され、賽の目を足で卓を揺らされて出目がズレたことにより敗北を喫する。
徳三(とくぞう)
CV:江川央生
長身の男。ギョロ目とカイゼル髭、全開した軍服が特徴。
エビス
CV:西脇保
小柄で小太りながら筋肉質の男。名前の通り「エビス顔」をしており、戦闘帽とランニングシャツが特徴。