曖昧さ回避
- 阿佐田哲也作のギャンブル小説『麻雀放浪記』の登場人物で、主人公・坊や哲のライバル的存在の博打打ち。同作外伝の『ドサ健ばくち地獄』では主役になった。派生作品でも概ね、坊や哲のライバル・宿敵ポジションとして描かれる。『麻雀放浪記』が実写映画化された際の演者は鹿賀丈史(1984年版)・的場浩司(2019年版)。
- 上記の『麻雀放浪記』を原案とした、さいふうめい/星野泰視の麻雀漫画『哲也-雀聖と呼ばれた男-』の登場人物。pixivではこちらのイラストが大半を占めるため、本記事では彼について説明する。
概要
誰が和了れるかなんてわかるもんか。だからこそ博奕は面白えんだよ。
CV:大塚明夫
物語中盤に登場する主要人物。哲也の宿敵。
東京大空襲の時に母親が焼死し、アメリカを憎む。
かつてはママの恋人であり同棲もしていたが、ドサ健の性格が変わってしまった事でママと別れる。
哲也が北への旅から戻って来た時、上野の支配者として麻雀の近代化と同時に自分たちにとって都合のいいカモを量産し、新宿の陥落を目論んでいた。哲也と初めて戦ったときはサラリーマンを装い、本気で戦わなかった。
ドサ健率いる上野四天王が敗れた後、新宿と上野の闘争を捨てて哲也と戦って勝利。
少年時代、神保以外の誰からも愛されずに育ってきたため、「孤独」を自身の型(フォーム)としている。
哲也との戦いの後、ラスベガスへ渡り300万ドルのギャンブルで勝った金を持って帰国。更なる上を目指すため成長した哲也と戦い、三番勝負で敗れる。
三番勝負の後、ラスベガスにてディーラーとして働く。
最終学歴は尋常小学校中退であり、哲也が作中で唯一学歴コンプレックスを感じる人物である。
極度の緊張が襲うと、対局が終わった後に嘔吐する。
喧嘩が強く3人相手で戦うと無傷で勝利し、数人の米兵に殴られても倒れない丈夫さを持っている。