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カードテキスト編集

永続魔法

このカードがフィールド上に存在する限り、

お互いのプレイヤーはデッキを裏返しにしてデュエルを進行する。


解説編集

数多く存在する遊戯王OCGの中でも一際特異な効果を有する永続魔法。このカードが発動している限り、お互いのプレイヤーはデッキをひっくり返した状態でデュエルを行う。デッキのカードの一番上(デッキトップ)だけをめくっておくわけではなく、デッキそのものを丸ごとひっくり返す。

プレイヤーのライフポイントやフィールド、手札、墓地などの他のカードには何も影響せず、互いのデッキにのみ非常に特殊な影響を及ぼすカードである。


デッキがひっくり返っていることを除けば各フェイズやカード効果の処理はそのまま行われる。例えばカードをドローする場合は、そのひっくり返っているデッキの一番上からドローする。当然、本来は伏せられているカード自体が裏返っているのだから、自分にしても相手にしても次にドローできるカードが丸見えである。数ターン経過後にはお互いの手札が全てわかってしまっているという場合もあり得る。はたき落としマインドクラッシュなど、デッキや手札の内容がわかることを有効に利用できるカードとコンボすると面白い。D-HEROダイヤモンドガイ森羅等、自分のデッキの一番上のカードを利用するカードとのコンボも有効である。ただし、相手も似たような効果を持つカードを持っている場合は同様の戦術が取れることを忘れないように。

ちなみに永続魔法なので、フィールドを離れるとその瞬間に効果は打ち消され、デッキは元通り裏向きになる。つまり、寸前までデッキの一番上にあったカードが今度はデッキの一番下になる。相手が切り札をドローしそうになったら相手のカードをデッキに戻すなどして相手がデッキをシャッフルせざるを得ない状況を作ったり、このカードを破壊してデッキをひっくり返し、ドローを大幅に遅らせるという手もある。逆に自分のデッキの一番下に狙ったカードを送り、デッキをひっくり返して一番上に持ってくる事も可能。


なお、このカードの効果はあくまで「デッキを裏返す」ことのみであり、その結果としてデッキトップが確認できるようになっているだけである。「デッキの上面」を見るのは自由だが、その下(つまり2枚目以降)のカードの内容や順番を故意に確認するのはルール違反となる。デッキをシャッフルする、デッキの枚数を確認するなどの処理が必要の場合はその時だけデッキを元通り裏側にして処理を行い、それが完了したならまたデッキをひっくり返してデュエルを再開する。デッキトップがずれて2枚目以降がバレてしまうなんて事がないようにお互いに気を付けよう。


非常に特殊な効果を有するためか、ゲーム作品において使用すると時々バグが見られる場合がある。

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