ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要

遊戯王OCGに登場する永続魔法。そのカード名やイラストはデュエルターミナルの端末を連想させるものとなっている。

その効果はお互いのメインフェイズ2をスキップするというものであり、メインフェイズ2の存在しないスピードデュエルのルールを再現するというコンセプトだと思われる。


DTにまつわる世界観自体を指して使われる場合もある。


カードテキスト

永続魔法

自分メインフェイズ1にこのカードを発動できる。

(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、

お互いのメインフェイズ2をスキップする。


解説

そして効果の実用性についてであるが、メインフェイズ2をスキップしてもメインフェイズ1は残るため、メインフェイズにやっておきたい事はそちらでそちらでやればいいため一見すると大して強力なカードには見えないだろう。

実際、考え無しに発動して何らかのアドバンテージを得られるカードというわけではない。


しかし、他のカードと組み合わせる事でトリッキーな動きが可能となる。

このカードのテキストを見て多くのデュエリストがまず考えるのは、メインフェイズ1をスキップするタイム・イーター燃え竹光と併用する事であろう。

2つのメインフェイズを両方封じてしまえば多くの行動を封じる事ができ、相手のデッキや手札次第ではモンスターを展開する事も魔法罠カードをセット・発動する事もままならなくなってしまう事態も充分考えられる。

ただしバトルフェイズに入る事自体は可能であるため、メインフェイズ以外にモンスターを展開されるなどした場合攻撃を許してしまう点を覚えておきたい。


他にも、メインフェイズに行っておく行動を全部バトルフェイズの前に済ませなければならなくなるという点を活用するという事も考えられる。

例えばモンスターの通常召喚やリンクモンスターシンクロモンスターエクシーズモンスター等の召喚はメインフェイズにしか行えないのが通常である。

そのため並べた素材のモンスターで攻撃してメインフェイズ2にリンク召喚等を行った方が相手に大きな損害を与えやすい場合でも、攻撃の前にリンク召喚等を行う事を強要できる。

またそうしてエクストラデッキから召喚されたカードをペンギン・ソルジャー新風のバリア-エア・フォース-のようなバトルフェイズに相手モンスターをバウンスしやすいカードで狙う事も考えられる。

自分は緊急同調等自分のメインフェイズ以外にそれらの行為を行うカードと併用して相手の想定の裏をかくのもいいだろう。


また、魔法・罠カードをセットしたり速攻魔法以外の魔法カードを発動するのもメインフェイズにしか行えない。

特にセットしておきたい魔法・罠カードがある場合にはバトルフェイズには既に伏せておかなければならないという点を活用する事が考えられる。

バトルフェイズに魔法・罠カードが多い程効力を発揮するN・フレア・スカラベ剣の女王、相手の攻撃宣言時に魔法・罠カードを破壊できる邪神の大災害等といったカードとコンボできるのである。

そのためこのカードを場に出しつつ意味ありげにカードを伏せるだけでもそうしたカードを伏せたと思わせてカードのセットを躊躇させるブラフにもなり得る。

魔法・罠カードゾーンを圧迫するという難点はあるが、相手ターンに魔法・罠カードを破壊するカードを多用するアーティファクトと併用するのも面白いかもしれない。


このように、単体では強力と言えるカードではないが、工夫次第で複雑なコンボや戦術、駆け引きを考えられる上級者向けのカードと言えるだろう。


関連タグ

永続魔法 スピードデュエル

古のルール:こちらは初期の公式ルールを再現する。


外部リンク

遊戯王カードWiki - 《端末世界》

関連記事

親記事

永続魔法 えいぞくまほう

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1028600

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました