概要
略称au(←英astronomical unit)。太陽と地球の平均距離、約1億5000万㎞を1auとする。
太陽系の広がり・太陽系天体間の距離を把握するのに有用な単位である。また、ある天体が太陽から受ける影響の大小(光、重力等)を、地球との比較で容易に理解できる。
たとえば下の一覧に見るように、金星は太陽から0.7au、木星は5.2au、土星は9.8auの場所を公転している。惑星が恒星(ここで言う太陽)から受ける光量は距離の二乗に反比例するから、金星から見る太陽は地球の約2倍明るく、一方木星では地球の約25分の1、土星では約100分の1の明るさということになる。