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センシティブな作品

概要

↑のイラストのように『民間人を拉致・誘拐しては奴隷として売り飛ばす』という悪党(犯罪者)そのものな輩もいるが、近年のWeb小説及びそれを書籍化したライトノベルの人気ジャンル異世界もの系の創作作品では『(作中世界のルールにおいて)合法的に奴隷を得る(もしくは売却する)ために取引する相手』といった立ち位置で登場する。

客との商売で奴隷商人が商品として扱う奴隷は『亜人含めての美女』『戦闘能力が優秀』等の場合は高額なのがお約束であり、主人公がその奴隷を得るための金策で奔走するケースも見られる。

ただし、『完治が極めて難病や呪いに身体が蝕まれている』『四肢のいずれかや片目が欠如している』等と言ったいわゆる訳ありの奴隷に関しては定価より安い値段で提供してくれる。

補足

単に奴隷の売買をするだけでなく、奴隷に関する固有の技術を持っているケースもあり、

『奴隷が自分を購入した主人に逆う…特に『主人に危害を加えたり命令に背く』といった行為を一切行えなくするような首輪や刻印及びそれを解除するための方法』というのがお約束である。

また、『奴隷』という表通り(表の世界)では大っぴらにはできない商品を扱うビジネスであるが故に、破ってはいけないルール(『魔法やスキルなどで洗脳状態にした者を奴隷として売買してはならない』等)も存在し、もし破れば重罪になるため(奴隷商人として)厳守する作品も見られる。

余談

『主人公が奴隷を得るための取引相手』だけでなく『主人公自身が奴隷商人である』という創作作品も近年ではいくつか創作されるようになっている。

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奴隷 商人

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  • 奴隷商人

    奴隷商人 Ⅴ

     クレオパトラにプローブを放出したベータ本体は、地球を離れて、別の星系に移動していった。この時点で、純粋知性体本体のアルファ、ベータ、ガンマ、デルタは地球にいない。残っているのは、彼らのプローブユニットだけだった。  ベータ本体と離れたプローブユニットは、代々のクレオパトラの中で変質していった。狂い始めていた。近親相姦を繰り返し、DNAが変質していった彼女らに影響を受けたのだろう。  未来の分岐した第4ユニバースにいた純粋知性体のアルファは、この元々のユニバースの変貌の萌芽に気づいた。彼?彼女?それは、第4ユニバースで発見した人類の女性が死亡した時に、彼女の思念を知性体化して、紀元前47年の地球に連れてきた。アルファは、プローブを放ち、プローブはフェニキアの奴隷商人のムラーに憑依した。人類の女性の知性体は、コーカサス人女性に憑依させた。  アルファの意図は、せっかく、1950年頃から遊んでいる第1から第4までの将来の分岐したユニバース4つが、狂ったベータのプローブの活動で変質することを防ぐことである。むろん、変わったところでアルファにとって痛くも痒くもないことだが、お楽しみの機会をたかがベータの狂ったプローブによって奪われるのが癪に触ったのだ。  アルファはベータが嫌いだった。純粋知性体になる前の太古の昔から、ベータの種族は虫が好かなかったのだ。アルファの先祖が酸素呼吸系種族で、ベータが塩素呼吸系種族だったことも原因なのだろう。
    25,828文字pixiv小説作品
  • 奴隷商人

    奴隷商人とその時代

    異世界ファンタジーで、ウンコをどう拭くか?とか、お風呂の話をしつこく書くのは私くらいでしょうか? いつも私が書くフィクションは、日本を舞台として、せいぜい1970年代からのラブコメであったり、SF・近未来小説であったりします。登場人物もほとんど日本人です。 その私が、紀元前46年、47年を中心とした古代エジプト、古代ローマのお話を書き出したか? 塩野七生さんの『ローマ人の物語』なんかを読んでいて、 1.塩野さんはそれでもよく書く方だが、ローマ史、ヘレニズム史の文献や小説を読んでいても、そこに生きた人間たちの生活がさっぱりイメージできない、 2.あまりに17~19世紀のアフリカ―アメリカの黒人奴隷貿易の印象が大きすぎて、紀元前から続いた奴隷制度、それが現在の白人至上主義の時代ではなく、コーカサス系の白人蛮族もいたし、ギリシャ系の白人種もいた、ということを書いているものが少ない、 3.同じく、17世紀のオスマン帝国のハレム制度の印象が大きすぎて、紀元前から続いてあった一夫多妻・一族制度はイスラムのハレム制度と違った形態であったのに、それを書いているものが少ない、 4.例えば紀元前49年と言ってもピンと来ない、 とこういった理由です。
    22,975文字pixiv小説作品
  • 奴隷商人

    奴隷商人 Ⅹ

    【砂漠行11日目】 200+90キロ  30キロ、大スフィンクス方向に進んだ。残りあと3日。昨日のムラーとの話は重かった。第1~4ユニバースまでの運命がこの一戦にかかっていると思うと気が重い。どうしてもクレオパトラ7世は抹殺しないといけないが、できるんだろうか?  目的地の南の大スフィンクスは、ギザの大スフィンクスからほぼ南に50キロのところにある。近くには、エジプト古王朝のメイドゥム・ピラミッドがあり、その北15キロの位置にある。敵地に近づいているので、警戒は厳重にしないと。  今日の夕食は私が料理する!ということで、さて、何を作ろう?旅も終盤、食料の備蓄も残りわずか。大スフィンクスの戦闘で生き延びられたら、私かアイリス、イシスがアフロダイテ号、アルテミス号まで行って食料を抱えてくればいいので、着くまでの3日間で食料の備蓄はみんな食べてしまおうということになっている。しかし、ロクな食材が残っていない。  スペルト小麦はあるので、ポレンタを作ろう。紀元前にトウモロコシなんてアメリカ大陸原産のものはないので、小麦で作るのだ。銅鍋に水10リットルを入れて沸騰させ、塩を加える。そこにスペルト小麦の粉2.5㎏を加え、素早くかき混ぜてダマができないようにする。火はずっと強火で、かき混ぜながら煮て、ポレンタが固まったら焚き火から遠ざけて火を弱める。煮る時間は約45分。  ブルメンタリア(乾燥肉)、ヒヨコマメ、ヒラマメ、エンドウマメでスープを作る。無発酵のパンを焼く。チーズは乾燥していたがまだあったので、火で炙ってパンにのせる。濃い緑色のオリーブオイルの一番搾りをパンに付けて食べればいいだろう。オアシスの村から買ったデーツとナッツがまだあった。砂漠の旅なのだ。贅沢は言っていられない。  両脚を踏ん張ってスゴイ格好でポレンタをかき混ぜる。火が通ってくるとポレンタは粘度が増すので力がいるのだ。少なくても、念動力で鍋を押さえているのでいいけど、普通だったら一人じゃできないわよ。
    13,935文字pixiv小説作品
  • 旅の竜

    旅の竜:2

    壊れてしまった世界で竜の少女が旅をする 雑記: 人物の外見描写をどのタイミングで入れるかなかなか難しいですね。
  • 奴隷商人

    奴隷商人 Ⅲ

    「アイリス、なぜ、お前が俺たちに協力するんだ?お前は、不完全とは言え、ベータのプローブユニットなんだぞ!」 「いえ、不完全だからこそ、完全にプローブ化したクレオパトラと違って、私の元々の人間の属性も残っています。そして、この世界を変えてしまおうというベータのプローブユニットは今や狂っていると思うのです。私は私の世界を狂った知性体に変えてほしくありません」 「なるほど。わかった。協力関係を築けそうだな」 「ムラー、私たちには武器も何もないのよ!」と絵美。 「絵美様、アレキサンドリアの王国の秘密の武器庫に、高性能爆薬やレーザー銃、携帯式レールガンの銃、火薬を使った銃が保管されています。それを奪取すれば、武器は手に入ります。問題は、私の不完全な記憶は、半神半獣や半導体の工場の場所を知らないのです」  俺は引き出しを開けた。例のパピルスの文書だ。「アイリス、これはエジプトから入手して、アヌビスが狙っていた文書だ。これに何か書いてあるかもしれない」 「それはもしかすると、工場の位置を記したもの?」 「わからん。解読できないんだ。もう一つの暗号鍵を書いた文書が必要なようだ」 「それはどこに?」 「俺の手下の海賊、ピティオスが知っているかもしれない。ただ、彼は今航海していて、まだフェニキアに戻ってこないんだ」 「じゃあ、その海賊が戻るのを待つしかありませんね。その間・・・」 「お前の知っている王国の秘密の武器庫のこととか、武器をどう盗み出すかとか、作戦を練ろう」 「わかりました」
    41,081文字pixiv小説作品
  • 奴隷商人

    奴隷商人 Ⅷ

     アイリスの横で飛行していると、アイリスが真っ暗で何も見えません!という。人間の可視光線に相当する電磁波の波長は、下限は360 ナノメートル、上限は830 ナノメートルで、360 ナノ以下は紫外線、830 ナノ以上は赤外線になる。視覚の可視光線の波長の上下限を拡げればいい。これは私もできる。紀元前の世界に来た時、真っ暗だったから、ムラーに文句を言ったら教えてくれたのだ。 「アイリス、自分の視覚の可視光線の波長の上下限を拡げるのよ」 「そんなことを言われたって・・・」 「イメトレで・・・笑うんじゃないわよ!左右の目尻を横に引っ張って、拡がれって思えばいいのよ!」 「え~、そんな!変顔になるけど・・・あれ?見えた!」 「昆虫や鳥の視覚域ぐらいに拡がるはず。目に赤外線・紫外線受容体ができたのよ。X線域までも拡げられる。でも、人間と付き合う時は人間の視覚域に戻さないと相手に合わせられなくなる。カラスが紫に見える。サソリを夜見ると紫色だし。色の三原色がなくなっちゃうんだから。三原色はあくまで人類の色覚なのよ」 「わぁ~、私、本当に人間じゃない化け物だったのね!」 「今更何を言っているのかしら。私よりも人間の体に入っている期間が長いのに」 「・・・じゃあ、移動速度を上げると、息ができなくなるのって、どうするの?」 「あなた、何も知らないのね!自分の周囲の空気も体と一緒に移動させればいいじゃないの!」 「え?あ!そうか!」 「速度を上げたら、移動する空気の先端を鋭角にするのもお忘れなく。空気抵抗が増えて速度が鈍るでしょ?」 「お!楽に飛行できるようになった!・・・ねえ、絵美?」 「今度は何?」 「私ができることって、クレオパトラはできるのよね?」 「あなたはプローブの断片だけど、プローブをほとんど持っている彼女は、ムラー並のことができるわ」 「・・・つまり、私じゃ彼女に勝てないってことね?あなたは?」 「私は人間ベースの知性体だから、アルファがどのくらい私に能力を与えたかによるんじゃないかな?でも、プローブには勝てないような気がする。アイリスとドラゴンボールのフュージョンみたいな技を出せば、かなり破壊力は増すかもしれないけど」 「ムラーやあなたは日本のアニメの知識があるけど、私にはわからないわ!フュージョン?ところで、ナメック人って何?神殿の武器庫で言ってたけど?」 「・・・同じく、ドラゴンボールで、ナメック星人というのがいて、頭さえ無事なら体の一部が損傷しても自由に再生できる能力を持っているのよ」 「ムラーの血清で腕が治ったり、新しく生えたりするのは、ナメック星人みたいなもの?じゃあ、ムラーは頭さえ無事なら体は再生するの?」 「心臓がやられたら、血液循環が停止して脳死になるから、頭と心臓、脳に血液を送る循環組織が無事なら再生は可能じゃないかな?」 「武器庫の戦闘で、エミーの右腕は血清で再生できたけど・・・」 「ムラーに聞いたら、バカかと言われたわ。知性体に血清を使うな!念じれば勝手に生えてくる!って怒鳴られた」 「・・・私もそうなの?」 「そうじゃないの?」 「ますます、私、化け物じゃない!」 「だから、ムラーが言ってるでしょ?俺たちは化け物だって」 「・・・人間に戻りたい・・・これじゃあ、セックスの時だって、恥ずかしいから明かりを消して、なんて必要ないじゃないの!第一、人間の男とはセックスできない!男が射精したらそいつは死んじゃうんだから!不幸よ!私は不幸よ!」 「あなたの場合は、私よりも無理。人間のアイリスとプローブの断片が融合して分けられなくなっているんだから、戻れないわ」 「泣きたくなってきた」 「ホルスをぶっ殺してから泣いて頂戴!ホルスはどこかしら?
    32,978文字pixiv小説作品
  • この世界の在り方と僕の答え

    最近私の小説について大変ありがたい意見をたくさんいただけているおかげでどんどん成長していけている気がします。なのでこれからもどんどん頑張ります。 一応今回はちょっと閲覧注意かもしれません。それではどうぞ
  • 奴隷商人

    奴隷商人 Ⅵ

    「あら、怖気づいた?」 「・・・」 「行くだけで、生きて戻ってきたら金貨百枚。死んでも、遺族に金貨百枚がわたるように手筈するわ」 「・・・アイリス様も行かれるんで?」 「もちろん」 「まいりましょう。いいですわ。死ぬかもしれねえんですね。あ~、死ぬ前にアイリス様を抱いてみてえ」 「それはムラーに八つ裂きにされるからダメだわ。私、ムラーにしか抱かれないの。でも、さっき見たら、エジプトの女奴隷で私に似ている子がいたから、釣りが終わったら、その子を私だと思ってお抱きなさい。手下に話しておくわ」 「まあなあ、無理だよなあ。アイリス様なんだからな」 「あなた、私のあそこ見て、勃起してるじゃない?」 「おっと、バレてました?」 「腰布の下がカチンカチンよ」アイリスがそこを指ではじく。 「痛え!」 「さあ、イカをたくさん釣らないと、私に似た子、抱けないわよ。早く釣って頂戴」 「わかりやした。しょうがねえ。あなたに似た子で我慢しましょう」 「まあ、若い男に『あなたを抱いてみたい』って言われて、悪い気はしないわね」 「あなただけですよ、こんなことを言えるのは。エミー様やソフィア、ジュリアだったら、チンコをぶった切られます」
    31,619文字pixiv小説作品
  • 奴隷商人

    奴隷商人 Ⅱ

     仰向けに横たわっている少女に別の少女が、熱いお湯にひたして絞った綿のタオルを下腹部に広げた。脚を広げさせられている。下腹部って言っても、そこ陰部よね?横たわっている少女は熱そうだ。  ソフィアが20世紀で言うアイランドスタイルのタイル張りのテーブルに幅広の包帯を広げた。ミイラに巻くようなヤツだ。そこに杓子でグツグツした蜜蝋を均等にたらしていく。フーフーと拭いて、半分固まるぐらいで、少女の陰部に包帯を貼る。少女はあまりの熱さに唇を噛み締めている。しばらくして、蜜蝋が固まったようで、ソフィアが遠慮なく、包帯を引き剥がす。手伝っていた少女二人がその女の子の手足を押さえつけている。あまりの痛さに少女が背をそらすが、手足を掴まれていて、動けない。 「ほら、エミー、これがムダ毛処理よ。じゃあ、エミー、あなたも横になってね」  あ~、聞くんじゃなかった。これは、20世紀の脱毛法のブラジリアンワックスじゃないか!私は、少女たちの手前、拒否もできず、泣く泣くベッドに仰向けになった。ソフィアがニタァ~と笑って「今まであまり脱毛してこなかったようね。でも、コーカサス人で、ムダ毛も薄いから、そんなに痛くないわよ。でも、全身くまなく脱毛しましょうね。ムラー様に抱かれるんだから、キレイにしておかないと。おケツの毛もキレイにしましょうね」と言う。  ソフィアに全身くまなく、やられた。すね毛はもちろんのこと、おケツの毛なんて、四つん這いにさせられて、脚を広げさせられて、肛門から縦筋、あそこまで、ベリッとやられた。ベリッ!!だった。全身が因幡の白うさぎになったのだ。私、肛門なんて他人に見せたことないのよ!  私の中のエミーが「絵美、あんた、なんてことを私の体にしているのよ!痛い!痛い!痛い!」と悲鳴をあげる。私だって悲鳴をあげた。でも、ソフィアは容赦なかった。「終わったわ。もう、全身、ツルッツルだわ」と嬉しそうに私の肌をなで上げた。痛い!
    50,641文字pixiv小説作品
  • 奴隷商人

    奴隷商人 Ⅶ

     副官が持ってきたナイフは、ローマ軍の歩兵が使う全長40cmほどのグラディウスという両刃の短剣だった。これでいいかしら?重いかしら?と聞くと、マンディーサはグラディウスをブンブン振り回して、ちょうどいいです、使いやすいという。使いやすい?この子、人を殺したこともありそうだわ、と思った。ますます、気に入った。  何をするんですか?と彼女が聞く。私に向かってきて、手合わせしましょうよ、手加減抜きで、と言うと、怯んだ。アイリス様相手にできません、と言う。あら?自信があるのかしら?心配しないで。私もちょっとは使えるんだから、と言った。頭を振って、どうなっても知りませんよ、とニヤッと笑う。  二人とも、左手を背に回して、短剣を合わせた。マンディーサは飛び退って、突っ込んでくる。「手加減しませんよぉ~!」と叫んだ。もちろん、私は手加減する。プローブが入った人体は改質されるのだ。私の体は見かけは柔く見えるが、筋力は男性よりもある。動体視力が強くなっているんだろう。剣筋が止まって見えるのだ。エミー様と同じ程度の実力だろう。たまに闘ってみるが、五分と五分の腕前なのだ。 「マンディーサ、服は気にしないで頂戴。切れたら、私の服をあげるから。良い腕だったら、金貨がいっぱい貰える機会をあげるわ」と言う。彼女の目の色が変わった。金貨だもん。  彼女も結構手強い。膝を曲げて、しゃがんだと思うと急に伸び上がって意表をついた動きをする。甲板作業をしていた手下どもが寄ってきて、見物し始める。声援は私とマンディーサで五分だわ。昨日、彼女とやった手下が彼女を声援している。男には好かれるんだね。でも、心配そうにマンディーサを見ている。彼らは私の腕前を知っているのだ。  彼女は、今晩も男相手にやるんだから(私もそうだけど)体に傷がつかないように注意した。5分、10分、だんだん彼女の息が上がってくる。私も息があがったフリをした。彼女の目がギラギラし出した。殺す気で向かってくるつもりね。いいでしょう。  私の左側に突っ込んできて、突きを入れると見せかけて、フェイントで短剣を跳ね上げてきた。刀身で受けた。今度は私。少しずつ、彼女の服を切り刻む。チュニック(ワンピース)が切り裂かれてボロボロになっていく。腰布と胸帯が半分見えている。  最後に、短剣の刀身でマンディーサの側頭部をあざが残らない程度に叩いた。彼女は、仰向けにぶっ倒れて、白目になった。「よく頑張ったわね、マンディーサ」と声をかけた。聞こえないだろうけど。
    43,180文字pixiv小説作品
  • 第一話 異世界転生したら奴隷商人だった

    今回は初めての異世界モノのオリジナル作品です。今のところ三話までプロットが出来ているので時折息抜きを挟みつつどんどん書いていこうと思います。リクエストくださった方ありがとうございます。 (ちなみにマジで書籍化狙っていきますので、編集者の方どうかお声がけをお願い致します。)
  • 色々と間違ってる異世界サムライ

    第32話:勇者の計算外その7

    転生寺の大仏像が月鍔ギンコの転送先を間違えたお話。 その為、ミコ殿やルゥちゃん殿は登場しませんが、その代わりに【経験値貯蓄でのんびり傷心旅行】のウンコセインが登場します。 ハーメルン版→https://syosetu.org/novel/328511/ 暁版→https://www.akatsuki-novels.com/stories/index/novel_id~28916 星空文庫版→https://slib.net/120442
  • 奴隷商人

    奴隷商人とその時代 (続き)

     ムラーの奴隷家族にも毎日風呂に入れと命じた。石鹸とシャンプーを大量生産した。金はかかるが、長期的に見れば奴隷の健康状態が改善され、病気にかからず、働けるので、寿命も延びて、元は十分取れる。ムラーのクリエンテスは、旦那様の奴隷はみんな健康で肌艶も良くて、頭シラミもいませんや、と感心している。  奴隷家族は、毎日の入浴時間を指定した。みんないっぺんに来られたら、水質が一気に悪化するからだ。1日4回、お湯が入れ替わるだけだから。奴隷家族には交代で風呂の清掃をさせた。デッキブラシを作らせて、風呂場の床は毎日こすらせた。浴槽の水は、2日に1回、水を全部抜いて浴槽の壁面・床面もピカピカにさせた。  古代ローマでは公衆浴場が発達して、中世ヨーロッパよりも清潔だったなどと言われるが、入浴を嫌うキリスト教の考えで入浴をほとんどしなかった中世ヨーロッパ人よりは比較的清潔、という程度だ。  ローマ式公衆浴場は、安い入浴料を払えば誰でも入浴できた。そいつらの中には、皮膚病持ちや性病持ちもたくさんいる。それで、でかい公衆浴場の浴槽なんて、足し湯の量もそれほどではなく、循環式だから水の入れ替えなど1日に1回もなかっただろう。浴槽の水を抜いての清掃など、1ヶ月に1回程度だ。  だから、皮膚病持ちや性病持ちが入浴して、その細菌がお湯の中で繁殖、他の人間が感染するということになる。ムラーと私は、一家の人間、奴隷家族にフェニキアの街の公衆浴場に行くのを禁じた。もちろん、こっちの家族風呂の方が清潔で石鹸もシャンプーもあるので快適、誰も公衆浴場に行かなくなった。  ただし、公衆浴場でいろいろな話が聞けるので、その情報が遮断されるのは困る。そこで、ムラーは、週に1、2度、彼のクリエンテスを家族風呂に招待して、入浴、食事を提供した。これで街の噂話が聞けることになる。
    23,469文字pixiv小説作品
  • 奴隷商人

    奴隷商人 Ⅳ

     いいこと?20世紀の小説家!マンガ作家!紀元前にはケツを拭く紙はないんだからね!古代ローマでケツを拭くのは、ウンコをこそぎとる木のへらとみんなで使う海綿スポンジなのよ!・・・興奮してしまった!  そう言えば、歴史書で、オクタウィアヌス軍とクレオパトラ/アントニウス連合軍が闘ったアクティウムの海戦で、クレオパトラはエジプトの艦隊の旗艦に乗船していたけど、彼女、お風呂やトイレはどうしていたんだろう?  なんて思っていると、エミーが、ああら、20世紀のか弱いお嬢さんはどうしようもないわね。私なんか、黒海東岸のアディゲ人の村から拐われてきて、ピティアスの船とは比べ物にならない小さな船で二週間も航海してフェニキアに来たんですからね!  おしっこ、ウンコ、だって?そんなもん、海賊が見ている前で、その前で、木の桶よ、桶!桶にまたがってしたわよ!その桶を自分で海水で洗ってたわよ!真水を使えるのは、数日に1回、港に寄港したときだけ。  私は族長の娘で巫女長で処女だから、奴隷の売値が下がるので手をつけられなかったけど、他の拐われた女たちは、海賊にバカスカ犯されてたわ!絵美さん、お嬢様、贅沢言うんじゃないわ!と絡まれた。  まあ、確かに。20世紀にフェリーで優雅に船旅を楽しむわけじゃない。エジプトには戦闘に行くのだし。諦めよう。
    33,877文字pixiv小説作品
  • 秘密

    最近はバッドエンドものばかり書いてたので、たまにはこういうのも。 ちゃんとしたtransfurをいい加減書きたかったんですよね。なかなか題材が無くて。
  • 奴隷商人

    奴隷商人 Ⅰ

     娼館を通り過ぎると、アラビア風の作りのアーチ型の柱を連ねた大理石の建物が数棟続いて建っていた。ここもまた奴隷市場だそうだ。奴隷市場ばっかりだ。 「アブドゥラ、のぞいてみるかね?」 「ええ、旦那様、ベッピンの出物があるかもしれません。そうそう、農園に力の強い壮年の男の奴隷も必要です」  私たちは、アーチ型の門を通り、くねくね曲がる廊下を歩いた。奴隷商人のしもべたちが私たちにお辞儀をしては忙しげに通り過ぎていく。中庭の大広間に入った。  大広間は、中心に大理石のベンチの演台が設けられている。演台の上には、地中海世界の津々浦々から集められた男女の半裸の奴隷がポーズを付けて立っていた。さっき、私、じゃない、エミーと同じようだ。  その周りを、男女のバイヤーが集っている。体を触って筋肉を調べる者、陰部に手を這わせる者。商人はビジネスライクに奴隷を試しているが、一般のバイヤーは目的が夜伽にある。男も女もフェロモンを撒き散らして、奴隷に触れている。  アラサーの漆黒の肌をした美しいマダム(ムラーは彼女はたぶんエチオピア人だと言った)が、金髪碧眼のアディゲ人(チェルケス人)の半袖で丈が膝上までしかないリネンのチュニックをまとったティーンであろう男子の奴隷の股間をまさぐっていた。  根本から局部の硬度を試すためにすりあげているようで、その奴隷は羞恥と心地よさに複雑な表情を浮かべていた。入荷して間もないんだよ、とムラ―が説明する。こういう場面にはこの子は慣れていなさそうだ。 「なんだ、アフロダイテじゃないか?」とアブドゥラがマダムに声をかけた。 「あら、アブドゥラの旦那。こんなところでお会いするとは恥ずかしい」と漆黒の肌のまだ色気が失せない美女のマダムが上目遣いにアブドゥラを見た。 「なんだ、おまえ、発情でもしているのか?この男の子がいちもつをおっ立てて身悶えしているじゃないか」 「いえね、夫がね、最近、若い女奴隷にばかり相手にして、私を相手にしてくれないんですよ。それで、文句を言ったら、『しょうがない、一人、買っておいで』って、アウレウス金貨を十枚くれたものですから、それでね、出物を選んでいるところなんですよ」 「アフロダイテ、目が潤んでるぞ。アラサーなのにもうエロババアの面をしている。よほど体が飢えているんだな」 「そうですよ、アブドゥラの旦那、体が疼いて疼いて」 「しょうがないなあ」 「あら?ムラー様じゃあありませんか?連れているのはコーカサスの女ですか?」 「なんだ、旦那様に初見か?ムラーの旦那、こいつは、私がアラビアから買ってきたアフロダイテです。もう4年前になるかな?ここへ私が連れてきた時は、清楚なエチオピアのお姫様だったのが、ワイン商人のムラビに売って、奴隷からなんと正妻にまでなっちまったんです。4年前は体を触られるのも恥ずかしがって嫌がったのに、今じゃあ、自分の弟の年みたいな奴隷の股間をまさぐって、目を血走らせてやがる」 「ムラーの旦那様、はじめまして。ムラビの妻のアフロダイテでございます。アブドゥラの旦那にはお世話になりましてね。私に夜伽の術を教えてくれたのもアブドゥラの旦那なんですよ」 「あの頃はお前もピチピチだったからな」 「あらいやだ、旦那、女はおぼこのティーンよりも私みたいな年の方がいいんですよ。酸いも甘いも噛み分けてますからね」 「ふ~む、まあ、女も変わるものさね」 「あら!この子のぶつがちょうどいい具合になったわ。旦那様方、失礼して試してみますわね」とアフロダイテはチュニックから腕を抜くと、奴隷のチュニックをはいで、人目もはばからず、男の子の股間に顔をうずめた。
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  • 奴隷商人

    奴隷商人 Ⅸ

    【砂漠行3日目】 50キロ  25キロ、オアシス方向に進む。4年前、テーベからアレキサンドリアに招集されて王宮で暮らしていたが、今までラクダに乗って長距離を旅したことがなかった。昨日のホルス、アヌビス、ベルベル人の襲撃があったので、絵美様、アイリスは、低空で進行方向に飛行して斥候をしている。私も早く飛んで戦闘できる能力を身につけないといけないと思う。飛行するイメトレは習ったので、浮いてチョコチョコ飛ぶ程度はできるようになった。 【砂漠行4日目】 80キロ  今日は砂丘が少なく、迂回しないですんだので、30キロ、オアシス方向に進む。今日の斥候はアイリスだけが行って、絵美様は残った。私に飛行を教えるためだ。砂漠スレスレを低空飛行してキャンプから少し離れた。ホルスが飛んでいたら気づかれるためだ。「自分の周囲の空気を一緒に運ぶつもりで動くのよ」と絵美様が言う。言うほど簡単じゃない。体の向きと進行方向が違う時、進行方向に対して空気抵抗を減ずるように、自然にベストの空力形状にするのが難しい。 【砂漠行5日目】 110キロ  30キロ、オアシス方向に進む。「絵美様は嫉妬心がお強いですね?よほどムラー様が好きなんですね?」と聞いてみた。 「どうなんだろう?私はムラー以外できない体だし。二千年の未来では一夫一婦が普通だったのよ。だから、その組合せの理由付けで愛情なんて感情が発明されたと思う。一種の接着剤。相手が法律的なパートナー以外とやったら不倫と言われて非難される」 「面白そうな世界ですわ。紀元前では愛情なんて感情は贅沢品だと思います。男に限らず女でも相手を養えるなら何人でもいてもいい。一夫一婦なんて言っていたら、養えない社会階層は結婚できなくなるか、結婚しても家族が餓死します。それに7、8人産まないと半分以上死んでしまうので、産むためにはセックスしないといけません。家族が多くないと一家が衰退します。だから、男中心のハレムは必要ですよね?女中心のハレムだっていいですが、子宮はひとつしかないので、産める可能性が低くなります」 「エミーもそういうのよ。ムラーに自由にセックスさせてやりなよ、他の部屋でイジイジするのがイヤなら参加しちゃっても良いわけだし、って。それがこの世界では正しいってわかってはいるんだけどね」 「安心で安全な安全保障環境におかれているから、愛情なんて言えるんです。たいがいが男のほうが財力、権力を持っていますから、力を持つ方は愛情なんて気にしません。力を持たないほうが、女のほうが愛情なんてので、相手を縛りたいってことなんでしょうね?でも、愛情なんて実態のないもの、形而上的なものなら、肉体関係と愛情は別、と思い切ってしまえないんでしょうか?不倫ってイメージできないなあ」 「単純な肉体関係ならいいのよ。でも、不倫相手が乗っ取りを企むとかするから、不倫は避けないといけない関係だったわ」 「第二夫人が第一夫人の座を狙うような?アイリスが絵美様を蹴落として、第一夫人になろうとするみたいな?」 「第一夫人が第二夫人を知らないで、第二夫人が密かに第一夫人になろうとしているみたいなものよ。アイリスと私じゃ不倫の例にならないわ」 「ハレムで、旦那様が忙しい時、玉なし竿ありの宦官に代わりにやらせるのは不倫なんですか?」 「う~ん、各々の家庭で環境が違うものねえ。20世紀の倫理をあてはめちゃいけないわね。少なくとも、ムラーの一家はこれでうまく運営できているってことなんだわね。仕方ない」 「絵美様、今晩、ムラー様と三人でいかがでしょうか?」 「イシス!あなた目覚めたの?」 「アフロダイテ号で旦那様にされてから、体が疼きます。クレオパトラの意識もなくなりましたので、邪念もなくて楽しめそうです」 「じゃあ、お願いしましょうか」 「だって、絵美様、アイリス、私は、他の普通の人間としたら、相手が死んじゃうんですから、選択の余地はないですもの。あれ?アイリスはムスカと試して相手が死んじゃうとわかりましたが、私は試してませんね?もしかしたら、相手は死なないかも?」 「止めておいたほうがいいわよ。相手がもしも射精したら、止まらなくなって、血まででてきて死んじゃうかもしれないんだから。私なんてどうなるの?相手が爆発でもするのかしら?」 「じゃあ、今晩は3Pということで」 「体は3つですが、エミー様もいるので、実質4Pです」
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