概要
↑のイラストのように『民間人を拉致・誘拐しては奴隷として売り飛ばす』という悪党(犯罪者)そのものな輩もいるが、近年のWeb小説及びそれを書籍化したライトノベルの人気ジャンル異世界もの系の創作作品では『(作中世界のルールにおいて)合法的に奴隷を得る(もしくは売却する)ために取引する相手』といった立ち位置で登場する。
客との商売で奴隷商人が商品として扱う奴隷は『亜人含めての美女』『戦闘能力が優秀』等の場合は高額なのがお約束であり、主人公がその奴隷を得るための金策で奔走するケースも見られる。
ただし、『完治が極めて難病や呪いに身体が蝕まれている』『四肢のいずれかや片目が欠如している』等と言ったいわゆる訳ありの奴隷に関しては定価より安い値段で提供してくれる。
補足
単に奴隷の売買をするだけでなく、奴隷に関する固有の技術を持っているケースもあり、
『奴隷が自分を購入した主人に逆う…特に『主人に危害を加えたり命令に背く』といった行為を一切行えなくするような首輪や刻印及びそれを解除するための方法』というのがお約束である。
また、『奴隷』という表通り(表の世界)では大っぴらにはできない商品を扱うビジネスであるが故に、破ってはいけないルール(『魔法やスキルなどで洗脳状態にした者を奴隷として売買してはならない』等)も存在し、もし破れば重罪になるため(奴隷商人として)厳守する作品も見られる。
余談
『主人公が奴隷を得るための取引相手』だけでなく『主人公自身が奴隷商人である』という創作作品も近年ではいくつか創作されるようになっている。